とりあえず、こんばんわ。局長です。
シンカリオン・チェンジ・ザ・ワールドの11話を観ましたが、
今までのシンカリオンに比べて暗い展開が来ましたね。
YouTube配信版でのコメント欄については
タイセイを責めるアカネとリョータを嫌うコメントがありましたが
それは門違いなんじゃないかなーって思うんだよね。
何というか、そういうコメントを見ていると
ラブライブスクスタの第20章をどうしても思い出しちまう・・・
まぁ、これに関してもハッピーエンドは必ずありますので
アカネとリョータを嫌うコメントをした奴は猛省するべしですね。
というわけで、前回の続きでも。
九州鉄道記念館にて、811系シミュレーターをプレイした局長。
鹿児島本線の折尾~黒崎間運転したのですが、
久々の運転シミュレーターに『そういえばこうだったよな』と
思い出しながらもおっかなびっくりなそろーり運転で
なんとか黒崎まで運転したものです・・・。
記事ではかっ飛ばしたという感じでネタ風に書きましたが
実際はそんな運転してないですので(;^ω^)
そんなわけで、九州鉄道記念館の中を一通り見て行った局長は
最後に野外展示をちょいと見て行く事に・・・
再び野外展示を見て行く局長、次に見て行くのはミニ鉄道公園。
そういえば、大宮の鉄道博物館にもミニ鉄道がありましたね。
置かれている車両は当然の如くJR九州で活躍する車両たちで
885系・883系・787系・813系・キハ72系といった
JR九州にて現役で走っている車両たちで構成されています。
なお、撮影当時は813系と787系はお休みとなっていました。
ちなみに、こういうタイプのミニ鉄道自体は大宮の鉄道博物館よりも
先に導入されていて『日本初』なんだとか・・・。
ミニ鉄道公園にて停車中のキハ72系(先頭にいるやつ)と、
885系(後ろにいるやつ)をパチリと1枚。
どっちもJR九州が誇る特急電車であり、
そんでもってこの2つも後日実車を見に行きました。
そして、この後ろ姿にこの色の特急列車と言えば・・・
JR九州の特急のエース格ともいえる車両だと思います。
そう、883系ソニックですね。パチリと1枚。
883系もこの旅にて実車を見てきたんですが、
前面部がちょっと変わっているのがあるんですよね。
しかしながら、この列車の覚めるような青色は好きですね。
局長「ちなみに、撮影当時は乗る事出来なかったなァ・・・」
桃子「どうして?やっぱりサイズが小さいから?」
局長「それもあるが・・・受付みたいな場所が閉まってたからさ」
のり子「なるほどね。それじゃー、乗れないよね」
桃子「それに、お兄ちゃん1人だけだったんでしょ?お兄ちゃん1人だけがこれに乗ってると、寂しい人か不審者って思われちゃうしね」
のり子「ぷっwww」
局長「おうおう、局長は不審者でも寂しい人でもないやい」
そんなわけで、ミニ鉄道をパチリとして次なる場所へ・・・
次なる場所、それは九州鉄道記念館で最初に見て行った
3つの車両の前面部展示だったりします。
実は、運転席へと入る事が出来るようになっています。
そんなわけで、まずはEF30形電気機関車の中へ入っていきます。
局長「EF30形電気機関車は、直流電化された本州と交流電化された九州というのが原因で、本州と九州を渡る際に門司~下関間のたった1区間のみで活躍した電気機関車だな」
桃子「たった1区間だけって、なんかもったいないような気がするね」
局長「本州の山陽本線は直流電化、九州の鹿児島本線は交流電化で整備された結果だからなぁ。直流にしか対応していない特急電車は、これに繋がれて九州へと渡ったものだよ。九州を出る時も、これに繋がれて下関まで送られたりもしたしな」
のり子「1区間とはいえ、重要な役割を果たしたって事なんだね」
局長「そういうこっちゃ。それじゃー、見て行くとすっかい」
運転台へと入り、そんでもってインパネ周りをパチリと1枚。
こういうゴチャゴチャしたの、めっちゃ好きですね~!
メーターもアナログで、これが動くとええんよ・・・。
のり子「うわぁ~・・・レバーとかメーターとかいっぱいあるじゃん」
桃子「どれから操作していいか、分からなくなっちゃう・・・」
局長「でも、こういうのを見てるとわくわくしてくるんだよなぁ!!」
桃子「お兄ちゃんはこういうの好きなんだね・・・」
局長「そうなんだよなぁ。今みたいにレバー1つで列車が動くようなそう言うのとは違って、レバーがいくつもあって、それを使いこなして動かすっていうのは、列車を動かしているよなぁって気分に浸れる気がしてな!」
のり子「言われてみると、これを使いこなす人ってすごいなぁって思うよね」
局長「せやろ?」
桃子「でも、お兄ちゃんって不器用だから動かすの無理なんじゃない?ふふっ」
局長「(´・ω:;.:...」
まぁ、見ている分には良いとは思うんですけど、
動かすとなると蒸気機関車と同じく大変そうですね。
ただ、蒸気機関車と違うのは速度と目盛りを計算してという
複雑な動作が無いのでほんの少し楽なのかもしれません。多分。
EF30形電気機関車のインパネ類の解説をパチリと。
一番右側に見えたクソデカいレバーはマスコンであり、
左側に2つあるのがブレーキなのですが、
上の方は機関車だけに掛かるブレーキであり、
下の方は客車を連結している際に列車全体に掛かるブレーキです。
桃子「レバーだけでもこんなにいっぱい・・・操作するの、大変そうだよね」
局長「そうだよなぁ。ブレーキだけでも機関車のみに掛かるのと、列車全体に掛かるのがあるのはなぁ」
のり子「メーターも色々なのがあるんだねぇ・・・」
局長「交流電化区間と直流電化区間で流れる電流の量が分かるメーターがあるとはなぁ」
のり子「ん?左下に豆知識ってのがあるけど・・・『EF30は直流区間では85kmで走行できるようになっていたが、交流区間では30kmしか出すことが出来なかった』、これってどういう事?」
局長「これは、交流運転をする区間が門司駅構内と非常に限定的であることから、交流区間での出せるパワーを下げているんだ。その結果、時速30kmしか出なくなったというわけだな」
のり子「じゃあ、交流区間は門司駅構内だけだから、速度はそんなに出なくてもいいって事でわざとそういう風にしたって事なんだね」
局長「そゆこと。なので、世界初の量産型交直流電気機関車とはいえ交流区間では速度はそんなに出なかったんだ」
桃子「豆知識にあった交流区間では時速30kmしか出なかったって、そういう事情があったからなんだね」
局長「交流区間での運用が短かったからな。それに直流・交流を合わせても1区間のみの運用だったからな。ある意味でレアなんよ」
EF30形の車内には、扇風機も設置されていました。
Z世代の子たちは、こういう形の扇風機を見ると
昭和レトロだなぁって思っちゃうんですかね・・・。
局長もこれに似た扇風機、家にありましたよ。懐かしっす。
局長「ちなみに、ここにあるEF30は前頭部展示のみになっているが、全部見たくなったら北九州市門司区にある『和布刈公園』、群馬県安中市にある碓氷峠鉄道文化むらへ行くと良いぞ」
桃子「そういえばお兄ちゃん、群馬県に行った時にそこへ寄ったよね?」
のり子「その時の写真、あるんじゃないの?」
局長「そういえばあったような・・・」
続いてはED76電気機関車の中へと入っていきます。
パチリと1枚、こちらも運転台へ入る事が出来ますぞ。
ちなみに、現在ではJR貨物でのみ運用されていますが
それも近い将来、後継機にバトンタッチするみたいですね・・・。
局長「前頭部展示を含めると、ED76の展示はここを除けば北海道に2つあるのみとなる」
美奈子「九州と北海道にのみ展示されているんですね」
局長「北海道では小樽市にある小樽総合博物館と三笠市にある三笠鉄道記念館の2つに展示されているが、このうち、小樽総合博物館にあるED76は腐食が進んだことで九州鉄道記念館と同じように前面部のみの展示となるらしい。なので、全体を見れるとなると三笠市にある三笠鉄道記念館しか無いって事になるな」
紗代子「ED76を全部見れるのは、三笠鉄道記念館しか無いって事になるんですね」
局長「そういう事だが、前面部展示だけでも結構貴重だと思うぞ。そいじゃー、見て行くとするかな」
インパネ周りをパチリと、先ほど見たEF30形と比べると
ちょっとスマートになっている感じがしませんかね。
ちなみに、左側にあるレバー2つと右側にある大きなレバーは
EF30形と同じで、前者はブレーキであり後者はマスコンです。
ブレーキに関しても、上にあるのが『機関車のみに効く』で
下にあるのが『列車全体に効く』という形になっています。
局長「ちなみに、この手のタイプの電気機関車は鹿児島本線といった主要かつ大きな路線でしか走らないって思うだろ?九州仕様車は軸重可変機能という装置を入れた事で、軸重制限があるローカル線でも走行できたんだ」
紗代子「ローカル線って、列車が1両しか走ってなくて人がそんなに乗ってなさそうな田舎の路線の事ですよね。そんな路線を電気機関車が走ってるって想像できないんですけど・・・」
美奈子「私も・・・」
局長「ローカル線といっても色々あるだろう。どの路線で活躍したかは詳細不明だが、ローカル線に入線実績があるに違いないな」
美奈子「そうなんですね」
局長「ちなみに、製造途中の9号機から軸重可変機能が搭載されている。それ以前の1号機~8号機には搭載されていないが、空気ばねのみで軸重調整が可能だ。しかし、運用区間は大きく限られたそうだ」
操作関連はこんな感じになっています。
EF30形と同じく6つのメーターが上下3つに並びますが
EF30形との違いはメーターに直流と交流の電流計が無く
代わりに主電動機電流計が入っていたりします。
局長「ED76形は初登場からもうすぐ60年を迎える。現時点においては、JR貨物が九州エリアで使っていたりするぞ」
美奈子「じゃあ、他の場所ではもう見られないって事ですか?」
局長「そういう事になる。かつては定期運用の寝台特急『ふじ』や『はやぶさ』を牽引もしていたが、2009年のダイヤ改正で姿を消しているからJR九州での定期運用は無く、3年後の2012年にはリバイバルトレインでの臨時運用も終了したことで、JR九州から電気機関車そのものが姿を消しているんだ」
美奈子「そうなんですね。寝台特急とかじゃなくて、貨物のみで使われているってのは初めて知りました」
局長「九州はよく頑張った方で、北海道では2001年にED76は姿を消しているからね」
紗代子「北海道の方が早く無くなったんですね・・・」
局長「そういうこっちゃ。ちなみに、EF30形では扇風機が搭載されているが、ED76形には運転席用エアコンが装備されていて快適度が全然違うぞ」
美奈子「エアコンの方が涼しくて快適ですよね~!」
紗代子「EF30形の展示で扇風機が付いていたのを見た時には、夏は暑そうだなって思っていましたけど、ED76形にはエアコンが付いたのは良いですよね」
局長「とはいっても、登場当初はエアコンは搭載されていなかったことから、エアコンは国鉄分割民営化後に付けられたみたいだぞ」
美奈子・紗代子「「へぇ~・・・」」
局長「そいじゃ、次ICOCA」
続いては481系特急電車を見て行くとしましょう。
局長的に国鉄の特急というとこれかボンネットタイプ・・・
というのをイメージするくらい、昔はよく見ていた気がします。
JR九州になった時の481系といえば、
こんな感じでめっちゃカラフルだったんですよね~。
局長「なので、JR西日本の地域に住んでいる局長からしたら新鮮だよなって思うんだよな。まぁ、局長の地元もこれじゃないけど色を変えた485系とかが走っていたけどな」
星梨花「わぁ~、とってもカラフルな電車なんですね!」
局長「せやねぇ。ところで、JR九州が保有していた485系は今現在サイバー攻撃で大変なことになったニコニコ動画を運営する会社が2012年に幕張メッセで開催した『ニコニコ超会議』で公開解体されたのは知っているかな?」
杏奈「えっ・・・ニコニコ超会議で・・・解体された・・・?」
百合子「それっていったいどういう事なんですか!?」
局長「ニコニコ超会議の会場である幕張メッセとJR九州の小倉工場を中継で繋ぎ、スクリーンに485系が映し出されるんだが、ニコニコ超会議に来ていた来場者に485系のパーツを売るという即売会が行われたんだ」
ジュリア「変わった試みだと思うけどよ、そういうのって事前に持ってきたものを渡したりするんだろ?」
局長「そう思うだろ?この『485系公開解体』では、生中継で485系を解体していったんだ」
ジュリア「えっ!?生中継で解体するってヤバいだろ!」
百合子「そうですよ!鉄道マニアを怒らせるじゃないですか!」
局長「安心しろ、その解体中にメーター類やら座席といった485系に付いていたパーツを来場者に売ったんだし、それが目的だって鉄道マニアも知っていたから怒りは無かったとの事だ。というか、熱狂的な鉄道マニアならそういうパーツ類が売られると欲しくなるから、このイベント自体は悪くないと思うけどね」
JR九州に所属していた485系を生中継で解体し、
そのパーツを来場者に売っていくという公開解体買付というのは
鉄道部門であれば世界初なんじゃないかと思います。
しかし、似たようなイベントであれば1987年の
国鉄分割民営化前にテレビ番組かなんかで
こういうのをやっていた気がしてならない・・・。
481系はEF30やED76と違って高運転台なので、
運転台へ乗る時はちょいと登る必要があります。
あと、狭いのでその点も注意が必要です。
環「ねぇおやぶん!あの運転台に上ってもいい?!」
局長「もちろん。上ってみてみるべし」
環「よぉーっし!じゃあ上るぞぉ~!!」
局長「おやぶんもついていきまーあべし!!」
このみ「局長は上らんでいい!!」
朋花「ふふっ、なにか悪だくみをしていそうなので、局長は環ちゃんと一緒に上っちゃダメですよ~」
局長「なんでだYO?!」
朋花「分かりませんかね~?あと、環ちゃんはスカートを履いていないですよね~?」
局長「ショーパンからみえる・・・はっ!」( ゚Д゚)
このみ「ボロが出たわね・・・」
朋花「なるほど~。お仕置きされたいんですね~」(#^ω^)
局長「じょ、ジョーダンだってこれ以上お仕置きはうわなにするやmry」
環「おぉ~、これが特急電車の運転席・・・レバーとかメーターとか色々あってなんかカッコいいぞ!」
ジュリア「さっきの電気機関車に比べると、ちょっとシンプルな感じもするよな」
百合子「でも、普通の電車っぽい感じもしますよね!」
局長だったもの「」
ジュリア「ところで、このバカ局長はどうすればいいんだ?」
百合子「さあ?どこかに捨てておけばいいんじゃないんですかね」
ジュリア「そっか。それでいいよな」
局長「ちょーっと待てぃ!!局長を置いてけぼりにすんなって」
ジュリア「あ、また戻ったか」
ネタはさておき、高運転台の運転席を横からパチリと1枚。
インパネ周りは電気機関車と比べるとさっぱりしてますが、
メーターが横一列で並んでるのはカッコいいし、
そんでもってマスコンとブレーキの2レバー式は
実家に帰ってきたような気分で良きですね・・・。
局長「それはともかく、481系・485系・489系と言った485系ファミリーは、埼玉県の大宮にある鉄道博物館、新潟県の新津にある新津鉄道資料館、京都にある京都鉄道博物館、そしてここ九州鉄道記念館にて展示されており、他には小倉総合車両センターにあったりする。その一方でこんな場所にっていう所に展示されている個体もあるんだ」
百合子「こんな場所?それってどこなんですか?」
局長「石川県小松市にある小松駅だ。小松駅の西口に『土居原ボンネット広場』というのがあるんだが、そこにボンネットタイプの489系が展示されているんだよ」
百合子「駅の近くの広場に展示されているって、珍しいってわけでもないですよね」
ジュリア「そうだよな。それらしいところにあるってのが良いよな」
局長「鉄道博物館に展示されているのとは違う場所にあるんだ、って言いたかっただけなんよ。ちなみに、北陸地方に鉄道博物館って小規模なモノしか無いから、もし九州鉄道記念館みたいな鉄道博物館が作られるならば、ボンネット広場の489系は持っていかれるんやろな・・・」
運転機器の説明をパチリと、インパネ類をパチリとした際に
見切れた部分があるのですが、マスコンの所には
日立製作所の刻印が入っていたりしますね・・・。
おそらく、笠戸工場で作られた個体ですかね。
星梨花「笠戸工場?どこにある工場なんですか?」
局長「山口県下松市にある日立製作所の工場だな。鉄道関連の工場であり、川崎車両の兵庫工場と並んで電車の工場として有名な工場だな」
杏奈「そんなに・・・有名なんだ・・・」
このみ「確か、イギリスへ輸出された電車も山口県で作られたって聞いたわ」
朋花「そうなんですね~。その工場で作られた個体が、ここで展示されているという事なのですね~」
局長「そういう事になる。ちなみに、481系、483系、485系、487系は2017年に定期運用が全て終了し、臨時列車のリゾートやまどりという列車が2022年に無くなったので、現時点で481系、485系、487系、489系は運用されていないぞ」
環「じゃあ、これももう見れない特急なんだね」
局長「そういう事になるぞ」
そんなわけで、九州鉄道記念館をぐるっと見てきたのですが・・・
やはり、大宮や京都、名古屋の鉄道博物館と比べると
ボリュームが少なくてちょっと物足りないかなって思いきや
九州の鉄道に関する展示が色々とあったので
これで結構十分だよなって正直思いました。
しかしながら、収蔵車両はもう少し増えないかなーって。
一方で811系シミュレーターには実車の811系がガワで
使われているのが局長的には高ポイントですし
あとはジオラマがリアル九州を再現していてグッドだなと。
そんなこんなで色々展示を見て行きましたが・・・
カメラの充電が怪しいのとそろそろ次の所へ、
というわけで九州鉄道記念館をあとにする事に。
というわけで、ここまで。ではでは