子育て心理学.協会(ココロ貯金🄬)の
インストラクター&カウンセラー
とにかく明るい性教育 インストラクター
「才賀ゆみ」です。
私の地域では明日から
登校の地域も多いと聞きます。
新学期の初めに命を絶つ子が多い…
というニュースやトピックを見るたび
胸がギュッと締め付けられ
思い出すことがあります。
我が娘が、希死念慮がマシになった…
と言ってくれるようになって数か月経過
長期休みの終わりのころでした
1人で遠くに出かけたいと
言いだしたことがあったんです。
引きこもりがちの彼女が出かけたいなんて
いいじゃない
と最初思ったのですが
様子を観察していると
行こうとしているのが
かなり遠くの都道府県だし
何か訳ありな気がして…
(ここは母の勘です)
詰問にならないように気を付けながら
話を聴きました👂
すると、メッセージアプリで知り合った子が
死ぬ日を決めたと言っている。
その日までに会いに行くのだ…と。
そんなに長くやり取りをしたり
深く事情を知っているわけではないけれど
自分の経験と重なって
ほっておけない気持だったのかもしれません。
私は、会えたらどうするのか聞いてみました。
思いとどまってほしいと伝えるのだろうか…
(娘自身は、一番つらかった時
どんな気持ちも否定しないでって
わたしに言っていました。)
すると
「ただ一緒に、できるだけ楽しく過ごすのだ」
と言います。
ちょうどネットで知り合った子同士…
というような事件もあった頃で
とても心配でしたが
本人の気持ちを否定せずに聴き
どんなことに気を付けるか
守ってほしいことは何か
色んなことを話して
対策を立てて
「わかったよ。行ってあげたいんだね」
と答えました。
「わかってくれて…ありがとう」
「自分の気持ちを話してくれて
嬉しいよ」
「その日」という日が近づいてきて
どんなやりとりをしているのか
気にしていると
娘が言いました。
「もう行かなくてよくなった。
お母さんとお兄ちゃんが
味方になってくれたから
大丈夫になったって…
ホッとしたようでもあり
気が抜けたようでもありました
深い事情はわからないし
細かいやりとりは知らない
簡単にわかったような
顔をする気はないけれど
SNSやメッセージアプリへの書き込みという
今どきのSOS…
娘の、経験者ならではの言葉や対応…
そして結末…
とても大事なヒントがあると感じています。
どうか辛い想いをしている人、子どもの
近くに味方がいますように
そしてその人が
ちゃんと「あなたの味方だよ」
を伝えられますように