これまで数々のテキストを読んできましたが、【地理学1】のテキストを通読して、感動を覚えたのはこのテキストが最初かもしれないと思いました。
「600年前、ザグレス岬の要塞から飛び立った漆黒の鷹は、未知への飽くなき挑戦と富への限りなき野望を抱きつつ、七つの海・七つの空を今もなお、高くそして強く、飛び続けているのである」という一文でこのテキストは終わります。
20年前に、グローバリゼーションの時代の到来で地理が消滅すると予言した著名経済人がいた。
ところが消滅したのは、地理ではなく、巨大投資銀行であった。
へぇ〜、【地理学】ってこういう学問だったのね。
600年という長い年月の大叙事詩を先ほど読み終わりました。
レポートに関する部分だけをつまみ食いして「合格」をもらった自分を恥じております。
テキストの向こうにいる先生との対話こそが学問の醍醐味だなと感じ入りました。
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