とりあえず、こんばんわ。主です。

昼寝して、起きてみると外がまだ明るいので

時計を見たら午後7時になっていた・・・

 
というわけで、前回の続きでも。
太秦映画村のセットという名の街並みを歩いた主。
滞在時間も少なくなってきたので、
その前にお土産を買いに行ったりすることに。
 
面白い名前のお土産を見つけたのでパチリと。
『おぬしも悪よのう』とキャッチコピーで書かれていますね。
名前は『袖の下まんじゅう』、他にも『これでよしなに』もあります。
お代官様のイラストは、越後屋と密会する悪代官チックだねぇ(笑)
 
中身は小判の形をした饅頭が入っているほか、
小判のレプリカが入っていてこれをお土産に持っていく人は
何かしら口封じのネタとかを入れるとええかもよ(笑)
 
そんなわけで、このお土産売り場にて主は
自宅向けと職場向けに1つずつ買って行く事に・・・
 
・手裏剣サブレ
・京まんじゅう(和菓子)
 
あじゃじゃしたー
 
百合子「あれ?『袖の下まんじゅう』は買わなかったんですか?」
主「悩んだ挙句買わなかったんだよなぁ・・・」
翼「えーっ・・・主なら買うって思ってたのになぁ」
主「それを今更になって後悔してるとです・・・」
 
お土産も買ったところで、時間も残り少なくなってきました。
さーて、次はどこへ寄ろうかな・・・?
 
そうそう、ちなみに画像左側から見切れちゃってるんだけど
あの場所に休憩室とかがあるんだよね。
そこにはコスプレした女性がたくさんいたとですよ。
何か更衣室みたいなのも設置されてましたし・・・
 
恵美「まさか・・・入ったとか?」
主「入ってない!もし入ったら記事どころじゃねーだろうが!」
琴葉「怪しいですね。主の事だから」
主「ひどくね?主はそんな下衆じゃないよぅ・・・」
 
そんなわけで、残り少なくなった時間を無駄にしないためにも
『映画文化館・京都太秦美空ひばり座』を見ていきます。
といっても、ひばり座がどんなものかちょいと見に行く程度だけど
実は、ここに寄るのは初めてなんですよねぇ・・・
 
そんなわけで、館内には美空ひばりの歴史やら衣装が展示されており
中でも1988年の『東京ドーム・不死鳥コンサート』
模型で一部再現したのが展示されていました。
 
今でこそ、ラブライブのラストライブの地としても選ばれる
東京ドームですが、そのラストライブの27年前に
昭和の大スター、美空ひばりがコンサートをしたんですね。
当時のコンサートの様子は、この展示品の中にある
モニターにて見ることが出来ました。
 
実はこのとき、美空ひばりの体は病に侵されていました。
しかし、美空ひばりのその歌声は闘病生活の不安を吹っ飛ばし
2時間半で40曲を無事に歌い切ったと言われています。
 
医者の制止を聞かず、赤い花道を100m歩く計画を立てて実行。
苦痛で表情が歪み、腰の痛みで体が動けなくなって立ち止まりましたが
それでも笑顔を見せて手を振り続けることで
このピンチを乗り切り、最後まで歩ききったのです。
まさに執念ともいえるような、すごいとしか言いようがないですね。
 
このコンサートの成功は、スポーツ紙などで『美空ひばりの復活』として
大々的に報道されましたが、美空ひばりにとっては命を削ってまで臨んだ
伝説のステージだったというわけなんですね・・・
このコンサートを境に、美空ひばりの病状はさらに悪化していきました。
 
ちなみに、このコンサートの様子はプロジェクトXにも収録されています。
お暇な方はぜひ見てみると良いと思います。
 
主的に、美空ひばりというと赤い衣装をイメージしますね。
この2つの衣装は、いずれも東京ドーム・不死鳥コンサートにて
美空ひばりが実際に着ていた衣装となっています。
 
そういえば、この東京ドームでのコンサートを境に
さらに病状が悪化したと言われているんですが
それ以降に行われたコンサートでも活躍していたりします。
段差を1人で上がるのは困難ともいえる状態にまでなり、
リフトを使って上がるほどでしたが、それでもコンサートやら
テレビ番組の収録など精力的に行っていました・・・
 
しかし、あの赤い衣装は主が思う美空ひばりのイメージですね・・・
まるで、不死鳥を体現したかのような真っ赤な衣装。
これを着て歌ったんだと思うと、ただただすごいというしか言い様がない。
 
館内には、美空ひばりの幼少期から晩年までの歌手としての活躍やら
映画のポスターやらがたくさん展示されています。
ひばりファンならここは立ち寄っておくべきスポットですね。
いや・・・ひばりファンじゃなくともお勧めしておく場所ですね。
 
実は、湾岸マキシには『マドロスさん』という称号があります。
最初見た時、意味分からんって思ったんですが
後に調べてみると、『船員さん』の意味があるそうです。
美空ひばりも、『ひばりのマドロスさん』を皮切りに
マドロス曲を多く歌ったとも言われています。
 
可奈「どうしてその、マドロス曲を多く歌ったんですか?」
主「美空ひばりの出身地が横浜だったからだよ」
 
ちなみに、京急大師線の港町駅の駅メロディに
『港町十三番地』という歌が採用されています。
採用された理由は、当駅周辺が『港町十三番地』の舞台である事や
この駅そのものが美空ひばりが所属していたレコード会社の
『日本コロムビア』の川崎工場があったからなんだとか。
駅名も1932年~1943年まで(休止期間あり)コロムビア前駅でした。
港町駅は1944年に駅が復活した時に変更された名前でした。
 
『永遠の煌き』、美空ひばりの像が展示されています。
美空ひばりが歌った曲で、知っているのはいろいろあると思います。
『愛燦燦』、『柔』、『川の流れのように』、『真っ赤な太陽』などなど・・・
主は、『愛燦燦』や『川の流れのように』が好きですね。
 
このうち、『川の流れのように』のモデルとなった川は
正確には『イースト川』でした。ここにて修正しときます。
作詞したのは、おニャン子クラブやAKB48などをプロデュースした
秋元康が当時住んでいたニューヨークで作詞したそうです。
 
主「『愛燦燦』って歌を歌うと、妙に過去の事を思い出してこみあげそうになるんだよな・・・」
志保「過去の事?」
主「いろいろあったんだよ。主の人生エクストリームハードだからさ」
ロコ「とにかく、大変だったんですね!」
主「まぁそういうこった」
 
この『川の流れのように』は、美空ひばりが出した生前最後の
シングル曲であり、NHKが1997年4月~12月まで実施した
『20世紀の日本人を感動させた歌』の人気投票で
43万7518票を獲得して1位となるほど有名な曲となりました。
 
また、愛燦燦も川の流れのようにと同じく代表される曲として
現在も歌い継がれている名曲ですね・・・
うーむ、これ聞いてるとやはりこみあげるもんがあるなぁ。
 
貴重な展示品、美空ひばりの手形がありました。
こういうのって後世にも残していきたいよね。
 
ちなみに、美空ひばりの生涯最後のコンサートとなった会場は
ミリマスの3rdライブで全国ツアーの会場ともなった
『アルモニーサンク』だったんですよね。
この最後のコンサートは1989年2月7日だったんですが
その日はミリマスの3rdライブ(仙台ライブ)があった日でもあります。
 
美空ひばり座にあった『ご挨拶』をパチリと。
そもそも、『京都太秦美空ひばり座』は4年前まで
京都の嵐山にあり、それが閉館してここに移転したんですね。
 
しかし、なぜ京都に美空ひばりの博物館があるのか。
それは、美空ひばりが出演している映画などが
この東映京都撮影所で作られていたことや
美空ひばりも1958年~1963年まで京都に在住していたことから
京都が『第2の故郷』というわけなんです。
それが、この京都に美空ひばり座が出来る所以ですね。
 
恵美「なるほどねぇ~・・・それで京都にあるってわけなんだ」
主「ちなみに、自宅を使った記念館が東京の目黒にあるぞ」
琴葉「そうなんですか?一度行ってみたいですね」
主「運が良ければマネーの虎にも会えるぞ!」
恵美「マネーの虎・・・?」
主「社長が志願者に出資する番組、面白かったんだけどね」
琴葉「それと記念館がどう関係するんですか?」
主「美空ひばりの養子で、マネーの虎に出演していた『ひばりプロダクション』の社長こと加藤和也がいるとかいないとか・・・」
 
昭和の大スターは、平成元年に52歳という若さでこの世を去りましたが
こういう博物館がある以上は人の心の中に生き続けるでしょう。
この博物館、時間があるときにもう1回見ておきたいよね。
 
そんなわけで、時間となったので集合場所へと。
とりあえずはバスに乗り込んだ主。
他のツアー客も全員乗ると、バスは太秦映画村を出発しました・・・
 
昼ご飯は移動中のバスの中でお弁当を食べることとなりました。
中々洒落た感じの弁当とお茶1つ、たまにはこういうのも悪くないぞ。
だが、中身が気になる・・・どんな感じなんだろうか。
 
ツアー客全員に配られたお弁当はこんな感じ。
これはあれか?太秦映画村に行ったからロケ弁という感じにしたとか。
いや・・・考えすぎか、とりあえず美味そうだが小さ目って感じだな。
というわけで・・・食うべし!
 
うん・・・牛肉を甘くどく煮てあるのは良い。
和風料理だが、これは中々の味。
小魚も入っているが、骨が多いこと以外は味も悪くない。
漬物は適度な塩加減でよし、肉がもう1種類鶏肉があるのはグッドだな。
ご飯はおにぎりっぽくなってるけど、却って食べやすい印象だ。
悪くない・・・けど、ボリューム的には少ない感じだな。
 
奈緒「そんなこと言うから太るんやで?」
主「少なく感じるんだもん。しゃーない」
美奈子「確かに少なくも感じますね・・・」
主「だろ?」
美奈子「私だったらこれの10倍の大きさで作るけどね!」
主「10倍はさすがに大きいかなーって」
奈緒「10倍ってのが想像つかんけど・・・」
 
そんなわけで・・・ビバ☆完食ゥ!!
 
こういうお弁当を食べるのも久しぶりですね。
主的に、肉料理の味が良いから肉を多めにすると
良かったんじゃないかな・・・とも思ってたり(おい)
ちゅーわけで、バスが太秦映画村を出発してから食べている主。
バスは次の目的地へと向かっていくのであった・・・
 
というわけで、ここまで。ではでは