ネバネバの透明の膜の中に
ヒキガエルの卵が入ってます
本来は水場でないと
生きられません
干からびてしまいます
我が家には水場になるような
池もありませんし
近場には水場も川もありません
それなのに
毎年チビチビの赤ちゃんカエルが数匹
庭の中を飛び跳ねてるんです
いったいどこから来るんでしょう
庭の七不思議(笑)
2016年に
庭のカエルが
オンブカエルになって産卵してから
ずっとカエルの卵塊を見てませんでした
こんな感じのオンブカエル
2016年のことです
この時は卵塊を拾い上げて
バケツでおたまじゃくしになるまで
育てました
これは
デブリンとガリクソンと名付けた
庭のカエルくん
大きな鉢底トレーに水を張り
目立たないところに
置いておきました
用事で出掛けて
帰宅した時
トレーの中に卵塊が。
産卵で疲れ果てた
デブリンとガリクソンは
トレーのそばで放心状態(笑)
トレーからはみ出した卵塊を拾い上げて
睡蓮鉢に移しました
1ヶ月ほどしたら
何か黒くて細長いものが
睡蓮鉢にへばりついてるんです
よく見ると
尻尾のようなものが動いている
孵化したんですね
うじゃうじゃいるおたまじゃくし
気持ちの良いものじゃないけど
熱帯魚のプレコの餌をあげて
大きくなりました
後ろ足が出始めた頃
近くの公園のカエルの池に放しに行きました
我が家の庭に
代々すみついているカエルくんたち
チビちゃんも2年くらいで5cmくらいになります
3年くらい経つと
それなりに青年(笑)
例えば5、6歳
中堅どころのカエルくん
まだ体が引き締まってます
幼虫を食べ終わり
もっと欲しいのか
1時間も待っている
律儀なんです
お座りカエル君(笑)
こちらは
その2年後のカエルくんたち
お腹の模様が違いますが
この頃は
個体の識別はできてません
愛のささやきをしているときに
私が話しかけたので
邪魔しないでと
睨まれてます(笑)
もう大人の大きさです
この写真を撮ったのはコロナ禍の始まりの頃ですので
2019年
ここ数年
卵塊は見てませんので
雄雌どちらかに偏っていて
繁殖はないんだろうと思ってました
数年ぶりの産卵です
前夜雨が降り
気温も低いのに
産卵です
驚きでした
雨は上がり
地面も乾きだし
このままにしていたら
干からびてしまう
パジャマのまま
割り箸を持ってお勝手口から飛び出しました
駐車場のコンクリートの地面に
へばりついた卵塊は
箸では取れません
仕方なく素手で取り上げて
バケツに移しましたが
とにかく粘着力がすごいんです
卵を傷つけないように
爪楊枝を
透明な部分に入れて
持ち上げようとしても
ピチピチとした感触で
ゼリーのように切れてしまいます
四苦八苦して
15分ほどかかりましたが
95%はバケツに移すことができました
7年前の産卵は
3月10日でしたので
今年は2週間ほど早い産卵
夏日と言われて
気温の高い週がありましたので
少し早めに冬眠から覚めたしまったのかもしれませんね
で
産卵したら
寒い寒い
カエルさんたち
驚いているのでは。
諦めていた
カエルの卵塊を
見つけることできて
嬉しいです
孵化して
おたまじゃくしになってくれたら
良いのですが。
カエルが苦手な方には
写真もバンバン出してしまい
申し訳なかったです
三寒四温のこの季節
どなた様も
お身体に気をつけて
お元気でお過ごしくださいね
ではではまた
ろここ