試験会場まで通勤定期が使えるのはありがたい。
この春一番の人出が予想される南天満公園の桜は満開だ。
ただ、予報ではにわか雨が降るかもしれないというので、念のために折りたたみ傘をバッグに入れて家を出る。もちろん電卓も忘れない。用意周到な僕は使い慣れた電卓(私物)を職場から持ち帰っていた。
試験会場付近で早朝から開いているカフェはここ。7時から営業している。
大人の僕は、ビリギャルさやかちゃんのように缶コーヒーを一気飲みしたりしない。小さな注ぎ口からブラック珈琲を空腹の胃袋にチビチビと流し込んだ。
開店してから20分ほど経つと、次第に客が増えてきたが、そのほとんどは外国人観光客のよう。日本人でもあまり知られていないこの穴場をどうやってさぐり当てるのだろう。
そんなことを気にしながら、僕は厚切りトーストほどの分厚いテキストにある標本平均とt分布の関係について頭を悩ましていたのだが、かん高い中国語の会話が覚えたての統計の公式をぐちゃぐちゃにした。
飲んだばかりの珈琲が食道を逆流しそうになる。
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