「母校愛」ってなんだろう① | 慶應通信で実学を学ぶ

慶應通信で実学を学ぶ

【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

「ブログ村」には通信大学生メンバーが541人いると表記されています。

そのうち慶應通信で学ばれている方は相当数いらっしゃるとは思いますが、卒業試験に関する記事が意外と少ないのは、やはりそこにたどり着くのは大変なことなんだなぁと思ったりしています。

数ある通信制大学がある中でなぜ慶應を選んだのか?慶友会の中ではよく話題になるテーマです。

「OBに憧れて門戸を叩く」というのは立派な入学動機だと思います(櫻井翔くんとか)。
私の知り合いにも吉永小百合に憧れて早稲田を受けた人間がいます(笑)。それでいうと誰でしょう?中村雅俊?いや、私の中では関西の大物実業家、小林一三か本山彦一あたりでしょうか。

それはともかくとして、当時は、通信制大学が多数集まった合同説明会みたいなものがありました。私の記憶では慶應の他に中央、法政、早稲田、近畿、仏教、日本などのブースがあったように思います。
たくさんの入試要項を抱えて帰宅したことを覚えていますが、なぜ慶應だけを受けたのか、正直当時の心境を思い出せないでいます。そもそもなぜこの歳で大学で学ぼうと思ったのかさえ曖昧です。
おそらくはそんなに深い意味はなく、なんとなく「えっ?慶應に通信があんのか?」という驚きからなんとなく引き込まれたというのが正直なところでしょう。もともとは息子のために願書をもらいに行ったのですから(その息子は通学生として関西の大学を卒業しました)。

後付けの理由を考えますと、

学士入学なのでこれまで踏み込んだことのない学問領域で、卒業できなくてもいいから長く学びたい。そのためには入学・卒業が難関で学費が安い。そんな観点から最終的に選んだのが慶應だったような気がします。
今にして、東京六大学に対して、なぜ「関関同立」には通信部がないのかと思う時があります。これが中央と地方の懐の深さの差なのかなと考えたりします。
生涯教育に関心が高まる中、スクーリングなどの困難を考えると、関西の大学でも通信部の開設が望まれるところです。
ただ慶應は福澤先生が大阪生まれだったからなのか、あるいは慶應卒の実業家が大阪には数多くいるからなのか、梅田に立派な教室があって通信以外にも様々な講座が開かれ、大阪を大切にしてくれている点についてはありがたいと思っています。

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北区堂島、朝日放送社屋の一角にあります。かつて中津藩の屋敷があった場所

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かつての「堂島キャンパス」があった建物。左の白い建物が朝日放送。


真偽は不明ですが、かつて朝日放送が移転した際に記念碑の場所の移動を願い出たところ、慶應側から一蹴されたという噂を朝日関係者から聞いたことがあります。

慶應の強みは、やはり創立者、福澤諭吉先生への敬慕の精神でしょうね。

(つづく)


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