パッと花咲いてパッと散っていくように、2017年が終わります。
二人の経済学者、浜田宏一氏と野口悠紀雄氏の現状認識の違いが対照的で興味深い。
浜田氏は「出口を過剰に心配する人は、国民全体の利害より債券ディーラーのことを心配している人だ」と極めて楽観的だ。
それに対して野口氏は「出口に伴って巨額の損失が日銀に発生する可能性がある」と指摘。実質消費が増えていないことを理由に、実体経済を活性化させない金融緩和は停止すべきと説く。
注視しなければならないのは、米国ではFRBが利上げやバランスシートの縮小を着々と進めていることだ。これは、将来予期せぬ世界経済の停滞によるインフレ率の低下やデフレに陥るリスクに備えて、その際には量的緩和ではなく利下げで対応できる金融政策を想定しているという。
これを金融政策の正常化という。
日本が異次元から脱出するのはいつの日か?
2018年も、米国と北朝鮮との間の駆け引きから目が離せない。
夢に向かって励む皆様方には、どうぞ良き新年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします。
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