とりあえず、こんばんわ。局長です。

北陸新幹線の新規延伸区間の試乗会が行われましたが、

これによって1番切符が手に入りやすくなるかなー・・・

って思いたいけど、無理なんでしょうかねぇ(;^ω^)

 

というわけで、前回の続きでも。

広島旅から3ヵ月後、新たなエリアへ旅する事となった局長。

2024年3月16日からは見れなくなる特急街道時代の

しらさぎに乗って米原へと向かい、そこから新幹線に乗り換えて

局長は米原の次の駅である京都へと向かうのであった・・・

 

米原からこだま761号に乗り、京都駅にて下車した局長。

とりあえずパチリと1枚、在来線ホームの管轄はJR西日本ですが

新幹線の管轄はJR東海なので文字のフォントや色などが違いますね。

 

麗花「わぁ、今回は京都で観光するんですね!」

美也「京都と言えば、お寺や神社など見どころいっぱいですからね~」

局長「・・・タイトルを見たか?九州へ行くんやって言うてるのに」

美也「おや~、京都へは行かないんですか~」

麗花「残念局長が舞妓さんをナンパしに行くかと思ってたのに・・・しょんぼりです」

局長「京都へは行かんし、乗り換えで降りただけだし!あと、舞妓さんをナンパしに行っても捕まるだけだと思うんだよな」

 

京都駅にて下車した局長、次に乗るのは『のぞみ77号・博多行』。

7時41分発の列車で、これに乗ると京都から先は小倉まで

各府県の駅に1ヶ所ずつ止まっていくパターンだったりします。

 

ちなみに、撮影当時において7時41分発の列車は

『のぞみ77号』となっていますが、ダイヤ改正などもあり

現在この時間を出る列車は『のぞみ273号』となっています。

投稿ペースがガチで遅すぎた結果ですね・・・

 

美也「では、この『のぞみ77号』は今では『のぞみ273号』になっているわけですね~」

局長「時の流れは残酷だなぁ・・・」

麗花「亀局長の投稿スピードが遅すぎるだけですよね」

局長「なにも言い返せねぇ・・・」

 

※現在は『のぞみ273号』だと思われる『のぞみ77号』。

 

てなわけで待つことしばし、撮影当時は『のぞみ77号』だった

のぞみ号が京都駅へといざ入線してきました。

しかし、この数字ってガチでラッキーナンバーですよね。

77号だなんて、スリーセブンは無いのかと聞きたくなります。

 

局長「調べてみると、777号は現時点で新山口を7時5分に出発し、博多には7時50分に到着する列車が該当するぞ」

茜「本当に777号ってあるんだ・・・」

局長「これもダイヤ改正で姿を消すかもだから、乗りたいと思ったときは早めに乗っておくべしだな」

杏奈「そうしないと・・・このブログみたいに・・・今は存在しない・・・列車の号数を・・・書くことに・・・なるからね・・・」

局長「亀更新で悪かったな。そいじゃ、出発すんぞー」

 

てなわけで、のぞみ77号(今はのぞみ273号に該当)に乗って

いざ京都駅を出発するのでありました・・・。

ちなみに、京都での滞在時間はわずか3分少々だったりします。

京都駅を乗換駅のみとして使う人、どれくらいいるんでしょうか?

 

今回は山側に座ったので、景色も山側メインとなります。

てなわけで、京都駅をすぐ出発してパチリと1枚。

右手に見える中くらいの高さのビルは京都駅に引っ付いている

在りし日の『ビックカメラ京都店』だったりします。

撮影当時は営業していましたが、2023年5月7日に

ビックカメラ京都店が閉店してしまいました( ゚Д゚)

 

京都駅のド真ん中、という超一等地なのに閉店する事となり

京都店の機能を大阪府高槻市にある『高槻阪急スクエア』に

出店したビックカメラへ集約する事となったそうですが・・・

 

杏奈「京都の・・・駅のど真ん中なのに・・・閉店したんだね・・・」

茜「ねぇねぇ局長ちゃん、ここのビックカメラは京都駅のお隣にあったんだよね?どうして閉店しちゃったの?」

局長「京都タワーのすぐ近くにクソデカいヨドバシカメラが出店して競争が激化してしまってな、さらに新型クソコロナが追い込みをかけて採算が悪化した結果、撤退という話になったわけだな」

茜「そんな事があったんだねぇ・・・」

局長「京都ですら大型家電量販店が撤退という時代になったのを思うと、時の流れは残酷な天使のテーゼだよなぁ・・・って」

杏奈「言ってる意味が・・・分からないけど・・・時代の流れって・・・早いよね・・・」

 

ちなみに、後継テナントについては決まってない模様。

しかし、ここのビックカメラは何度か使ったことがあるので

まさか閉店とは・・・実に残念無念であったりする。

 

架線柱が真ん中に入ってしまって残念な写真となりましたが、

その真ん中には京都鉄道博物館が見えています。パチリと1枚。

 

2016年オープン、展示車両の数は50両以上に及んでおり、

梅小路蒸気機関車館時代からある蒸気機関車の乗車体験、

引き込み線特別展示ではJR西日本以外の鉄道会社の協力で

その車両が特別に展示されていたりと他と差別化を図っています。

 

局長「一昔前は京都駅から歩いて、梅小路公園を突っ切る形で京都鉄道博物館へ徒歩で向かうか、バスやタクシーを使うルートしか無かったんだが、2019年に山陰本線(嵯峨野線)に『梅小路京都西駅』が完成した事で、鉄道で行く事が出来るようになってより便利になっているぞ」

杏奈「そう・・・なんだ・・・」

歌織「そういえば、局長は京都鉄道博物館が出来た年に行ったんですよね」

局長「思えばそうだったな。列車で向かう今でこそ結構楽になったが、もし時間があれば京都鉄道博物館までの道のりは、歩いていくのも悪くないぞ」

茜「その時の記事は、ここから見れちゃうよ!茜ちゃんは京都鉄道博物館行くかどうか分かんないけどね」↓↓

 

 

腹が減っては旅は出来ぬ、というわけで米原駅のキオスクで

買ってきた味噌カツサンドと照り焼きチキンマヨネーズおにぎりを

新幹線の中でむしゃむしゃと食べることに・・・。

お茶は生茶の『ほうじ茶』、生茶と言えば緑茶のイメージが・・・

 

莉緒「朝からよくそんなのが食べれるわねぇ・・・」

環「いいな~!朝からお肉食べるなんてうらやましいぞ~!!」

局長「朝から飯をガツンと食べる、それが局長旅の流儀でな」

このみ「そのうち、身体壊しちゃうわよ?会社の健康診断でも引っかかってるって話じゃない」

局長「うっ・・・それはそれ!これはこれだ!こんなので怯むようじゃ、局長旅での食事シーンで失神してしまうぞ!」

 

てなわけで、味噌カツサンドと照り焼きチキンマヨネーズおにぎりを

朝飯に食べてみましたが、どっちもこってりしてやんなぁと。

味噌カツサンドは、味噌ソースの甘い味がカツとマッチしていて

まぁ・・・これはこれで美味いなという印象ですかね。

 

照り焼きチキンマヨネーズおにぎりは、コンビニに売っている

変わり種のおにぎりみたいで、マヨネーズと照り焼きソースの主張が

それなりに強い味だったんですよね・・・ハイ。

ビバ★完食。

 

のぞみ77号は京都府から大阪府へと入っていきました。

場所は大阪府高槻市、といってもイメージしにくいですな。

そんなわけで、のぞみ77号はさらに西へと向かっていきます。

 

環「わぁっ!見てみておやぶん~!!ここ、新幹線がいっぱい並んでいるぞ~!!」

局長「ここは、大阪府摂津市にある『鳥飼車両基地』だな。JR東海関西支社に属する東海道・山陽新幹線の車両基地・車両工場などが集まっているぞ。いわば、東海道新幹線の西の車庫と言ったほうがいいかな」

昴「新幹線が並んでいる姿を見ると、カッコいいよな~って思っちゃうよ!」

琴葉「もう、環ちゃんも昴ちゃんも落ち着いて」

環・昴「「はーい」」

 

てなわけで、摂津市にある『鳥飼車両基地』をパチリと1枚。

JR東海の関西支社が持つ車両基地でありまして、

『大阪仕業検査車両所』、『大阪修繕車両所』、

『大阪交番検査車両所』、『大阪台車検査車両所』といった

点検や検査をする車両所が入っていたりします。

 

JR京都線からだと見ることが出来ない景色ですが、

東海道新幹線からだと走行中の車窓から新幹線が多数並ぶ姿を

ほんのちょっとですが見ることが出来ます。

 

このみ「でも、こんな近くで見れるなんて電車好きな子供たちは大喜びじゃない?」

局長「局長もカメラを向けるぐらいだからな」

莉緒「はいはい、局長くんはいつもの事でしょ」

局長「そういうこった。ちなみに、この車両基地は安威川という川のすぐ隣に作られていることから、洪水被害に遭う危険性があるんだ」

歌織「洪水被害と言いますと、前に長野県で新幹線の車両基地が水没したっていう話がありましたよね」

局長「そうなんだよ。長野での水没の件以来、浸水対策工事を36億円かけて行い、信号機器といった設備の一部を基地の外に移転する工事を行ったんだ。しかし、これらが行われる前、1967年7月の豪雨被害で実際に敷地が浸かったことがあるんだよな」

莉緒「50年以上前に、ここも水没しそうになったのね・・・」

局長「この時は車両を回送に出し、高架へと走らせて避難させることで難を逃れたんだが、現在はダイヤが山手線並みに過密になってしまったから、回送にして高架へ避難するという作戦は使えないみたいだな」

このみ・莉緒・歌織「「「へぇ~・・・」」」

局長「よっしゃ、もうすぐ新大阪駅に到着やな・・・」

 

豚の看板が見えていますが、これは『コロナホテル』という

ホテルの看板だったりします。パチリと1枚。

ブタのマークが何気にティンと来たのでパチリとしましたが、

それ以上にホテルの名前が『コロナ』とは・・・

コロナに過剰反応する世の中になっちゃいましたよねぇ。

 

めっちゃブレましたが、新大阪駅へと入ったのでパチリと。

JR東海が保有する東海道新幹線の終着駅であり、

ここから西、博多駅まではJR西日本の管轄となっていきます。

そんでもって、新大阪駅から『山陽新幹線』の路線へ入っていきます。

 

2020年の四国旅では新大阪駅にて九州新幹線に

乗り換えていましたが今回は通過していきます。

そう、新大阪駅は九州新幹線が直通する駅では最西端になるのです。

 

そして、新大阪駅を定時に出発した『のぞみ77号』は西へ。

画像左手、高架下には『阪急神戸線』がチラ見えしており

画像右手にあるビルは『大阪市立十三市民病院』となります。

 

局長「この大阪市立十三市民病院、新型コロナに関しては最前線を行った結果、トンデモナイ弊害が起こった病院でもあるんだ」

風花「トンデモナイ弊害?一体どういうことなのでしょう?」

局長「2020年5月1日付で、大阪府から新型コロナ重点医療機関として認定され、新型コロナ以外の患者を周辺病院に転院させたりして『新型コロナ専門病院』として稼働したんだよ」

風花「新型コロナ専門病院として稼働した病院なんですね・・・」

局長「コロナ専門病院として稼働した『大阪市立十三市民病院』、医療従事者にはものすごい負担が掛かってしまったんだ。バス停では病院職員が乗ろうとすると、『コロナうつるから乗るんじゃねーよクズが』と言われて他の乗客から叫ばれたりするなど、理不尽な差別や偏見、誹謗中傷が相次いだんだ」

育「お医者さんはわるくないのに、ひどい・・・」

局長「あの頃は、コロナ禍であって疑心暗鬼な時代だったからねぇ。誹謗中傷のみならず、経営面でも採算が悪化してしまった。月に4億円あった収入が、コロナ専門となったら2000万円~3000万円まで減ったり、本来の患者が診れないという点で戸惑いを抱えちまった専門分野の医者たち、ストレスに耐え切れなかった医者たちが離職する事態に陥ったんだ」

風花「それで、辛い思いをした方もいるんですよね・・・」

局長「いかにも」

育「大変だよね。そんなお医者さんたちに文句とか言っちゃダメなのに・・・」

局長「結局のところ、2020年7月には産婦人科を除く外来を再開したが、それでも利用客数は半分に落ち込んでいるとか。全国に先駆けてコロナと闘った病院は、このようなジレンマに悩まされているわけだな」

 

ちなみに、医療従事者ばかり注目されがちなんですが

介護従事者も医療従事者に負けず劣らず制限食らいまくりですよ。

恐らくですが、県外に行くなって言われた業種って言うのは

医者と介護、保育とかだと思うんですよね・・・クソが!

 

というのはさておき、西へと向かって行く『のぞみ77号』

画像真ん中に見える白いリボンは、『リボン食品』の看板ですね。

パチリと1枚、新幹線の車窓からでもよく見えます。

でも、リボン食品ってなんぞや・・・?

 

育「リボン食品?聞いた事ない会社だけど・・・」

局長「油脂食品ならびに冷凍食品のメーカーだな。業務用食品の製造メインになっているから、一般では中々流通していないからマイナーと言えばマイナーだな。しかし、リボン食品の創業者である千足栄蔵は、あるものの国産化に成功した人でもあったりするんよ」

育「あるものの国産化・・・?」

局長「ヒントは、朝食に欠かせないあるものだ」

風花「朝食に欠かせないあるもの・・・ご飯とか?」

局長「ご飯かパンによるよな」

風花「パンだとすると・・・ジャムとかですか?」

局長「おしい!」

風花「ええ~っ!?惜しいってなると・・・」

育「分かった!マーガリン、でしょ?」

局長「ぴんぽーん!千足栄蔵がリボン食品を創業する前、アメリカで学んだ知識と技術を生かし、横浜に工場を作って国産マーガリンの製造に成功したんだ」

風花「じゃあ、あの会社はマーガリンを日本で初めて作った人が立ちあげた会社なんですね」

局長「そういう事になるぞ」

 

マーガリンは1908年に、千足栄蔵によって国産化に成功し

冷蔵庫なんてなかった当時において溶けやすいバターの代用品として

『人造バター』として売り出し、大きな話題となったとか・・・。

 

局長「ちなみに、千足栄蔵は現在の喫茶店に相当する『ミルクホール』を日比谷公園に開業し、そこでトーストを付き物としたんだ」

風花「トーストならばマーガリンも使いますし、販売促進にもつながりますよね。これって、すごい名案ですよね」

局長「そうだよなぁ。その後、工場を横浜から赤坂田町に移転したり販売部門を設けたりしたが、1923年の関東大震災で被災。そして、千足栄蔵は大阪へ移り、実弟である筏盛三と共に『リボン食品』を創業する事となる」

育「ねぇ、局長?リボン食品にはリボンって付いているけど、なにかゆらいでもあるの?」

局長「リボンという名前の由来は『真心を込めて、お客様にリボンをかけて届けたい』という意味が込められているんだ」

育「そうなんだ。局長、こういう事まで色々知っててびっくりだよ」

局長「まぁ、調べてまんがな~」

 

新大阪駅を発車してしばし、のぞみ77号は兵庫県の近くへ・・・

画像真ん中に見える高架道路は阪神高速11号池田線であり

阪神高速1号環状線の中之島ジャンクションから

池田市にある池田出入り口までを結ぶ都市高速ですね。

 

11号池田線は大阪国際空港(伊丹空港)のアクセスには便利であり、

さらには名神高速や中国道へのアクセスにも使われるため、

結構混んだりするので注意が必要ですね。

 

空を飛ぶ日本航空の旅客機をズームでパチリと1枚。

伊丹や関空、神戸空港が近いこのエリアだと・・・

恐らくですが伊丹から飛び立った旅客機でしょうか。

ちなみに、東京~博多間は新幹線より航空機の方が

圧倒的にシェアが上だったりします。

 

というわけで、ここまで。ではでは