粂川先生の講師派遣「ゲーテと近代」はヨーロッパ社会思想史の講義のようで楽しい授業でした。
文学から歴史を学ぶと、まるで自分自身が主人公に憑依して、その時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
文学がその時代のタブーを打ち破っていく役割を演じ、j時代が振り子のように左右に揺れるさまや、ドイツとフランスにおける啓蒙主義の違いなどはとても興味深い内容でした。
これまで私の中にはなかった視点で歴史を捉え、ヨーロッパという1つの大陸が主権国家として分化していく様子がよく理解できました。
ガリレオやニュートンなどが生んだ近代自然科学の合理性に対して、ゲーテの自然学は感受性から出発する学問として対峙し、新大陸で「心で国を創ろう」としたトマス・ジェファーソンの独立宣言にも活かされていたとは驚きです。
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