母がデイサービスに行っていた頃、それもまだトイレに一人で行っていた頃の話。
行けていた、ではなくて、行っていた、です、はい、、、
トイレにちょっと時間がかかっていたようで・・・
トイレから出てきてそのまま平気な顔してレクリエーションに再び参加し、はしゃぐ母。
念のためスタッフさんがトイレに行ってみると、使用済みオムツが丸めて隅っこにあった、という。
大きい方をやってしまった、しかも ゆるめ
あれ~??と母のお尻をチェックしてくれたスタッフさん。
ノーパン! (リハビリパンツだけど・・・)
ということがありました。
寒い時期だったのでズボン下のようなあったか下着 を穿かせていたのですが、とはいえ ノーパンには驚いた。
やっちゃったのをなんとか誤魔化そうとする子供と同じ。
トイレで困ったんだろうね。
その頃はそんなにひどい認知症ではなかったから、どうしよう、なんとか隠そう、みたいな気持ちだったのでしょうか。
すっかり認知症が進んだ今の母は
出たこともわかりません。(笑)
赤ちゃんじゃないけど
ね、臭くない?
って周りが気づく感じ。(困)
汚れたオムツを丸めてどこかに置く行為は家でもよくあった。
汚物をなんとかしなくては、という気持ちだったのかな。
でもどうしたらいいのかわからない。(わからなくなっている)
母はどこか見えないところに隠すことで解決していた。
ベッドの下、引き出しの中、スリッパの中、、、
強烈な匂いがするのでどこかにあるはず、と、捜索が開始される。
意外にわからないのは箪笥の引き出しの中。
強烈な匂いが箪笥で守られている。
でも匂いはすごくしている。
服も寝具もよくびしょびしょにしていたので、部屋自体がいつも悪臭を放っていたから、何がなんだかよくわからない。
気のせいかな、って。
母の服を出そうと引き出しを開けた時、服の下に隠すように入っていると うわっ! てなる。
捜索中でないから、こちらの気持ちの準備ができていない。
やっぱり本当に臭かったんだー
なんとか脱ぐことはできても、1人でリハパンを穿くのは難しくなっていたのです。
因みに家でも時々
ノーパンスタイルでした(笑)
あぶな~