中華人民共和国では塗料用シンナー輸出規制の対象となっているようだ。シンナーはアセトン、トルエン、キシレンなどが主成分であり、そのうちトルエンやキシレンが「毒化学品の生産に使える」として指定されている(『塗料用シンナーも「軍民両用」 在中国の日本企業、在庫融通できず』 2026/4/24 日本経済新聞電子版)。日本でも、トルエンとキシレンは毒物及び劇物取締法の対象である。アセトンは全重量90パーセント以上の混合物を含めて輸出貿易管理令の対象となる物質である。輸出貿易管理令とは、日本からの貨物・技術の輸出を安全保障や国際平和の観点から規制するための政令であり、制裁対象のロシアへの輸出は規制される(対ロシア等制裁関連(METI/経済産業省))。トルエンとアセトンは麻薬向精神薬原料としての濃度50%超のものは輸出入に届け出が必要である(麻薬向精神薬原料輸入(輸出)手続きについて)。輸出規制は、思いがけないところに影響を及ぼすものである。
4月25日、トランプ米大統領が出席したホワイトハウス記者協会主催の夕食会が開かれていたホテルで銃撃事件があった。「トランプ氏がホワイトハウス記者協会主催の夕食会に出席したのは2015年以来初めて。第1期政権中は参加しなかった」(『DJ-トランプ氏出席の夕食会「銃撃犯拘束」』 2026/4/26 ダウ・ジョーンズ配信)。中止になったが、同日には対イラン協議の交渉団をパキスタンに派遣する予定もあった。それが中止にならなかった場合でも、トランプ大統領は夕食会に出席したのだろうか?急遽演説の決まった奈良で射殺された、安倍晋三元首相の事件(『安倍元首相 なぜ急きょ奈良演説の経緯「京都決まったので奈良まで」高市氏が優勢伝えるも、2紙予想厳しいと』/芸能/デイリースポーツ online 2022/7/13)が思い出される。