とりあえず、こんばんわ。局長です。
虹ヶ咲がツイッターのトレンドに上がっていたので
何ぞやと思ったら、話題となった第11話がEテレにて
再放送されていたんですね・・・。あのシーンはヤバかった。
でも、侑ちゃんと歩夢ちゃんの足が絡むあのシーンの描写は
まさに芸術だよな・・・って思いましたね。実に素晴らしかっ!!
というわけで、前回の続きでも。
大塚国際美術館の展示をさらに見ていく局長。
前回はキリストの生と死というのがテーマでしたね。
しっかしながら、絵画というのは作者によって捉え方が違っていて
見ているだけで結構面白いよなって思いますよね。
てなわけで、今回も引き続き美術三昧で行っちゃいます。
地下2階の展示を見て回る局長、ピンクな一室を見つけたのでパチリと。
この展示ゾーン、壁がピンク色とすっごく目立っているんですが
そこに展示されている絵もまた凄いものばかりでした・・・。
桃子「というか、もう見えているよね」
局長「いかにも!今回は裸体をテーマに局長チョイスで見ていくぞ!」
恵美「これ見てから、徳島で女の子にわいせつな事しちゃダメだよ?」
局長「そんな事するわけあらへんやんか~!アハハハッ!」
恵美「絶対怪しいよね・・・」
桃子「うん。お兄ちゃん、パネルにパイタッチする不審者だし」
局長「くぉらぁー!!誰が不審者やてーっ!!」ヽ(`Д´)ノ
朋花「局長、美術館ではお静かに」(#^ω^)ゴゴゴ
局長「ひっ、す、スマソ・・・」
てなわけで、このピンク色の壁が目立つ展示ゾーンへ。
そのゾーンにて展示される裸はどんな物なのでしょうか・・・?
まぁ、時代が時代なので想像できる人も多いとは思いますが。
まずは有名な裸体画、『ウルビーノのヴィーナス』から。
説明板をパチリと、ウルビーノ公爵のグイドバルド2世の依頼によって
ティツィアーノの手で描かれた作品となっています。
描かれている女性のモデルは不明となっているのですが
恐らくは愛人を迎える為の高級娼婦なのは間違いないとの事。
局長「今から見る絵は、世界的にも知られる有名な裸体画だ。しかしながら、説明にあるように『娼婦』である可能性が高く、日本で言えばデリヘルとか風俗嬢とか、そういう存在だと思ってもらえると良いかもな」
恵美「うわっ・・・、有名な美術の絵に『風俗』とか『デリヘル』とか言う?」
桃子「いくら説明にあるからって、そういう事を言ってるとロコさんに怒られるよ?」
ロコ「ロコはとっくにアングリーですよ!!世界的なアートになんてこと言うんですか~!!」ヽ(`Д´)ノ
局長「だって、そこに書いてあるし・・・」(´・ω・`)
ロコ「いくらそうだとしても、これはワールドワイドなマスターピースですよ!アートクラブの一員だった局長は、もうちょっとアートの面で見ることは出来ないんですか!!」ヽ(`Д´)ノ
局長「局長の解釈かて美術的要素溢れる解釈じゃねーか。それはともかく、ちょいと見ていくぞ」
ウルビーノのヴィーナスをパチリと、今どきのエロ同人の画風でも
ピクシブなどであふれる『野生の公式』が二次創作で描いたアイマスや
ラブライブやバンドリのキャラのスッポンポンの画風とは違い
『美しさ』と『リアルさ』というのがしっかりと入っていますね・・・。
それでいて官能美があり、そんでもって描かれているヴィーナスは
見ている人々に挑発的な視線を投げかけている・・・という物です。
局長「右手に持っているバラの花は『愛』を表すものであり、儚い快楽への隠喩であり、迫りくる黄昏は快楽の為の時間が近づいているという意味がある。また、左手で陰部を隠しつつも一部を見せるのは挑発的な部分を見せている。欲情したメスがオスを誘惑するかのように・・・」
恵美・桃子・ロコ「「「じーっ・・・」」」
局長「げふんげふん。くれぐれも言うとくけど、局長は変態では無い。変な局長である」
桃子「まだ何も言ってないじゃん」
恵美「でも、局長の説明って何かエッチな感じがするよね」
局長「もしかして・・・濡れた?」(・∀・)
恵美「・・・もしもし警察ですか?」
局長「ひええええ!冗談だって言うてるやんかー!!」( ノД`)
恵美「今のは本当に引くよ。局長、発言には注意してね」
ロコ「そうですよ!この記事だけ18禁になったらどうするつもりですか!」
局長「うぅ・・・。なんてひどい言われようだ」(´;ω;`)
桃子「お兄ちゃんが変な事言うからだよね」
局長「せやね」(´ω`)
恵美・桃子・ロコ「「「はぁ~・・・」」」(((´Д`)))
ちなみに、寓意画では貞節を意味する犬は眠っており、
その役割を放棄しているようです。貞操観念の危機ってやつですか。
局長「それはともあれ、この絵を酷評した人が実はいたりする」
恵美「へぇ~。それって、やっぱり女性だったり?」
局長「いや、男性だ」
ロコ「男性で酷評するって、何だか不思議ですね」
局長「まぁ、世の中には女性のエロスを好まぬ男性もいるからな」
桃子「お兄ちゃん・・・」
局長「わーったよ。その酷評した人というのが、『トムソーヤの冒険』を書いた著作家で小説家のマーク・トウェインだ。1880年に出した『ヨーロッパ放浪記』によれば、この『ウルビーノのヴィーナス』を見て『全世界に存在する絵画の中で、最も下品で下劣でわいせつな絵画である』やら『オスマン帝国の奴隷監獄向けにでも描かれた代物で、あまりにも下らない絵だったので受け取りを拒絶されたのだろう』と記し、さらには皮肉を込めて『他のどこに飾るのにもばかげた作品だから、美術館に飾られているに違いない』とまでこき下ろしているんだ」
ロコ「トムソーヤの冒険を書いた人が、ここまで酷評していたのは初めて知りました・・・」
恵美「でも、流石に酷評しすぎというか・・・。どうしてここまで酷評してるの?」
局長「さぁーな。詳しい話はよく分からないんだよ。局長的に個人の感性ってものなんじゃないかと思うよ」
続いては『レダ』、レオナルド・ダ・ヴィンチの原作の模写とありますね。
この作品は、スパルタ王テュンダレオスの妻であるレダに惚れた
ユピテルが白鳥に姿を変えて近づき、卵を産んだという神話を
テーマにした物であり、レオナルドはこの神話に惹かれたそうです。
ちなみに、ユピテルとは『ゼウス』の事です。
てなわけで・・・ちょいと見ていきましょうか。
パチリと1枚、真ん中にいるのがレダ(レーダー)であり
その右側にいる白鳥がユピテル(ゼウス)というわけであります。
しかしながら、白鳥の描写がかなりリアルというかデカい・・・。
実際の白鳥よりデカいので、もしリアルにいたら怖えーよとしか。
局長「この絵に出てくるレダの姿は、まずスッポンポンである」(`・ω・´)
志保「それは説明しなくても分かります。あと強調しなくていいですよ」
局長「そんでもって、このレダの姿は身体をくねらせているようになっているだろ?」
静香「えぇ。身体をくねらせるようにして立ってますね」
局長「これは、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画論によるものなんだ。美しい女性を描くには、『体をくねらせる』・『膝を合わせる』・『首を傾げる』・『伏し目がちにする』という感じで描くと美しいのが出来るというのを実践したわけなんだ」
志保「こういうポージングは、レオナル・ド・ダヴィンチの絵画論によるものだったんですね・・・」
静香「確かに、見ていて美しい感じはしますね」
局長「そいじゃー、ここで2人にも試して」
静香・志保「「試しません」」
局長「きっぱり断るなぁー・・・」(´・ω・`)
ちなみに、レオナルド・ダ・ヴィンチが実践したやり方というのは
16世紀の画家が女性を描くときに繰り返されており
とどのつまり模範になったというわけですね。ハイ。
続いてはコレッジョの作品、『ヴィーナス、キューピッドとサテュロス』。
現代において男女がスッポンポンで街中を歩くという事について、
モラル的にも犯罪的にも色々と問題になっていますよね。
スッポンポンにおける事件で記憶に新しいといえば、
解散したスマップには草なぎ剛がいたのですが、
2009年に『裸になって何が悪い!』と言って公園内で
酔っ払いながらスッポンポンになっていたのは・・・
もう10年以上も前かぁ。
それはさておき、モラルが非常に厳しいキリスト教社会の中では
女性がスッポンポンになって自然の大地に眠るような情景は
『神話』の口実なしには出来なかったそうです。
しかし、『神話』という口実のおかげで鑑賞者はエロティックな
裸体を享楽する事が出来たとあるみたいですね・・・。
つまり、神話を口実にすればエロもOKという物でした。
では、この絵を見て当時の男たちのエロい娯楽を
ちょっとだけ知ってみて享受するとしましょうかねー(*´ω`*)
莉緒「あの事件からもう10年以上経つのねぇ・・・」
局長「時の流れというのは残酷だ。でも、草なぎがスッポンポンになっても社会的にはあまり抹殺されてねーよなぁ。ジャニーズの力恐るべし。局長がスッポンポンで羽丘女子の生徒会室に突入したら、逮捕からの豚箱直行のち社会的抹殺だからなぁ。生徒会長は『るんってしない♪』って泣いてそう」
歌織「最後の部分は分かりませんけど、とにかく公衆面前の前で脱ぐことだけはやめてくださいね」
局長「わーってるがな!」
あー・・・うん。なるほどね、これは今でもありそうな構図。
何というか、エロを享受するという事は昔も今も変わりませんな。
ただ、そのジャンルが大幅に増えたという所でしょうか。
この絵には、女性だけでなく男性もしっかりと描かれていますね・・・
ちなみに、今までの絵を見てふと気づいたことがあるんですが
女性の陰部に生えている『ヘア』の描写が無いんですね・・・。
莉緒「ちょっと、本当にこの記事18禁になっちゃうわよ!?」
局長「大丈夫。これは美術的観点で見ているから心配するな!」
歌織「このブログを見てくださる読者が、今回の記事で『局長どうしたんでしょうか?』とか『局長おかしくなった?』思うのは言うまでもないですね・・・」
局長「事実、この展示ゾーンの撮影は妙に楽しかったしな。書いている時もけっこー楽しんでいたり」
莉緒「それは、ネタとして・・・でしょ?」
局長「それは大いにある!でも、やはり美術というとヌードデッサンが一番やからな!」
歌織「局長って美術部でしたよね。その・・・ヌードデッサンはしたことあるんですか?」
局長「あー。実は無いんだよ。みんな服を着ていたさ」
歌織「ほっ・・・。局長の学校の美術部が健全で良かったです」
莉緒「局長くんの場合、ちょっと心配だからね~」
局長「相変わらずの酷い言われようだ・・・」
ちなみに、絵を委託したマントヴァ公フェデリーコ・ゴンサーガは
このような快楽的な絵を好んだとされています。
やっぱり、いつの時代においても
『エロ』というのはあるんですなぁ。
莉緒「局長くんがそれを言うと、なんかイヤらしいよね」
歌織「何となくですけど、分かります」
局長「どこがイヤらしいんだよこんちくしょう」
続いては『愛と時間の寓意』、ブロンズィーノ・アーニョロの作です。
嫉妬を意味する老婆、無垢な少女の姿をした『欺瞞』の擬人像・・・
特に後者、欺瞞の擬人像というのを聞いて物の擬人化というのが
こんな昔からあったというのは想像つくでしょうか。
それはさておき、この絵はかなり情報量が多いようです。
エロス的要素もありますが、果たしてどんな作品なのやら・・・。
今までみた裸体画の中では、かなり情報量が多いと思います。
右にいる女性は右手に矢を、左手に黄金の林檎を持っており
その左隣にいる少年と口づけをしている・・・という構図ですね。
この少年、口づけすると同時に女性の左胸の乳首を掴むという
これまたエロ的要素が盛り込まれている・・・という感じです。
局長「ちなみに、この絵は情報量が本当に多い。しかしながらちょいとまとめてみると、こういう意味合いがあるそうだ」
このみ「それってどんな意味なの?あんまり変な事言うと怒るからね」
局長「怒らないでくれよ・・・。それはさておき、その意味とは『愛欲に耽るカップルが貞潔を装ってても、いずれ時と共にベールを脱がされて暴かれる』というわけなんだ」
千鶴「ねぇ、それって一体どういうことですの?」
局長「その時の快楽におぼれると、そのうち身を滅ぼすとか・・・そういう物だな。絵にはそのような描写が色々とされている。バラをふりまこうとしている右側の子の足には棘があるし、キスをする少年の左側にはすっごく落ち込んでいるようで、梅毒にやられてしまった男の顔も描かれているしな」
千鶴「どれどれ・・・ほ、ホントですわ!これって、よく見ないと分からない構図ですわね」
このみ「なるほどねぇ・・・。なんか、恋は盲目みたいな感じもするわね」
局長「それなんだと思う。恋は盲目、恋しちゃうと周りが何も見えなくなっちゃって、酷い方向に進んでも気が付かない・・・。特に不貞な恋だと尚更だ。だからこその戒めの意味もあるのかもしれないな」
この絵は、スッポンポンの所に目を奪われていると気づきにくいかも。
2人を取り巻く周りの物や人物、皆が苦しそうだったり痛かったり。
恋は盲目、特に不貞な恋による盲目はそのうち火傷をすると。
彼女いた歴3ヶ月の局長が言うんだから間違いない(笑)
続いても愛欲に耽る者への警鐘という意味合いがある絵です。
『ヴィーナスに訴えるキューピッド』、説明板をパチリと。
イタズラなキューピッドが、甘い蜜を取ろうとしたがハチに刺されてしまい
酷い目に遭うという主題自体が、当時は結構好まれたんだとか。
では、その絵をちょいと見ていきましょうか。
パチリと1枚、裸体画とはいえこれもまた考えさせられる・・・。
左下に描かれたキューピッドは、ハチに襲われて涙目状態。
一方のヴィーナスは、裸で呑気にポーズなんか取ってますが
実はそのポーズを取っている果樹の後ろには黒い怪鳥が
ヴィーナスを狙っているという、知ったら怖いという構図だったりします。
局長「これには『愛欲に耽る者への警告』だけでなく、『女性の官能的魅力の危険性』も訴えていたんだ」
環「かんのーてきみりょくの危険性?」
局長「うーむ。現代版だと、『制服姿のしずくちゃんを見たら、ついつい触りたくなる』とか『アフターグロウの蘭ちゃんを見たら太ももペロペロしたい』とか、そういう事じゃねーかなぁ。女性の官能的魅力というのは、女性を見る男性の視点から見た方が分かりやすいしな。もっとオブラートに包むと、環は可愛いって事じゃねーかな」
環「た、たまきって可愛いの・・・///」
局長「全米が可愛いって泣いたぐらいだし」
環「お、大げさすぎるぞ~///」
局長「それとな、この絵で表現される『ハチ』というのは、梅毒を意味していたりする」
育「梅毒?それって何の病気?」
局長「性的に『合体』した際に出る感染症だ。今は薬の力で治せるらしいが、この当時は梅毒で死ぬ人も多かったそうだ。この梅毒はドイツ語で『ヴィーナスの病』と言うそうで、この絵もまたそれを意味している。つまりだ、性的な接触に対する注意もしていた可能性があるな」
育「そ、そうなんだ・・・」
局長「まぁ、保険体育で習うと良いさ」
琴葉「そうですね。本日の記事は色々と諸問題が多い気がしますね。真面目に書く気はあるんですか?」(#^ω^)
局長「・・・」(;^ω^)
紗代子「今回は裸体画メインですし、それも美術的要素もありますから仕方ないですけども、女性の官能的魅力の危険性の説明に浮気相手を出さなくても良かったのではないでしょうか?」(#^ω^)
局長「そ、それはー・・・」(((;^ω^)))
琴葉「なので、今回は私たちも特別ゲストを呼んでいます」(#^ω^)
紗代子「じっくりと味わってくださいね」(#^ω^)
局長「と、特別ゲスト?」((((;^ω^))))
( ゚Д゚)
(゚Д゚;)
( ゚Д:;.:...
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麗花「こうして局長は、アギト君にお仕置きされましたとさ。めでたしめでたし」
茜「いやいやいや!!今のはお仕置きのレベル超えてるよね!?」
麗花「そうかな~。前は確かゴジラ君に・・・」
茜「もう考えるのをやめよう。琴葉ちゃんも紗代子ちゃんも、なんて人を連れてきているのやら・・・」
麗花「じゃあ、私たちで締めよっか♪」
茜「そ、そだねー・・・」
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麗花「というわけで♪」
茜「ここまでだよん!」
麗花・茜「「ではでは」」