通学生時代は睡眠削って受験勉強に励み、入学してしまえば、ろくすっぽ勉強もせずにサークル活動やバイトに励んでおりました。
試験前には講義ノートがたしか500円で販売されていたので、それを頼りに試験を乗り切り、体系的に何を学んだのかさっぱり思い出せません。
あのザマでよく卒論が出せたなぁと、今から思えばレベルの低さに赤面します。
世間はとやかく言いますが、今の学生は本当によく勉強していると思います。普段の授業以外にも英会話や資格試験まで自身のスキルアップにとても熱心です。我々の時代は、海外留学をする学生はほんの一握りの優秀な学生だけの特権でした。海外からの留学生もほとんど目にすることはありませんでした。ですから今の学食での国際的な風景はとても眩しく映ります。
そんなアカデミックな大学の環境に少しでも触れられる自分は他の大人より幸せだと思うようになりました。国や地域における大学の重要性も今になって理解することができます。だからこそすべての若者が平等に大学の高等教育を受けられる社会であるべきと考えています。これからの時代は大卒という学歴は万能ではないと私も思っておりますが、「もっと学びたい」という欲求は社会をリードして行く人材に必要な素養であると思っています。
ところが現代では学力レベルと家庭の経済的富裕度とは強い相関関係にあり、「見えない貧困」による教育の機会喪失が社会課題として横たわっています。
最近私はそのテーマに強く惹かれるようになりました。
月末にソウルに旅行に行く予定です。日程の中に「韓国の慶應」と言われる延世大学の見学を予定しています。海外大学事情に触れてきます。
とても楽しみです。
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