とりあえず、こんにちわ。局長です。

新幹線開業効果は、さっそく敦賀駅前のホテルを

3月15日は満室するほどの凄さですね。

局長も念のためにホテルを取る事が出来たんですが、

駅から2kmちょっと離れてるってやべーよなぁ・・・。

 

というわけで、前回の続きでも。

のぞみ77号に乗り、目的地まで向かって行く局長。

大阪府を抜け、兵庫県や岡山県へと入って行ったわけですが

兵庫県では姫路城をパチリとしようとして失敗したり

ユニークな形の給水塔をズームでパチリとしたり・・・

岡山県ではラムーの屋根にある大黒様が気になってパチリとしたり

『727』の広告看板をパチリとしたり・・・

やはり、新幹線から見える車窓も色々発見があっていいですね。

てなわけで、局長が乗ったのぞみ77号は岡山県を抜けて

お隣の広島県へと入っていく事に・・・

 

広島県へ入ってしばし、福山駅を通過したのでパチリと1枚。

九州編の前の旅で1年半のロング記事となってしまった広島編は

広島駅じゃなくて、通過中な福山駅からスタートしましたね。

ここから11年ぶりの広島旅が始まったんですよね・・・。

 

茜「そういえば、局長ちゃん11年ぶりの広島旅はここから始まったんだよね・・・。ブログに掲載されるまで結構あったから、もうすっかり忘れちゃってたよ」

局長「すまないな。いやはや、仕事とか忙しくて中々更新する暇もなくってな」

茜「とはいえ、次の旅に移るまで1年半は流石に長すぎる気がするよ」

美也「良いじゃないですか~。ゆ~っくりと、局長のペースに合わせて更新していけばいいんですよ~」

茜「美也ちゃん?いくらなんでもこれはさすがに」

美也「茜ちゃん。局長を急かすと襲われちゃいますよ~?」

茜「局長ちゃんってそんな人だったの!?」

局長「そんなわけあるかい!」

 

ちなみに、福山駅を通過している時に山側に座っていると

福山城がチラリと見えたりするんですよね。

お城の横に駅があり、そこを通過していく新幹線・・・

こういうのって、日本各地に色々あるみたいですね。

 

福山駅通過後、画像右手に教会みたいな建物が見えたのでパチリと。

この建物は、『St.ヴァレンタイン福山』という結婚式場であり、

大聖堂とその周辺の街並みをモチーフとした作りになっていて

外国にいるような感じを味わえるとか・・・。

 

茜「まぁ、局長ちゃんには関係ない話だよね!」

局長「(´・ω・`)」

美也「きっといつか、局長にもいい人が見つかりますよ~」

局長「そうなるといいがな・・・」

 

てなわけで、車内販売が来たのでアイスを買う事に・・・

お決まりの『シンカンセンスゴイカタイアイス』、

局長は普通車自由席にて車内販売が来るのを待って買いましたが

この光景も2024年をもって山陽新幹線でも終了します。

ただ、車内販売が完全に無くなるわけではなく、

グリーン車に乗車する客への特権として残るみたいですね。

 

琴葉「この光景も、もう貴重なものになるんですね・・・」

局長「いくらさぁ・・・コンビニで買う客が増えたからとか車内販売を使う客が減ったからって、普通車での販売を無くすとか困っちまうよな」

恵美「でも、グリーン車では車内販売が残るって言ってるんだよね?局長もグリーン車使えば良いじゃん」

局長「グリーン車はお値段も高いんだよ・・・。だから、使う機会が兎にも角にもないんだよ・・・」

恵美「そっかー。局長も旅する時は大変なんだね」

局長「寝ていてもお給料が入る国会議員や上級国民とは違うからな。限られた予算で楽しむには、グリーン車乗車はあまりありえんのさ」

琴葉「そうなんですね・・・」

 

てなわけで、エマちゃんホールドでなんとか溶かして

シンカンセンスゴクカタイアイスをいただきました。

うーん、やっぱりハーゲンダッツ並みに美味いよな。

 

恵美「これで思い出したんだけどさ、このアイスって東京駅とかに売ってるらしいんだってね」

局長「みたいだな。でもさ、移動の最中に車内販売で買うってのがまた良いんだよな~。旅情を感じられるっていうね・・・」

恵美「うーん・・・そうなんだね。ねぇ、局長?」

局長「ん?」

恵美「そういえば気になっていたんだけど、このアイスクリームの名前って『シンカンセンスゴクカタイアイス』じゃなくて『スーパープレミアムアイスクリーム』って言うんだって」

局長「そうだな」

恵美「やっぱり知ってたか・・・。でも、なんで『シンカンセンスゴクカタイアイス』って言われるようになったの?」

局長「買ってすぐの状態では硬すぎて食べれない、もしくは食べることが困難だったことから、ツイッターなどで『シンカンセンスゴクカタイアイス』って呼ばれるようになったらしい」

恵美「そうなんだ~・・・って琴葉?」

琴葉「・・・確かに、結構硬いですよね」つんつん

局長「もう開けたんか・・・」

琴葉「あっ、ごめんなさい!早すぎましたよね・・・」

局長「まぁいいよ。この『シンカンセンスゴイカタイアイス』ってのが流行り出したのは2013年頃、付属のスプーンをアイスに突き刺した画像を投稿する事が流行したんだ」

琴葉「10年前のちょっとした流行だったんですね」

局長「そういう事。ちなみに、シンカンセンスゴイカタイアイスという名前は、アメリカの小説『ニンジャスレイヤー』に登場する『マルノウチ・スゴイカタイビル』から来ているんだ」

恵美・琴葉「「へぇ~・・・」」

 

福山駅を通過し、さらに新尾道・三原・東広島を通過して広島へ。

レンタカーの旅では時間を掛けまくったので遅くなりましたが

寄り道せずに新幹線でビューンと行くとあっという間ですね。

そんでもって、イオンモールが見えたのでパチリと。

 

この建物は、安芸郡府中町にある『イオンモール広島府中』

2004年に開業、広島県に4店舗あるイオンモールの中では

何気に一番最初に出来たイオンモールだったりします。

 

局長「イオンモール広島府中は、2004年に『ダイヤモンドシティ・ソレイユ』として開業した大型商業施設だな。1998年に閉鎖されたキリンビール広島工場の跡地に建てられたのが特徴なんだ」

恵美「へぇ~・・・ビール工場の跡地に作られたイオンモールなんだね。結構おっきいじゃん!」

局長「2016年に増床リニューアルした事で、埼玉のイオンレイクタウン、千葉のイオンモール幕張新都心、宮城のイオンモール新利府、愛知のmozoワンダーシティに次いで第5位の広さだとか」

恵美「イオンモールの中では第5位のデカさって、どんだけ広いのか気になるね・・・」

琴葉「1日中いれるかもしれないわね」

恵美「そうだよね~!アレだったら、お洒落に無頓着すぎる局長を1日中着せ替え人形みたくファッションのお店巡らせるとかしてみる?」

琴葉「ふふっ、それは面白そうね」

局長「おいおい、局長は着せ替え人形じゃねーぞ」

 

ちなみに、中国・四国地方最大級のイオンモールであり

ビール工場跡地に作られたイオンモールだけあって

蒸留釜や煙突など、ビール工場時代の物があるとか・・・。

 

そんでもって、のぞみ77号は府中町から広島市へ・・・。

画像右手に鉄橋の上部みたいなのが見えていますが、

あれはJR西日本博多総合車両所広島支所へ向かう高架の回送線で

ずーっと進んで行くと新幹線が留置されている場所へと行けます。

 

そんでもって、その鉄橋の下には芸備線の線路がありますが

この位置からだと色々と隠れて見えないですね。

 

局長「芸備線は岡山県の備中神代駅から広島県の広島駅を結ぶローカル線だな。1915年に開業し、1936年に全線開通しているぞ」

琴葉「芸備線って、結構昔からある路線なんですね」

局長「そうなんだ。路線自体は大都市である広島を結ぶから儲かっていると思われそうだが、100円稼ぐのにいくらいるのかというのが分かる営業係数において、2019年のデータによれば芸備線は全線で赤字となっているんだ」

琴葉「ローカル線って、あんまり人が乗らないから儲からないんですよね」

局長「ぶっちゃけ言えばそういう事だな。ちなみに、広島駅~下深川駅間が最も儲かっている区間だが、それでも100円稼ぐのに124円と24円の赤字となっている。では、ここでちょっとしたクイズだ。芸備線の中で最も儲かっていない区間は東城駅~備後落合駅間なんだが、その営業係数はいくらでしょーか?」

恵美「営業係数って100円稼ぐのにいくら必要かっていうやつだよね。儲かってる区間でも24円の赤字だから・・・それくらいなんじゃないの?」

局長「そんなんだったら、JR西日本は頭を悩ませないんよ。その、東城駅~備後落合駅間は、営業係数ワーストランキングでぶっちぎりの1位だったんだからな」

恵美「そんなに儲かってないの!?っていう事は、人が乗らない山の中とかそんなところを走ってるの?」

局長「そういう事になるな。それでもう一度考えてみよう」

恵美「そんなんだと・・・1000円くらい?」

局長「琴葉は?」

琴葉「3000円くらいだと思います・・・」

局長「・・・2人とも、芸備線の赤字っぷりを甘く見たな。ハズレである」

琴葉「3000円より高いんですか?!」

恵美「そんなに儲かってないって・・・いくらなの?」

局長「聞いて驚くなよ。ワースト1位となった芸備線の東城駅~備後落合駅までの区間の営業係数は・・・」

 

芸備線・東城駅~備後落合駅の営業係数

100円稼ぐのに・・・

 

23687円

 

恵美「にっ、2万3687円!?100円稼ぐのに2万円以上とか大赤字じゃん!!」

局長「輸送人員も平均で1日13人、局長のブログのアクセス数以下だな」

琴葉「そこまで人が乗ってないんですね・・・」

恵美「っていうか、それだと空気輸送じゃん!!」

局長「ちなみに、2位は木次線の出雲横田駅~備後落合駅で営業係数は7453円となる」

琴葉「2位を大きく引き離してますね・・・」

局長「JR西日本が発表した営業係数ワーストランキングによれば、芸備線は備中神代駅~下深川駅間の区間はいずれもトップ30にランクインしているんだ」つ地図

恵美「そんなに赤字なんだね・・・」

琴葉「地図で見ると、儲かっている区間は、広島市の一部の区間だけなんですね」

局長「それでも赤字だがね。なので、もっと乗ってあげてよ」

 

広島駅から程近い場所、ズームにてパチリと1枚。

画像奥の山に注目、真ん中ちょい左手に変な物体が見えますね。

アレは一体何じゃろな・・・というわけで調べてみたところ、

 

『二葉山平和塔』という建造物でした。

 

この建物は、人類の幸福と戦争のない世界の恒久平和を念願し、

史上最初の原子爆弾の犠牲となった方々の冥福を祈り、

1966年に建てられ、塔内にはインドのネール元首相から贈られた

『釈迦の仏舎利一粒』と、モンゴル仏教徒より贈られた一粒が

奉納されており、県市民の平和の願いを込めた祈念石数万個も

収納されているそうです。

 

ちなみに、この二葉山平和塔の周辺は展望スポットであり

広島駅エリアを一望する事が出来ます。

 

画像右手にある濃い茶色なビルが東区役所であり、

画像左手にある薄茶色なビルが東区総合福祉センターとなります。

とりあえずパチリと、このビルの向こう側はあけぼの通りであり

局長が広島編においてレンタカーを返却する際に、

ガソリンを入れに行ったエネオスがある通りとなります。

 

歩「そういえば、広島編は1年半も連載が続いたんだよな」

局長「本当ならば半年ぐらいで終わるはずだったんだがなぁ。なんというか、局長も身体がねぇ・・・」

志保「局長、私たちより年上ですけどまだ若いですよね・・・」

局長「世間じゃそうなんだけど、30代は意外と体力落ちるもんだぜ」

海美「そうなの?っていう割には、夜勤の後に寝ないで県外まで行くって聞いたよ」

局長「それは・・・」

志保「体力、有り余ってるじゃないですか・・・」

歩「そうだよ!ブログ更新できるほど体力あるじゃん!」

局長「そうなんだけどさ、でもね?書いているうちに眠たくなったりするから大変なんだよ」

海美「じゃあ、私が作ったスペシャルドリンクを」

局長「あ、いりません。それ飲んだらロクな事にならないんで」

海美「そんなぁ~!!レッドブルよりも効くのに・・・?」

局長「そんな効能ないやろ・・・」

 

というのはさておき、東区役所が見える場所を過ぎ、

のぞみ77号は広島駅へと入線しました。

新幹線における広島県内の駅では最西端に位置し、

中国・四国地方最大の都市・広島の鉄道での玄関口です。

 

ただ、山陰方面や四国方面の特急列車も出ている岡山駅と比べると

広島駅にはそういう特急列車も存在していないため

中国・四国地方最大の駅という割には規模はそこまで大きくないです。

しかし、乗降客数は岡山駅よりずっと多いという・・・

 

局長「そして、広島駅を通過する時点で局長の旅の最西端記録が更新される事となる!」

海美「そうなの!?広島から西へ行ったこと無かったの!?」

局長「厳密に言えば、宮島や厳島神社がある廿日市市より西へは行ったことが無かったんよ。いやはや、楽しみですなぁ~!」

志保「そういえば局長、この時はまだ九州に行った事無かったんですよね」

局長「そうなんだ。なので、局長的に楽しみだぞ」

 

てなわけで、定刻通りに広島駅に停車したのぞみ77号は

定刻通りに広島駅を出発していく事に・・・。

局長旅における最西端である広島から、

さらに今回は西へと向かっていきます!

 

広島駅を出てしばし、マンションやビルが並ぶ場所には

所々看板があったりするんですが・・・

その中で、にしき堂の生もみじの看板が見えたのでパチリと1枚。

広島名物のもみじ饅頭で、にしき堂を知らない人はいないですよね。

 

海美「もみじ饅頭って、莉緒ねぇが持ってきてくれたんだよね~!甘くて美味しい饅頭だったよ!」

局長「ホンマに飽きが来ない美味さだよな。もみじ饅頭は日本一名の知れた饅頭としても有名で、日本三景の1つの厳島の名物でもあるんだ」

海美「そうなんだ~」

局長「もみじ饅頭は明治後期の菓子職人、高津常助によって考案された物であり、高津が和菓子を納入していた宮島にある旅館『岩惣』の女将から『なにか手土産にピッタリで、紅葉谷の名にふさわしいお菓子は作れないかしら』と依頼され、試行錯誤の結果、1906年に『紅葉形焼饅頭』を完成させた。これが後の『もみじ饅頭』に繋がるわけだな」

志保「もみじ饅頭にはそんな歴史があるんですね・・・」

歩「っていうか、なんで『もみじ饅頭』って名前が付いたんだよ?」

局長「宮島の紅葉の名所である『紅葉谷』からその名が付いたぞ」

歩「へぇ~・・・もみじ饅頭の名前が、紅葉の名所からついたっていう話は初めて知ったよ」

局長「ちなみに、もみじ饅頭は今でこそ『にしき堂』のものが有名になってしまっているが、『にしき堂』はもみじ饅頭の元祖では無いんだ」

志保「そうなんですか?じゃあどこが元祖なんですか?」

局長「宮島の菓子職人、高津常助が創業した『高津堂』がもみじ饅頭の元祖とも言われているんだ」

志保「そうなんですね・・・」

 

のぞみ77号は、京橋川を渡る橋を渡っていきます・・・

この景色、中々良い感じだったのでついパチリとしました。

川沿いにある街並み、ええ景色やなってホンマに思います。

 

というわけで、ここまで。ではでは