修論報告会 | 慶應通信で実学を学ぶ

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【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

大学院の博士前期課程は修士論文を書いて発表するところというのが一般的な認識だと思います。ところがその集大成である修論は大学図書館にひっそりと保存されるだけで、その多くは読者が主査(指導教員)と審査する副査だけという寂しい現実があります。


私が書いた修論は企業のCSR(障がい者雇用)に関するものでしたが、この度、実際に福祉の現場に従事する友人からその批評を受けることになりました。彼女は、社会福祉士として障がい者支援NPO法人に勤める傍ら、三つの学校で教壇に立つ実務家教員の顔も持っています(他にも公開できない顔もあるようw)。


そのようなキャリアをお持ちの方なので、その視点は当然ながら企業側から向けられたものというよりは、障がい者の立場から見た特例子会社の問題点を指摘するものでした。私は障がい者と向き合う実務の経験はなく、経営学の研究の対象として大企業の特例子会社に着目して、その成立過程を企業側からの視点で描いたものですから、彼女の考察はとても新鮮でした。修士課程の最終関門である口頭試問でも、経営学としての学術的な切り口からの質問攻めに遭ったことからなおさらです。


ふと気づけば日付が変わっておりました。「餃子の王将」という通学生時代に慣れ親しんだ大衆中華料理屋を諮問の舞台に選んだことも正解だったのかもしれません。




寝屋川市民たすけあいの会



大阪市立大学都市経営研究科eジャーナル



二軒目に立ち寄ったワインのお店。



コスパ最高の立ち飲みワイン🍷