今日は、 自宅の窓から見える教室で講師派遣がありました。
昨年の夜スクで人気の高かった大久保健晴先生の政治思想論です。テーマは「靖國神社を巡る政治文化論的考察」。なかなか重いテーマです。
独自性を持ったこの宗教施設は幕末の招魂祭を起源とし、その歴史は浅く、日本の近代国家(明治政府)建設のための精神的基軸としての装置として機能してきたことが理解できました。
戦没者の英霊に追悼の意を表し、それを顕彰するのは国民として当然のことです。その自然な国民の気持ちが分断されてしまったのは、やはり「A級戦犯合祀問題」が影を落としているからではないでしょうか。
今日は、大東亜戦争が自衛のための戦争だったのかどうかという歴史認識を扱う講義ではありませんが、そのことを深く考えさせられる内容でした。
私は、戦争を賛美するかのような印象を持つ「遊就館」の靖國史観にはついていけません。
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