一杯のかけ蕎麦 | 慶應通信で実学を学ぶ

慶應通信で実学を学ぶ

【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

通信の勉強が停滞しています。

昨夜は、会社の若手社員とやってきたプロジェクトチームの最終会合があり、そのあと打ち上げで近くの蕎麦屋に行きました。

私を含めた5人のメンバーで、この半年間、業務が終わってから夜9時過ぎまで延々と答えの見つからない議論しました。終わると私は腹が減ったのでメシでも行こかと声を掛けるのですが、彼らは毎回「まだ仕事が残ってますから」と言って自分のデスクに戻っていきます。


世間では「働き方改革」が叫ばれ、会社も「ノー残業デー」やら三連休取得を促すなど、その対応に追われていますが、彼らは現状に対して不平を言うことがありません。むしろそんな風潮に対して「そんなこと言ってるからこの会社は強くならない」などとのたまうのです。

そんな彼らではありますが、昨夜は「今日は飲みましょう」とミーティングが終わるやいなやリーダーが。5分後には全員がコートを着て会社の玄関に集まりました。

まあ呑むわ食うわ…


そんな盛り上がってる最中に一人がスマホを取り出して、「ヨメからラインが来た」と言ってその画面をみんなに見せました。

そこには「ホワイトデーにお返しをしなかったことで事件が起きた」という過去の事件の番組を写メした画面が映し出されていました。(そこには奥様からのコメントはなく、怖るべき無言の圧力が)

「バレンタインデーに奥さんからチョコをもらったのか」と聞くと、「5歳の娘がクッキーを焼いてくれたと」。

それを聞いて、彼らの仕事の原動力はやはり温かい家庭にあるのだと感じました。

なんでもそうですが、「やる」のと「やらされるの」とでは大きなストレスの差が出てきます。



仕上げに食べた一杯のかけ蕎麦は格別な味がしました。

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