皆さま、おはようございます!

 

前回のブログで肥薩線・矢岳駅の訪問記をUPしました。

肥薩線・矢岳駅

(こちらもぜひチェックくださいね)

【まったり駅探訪】肥薩線(えびの高原線)矢岳駅に行ってきました。

「矢岳越え」や「日本三大車窓」等で有名な駅でしたが、

もうひとつ、忘れちゃいけない施設があるのでした。

 

矢岳駅の駅舎のすぐ南側にあるこちらの施設でしたよ。

肥薩線・矢岳駅

人吉市SL展示館です!

肥薩線で実際に活躍した蒸気機関車(D51 170)が常設展示されてる、

人吉市が管理するSL展示場でした。

 

本当は「しんぺい4号」が矢岳駅に到着して、

6分間の停車時間の間に蒸気機関車を見てもらって

ついでに記念写真を撮ってもらうはずだったのですけど、

この日は12月の平日で列車から降りてくる乗客はゼロ。

肥薩線・矢岳駅

 

おじいちゃん(学芸員さん?)が待機していたのですが、

誰も来ぬまま列車は発車していってしまったのですよ。

せっかく子供たちが喜びそうな顔だしパネルまで用意されてるのに…。

 

そんなことで、わずかな時間ですけど

おじいちゃんの解説付きで蒸気機関車を見せて頂きました。

ここを訪れた時にUPしたブログにも書きましたけど、

自分が「せんだい」から来た話をしたら

「もちろん鹿児島の川内(せんだい)だよね?」と。

仙台人が九州を旅すると体験するあるある話です。

東北の仙台(せんだい)だと伝えたら

腰を抜かしそうにビックリされてましたわ。

 

蒸気機関車好きな友人に後日聞いたら、

ここで保存されてるデゴイチは九州独自の重装備な仕様だそうで、

とても人気がある機体だそうです。

そうだったんすね。

f12013/熊本旅

おじいちゃん曰く、

このデゴイチは日頃から入念に手入れがされているので、

いつでも動かすことが出来るらしい。

 

半信半疑で話を聞いてましたが、そもそもここにはもう一両

蒸気機関車のハチロク(8620形)が保存されており、整備の上で復籍、

現在は「SL人吉」号の運行に就いているという経緯があるのです。

館内にはハチロクが保存されてた頃の案内看板も残ってましたよ。

ひょっとしたらおじいちゃんの話、満更じゃないのかもしれませんね。

 

美しく磨きだされていたナンバープレート。

屋外展示のために荒廃し撤去される蒸気機関車が各地で現れる中、

矢岳のデゴイチはとても幸せそうに見えました。

 

スポーク動輪も保存されてましたが、

大きさ的に見てハチロクのモノかな?

中心軸からまっすく伸びるスポークは

芸術品と言っても過言じゃないでしょう。

 

「せっかくだから中に入ってみてよ」というお言葉に甘えて

運転席も見せて頂きました。

うん、公園で保存されてる蒸気機関車とは状態が全然違う。

 

職員さんお手製?の看板を見ます。

結構クセ字が強くて読みにくかったですが、

最後に記された「S47.12 国鉄鹿児島工場」のサインを見てビックリ!

自分が幼少の頃からデゴイチはここで保存されていたとは…。

 

こうして楽しい時間を過ごさせていただきまして、

次の目的地であるスイッチバック駅の真幸駅へと向かいました。

「いさぶろう しんぺい」号が矢岳駅に停車する時間は5~6分ですが、

とてもこの時間じゃ満足いくまで見れないと思います。

…とは言うものの、矢岳駅に停車する列車は一日に3往復のみ…

矢岳駅のSL見学は条件がなかなか厳しいですね。

 

その後「日本三大車窓」っぽい風景を

列車じゃなく、レンタカーの車窓からチェック。

やっぱり列車から見た景色の方が良いみたいです。

次回は列車で訪れたいと思います。

でもそうすると、

人吉のデゴイチはゆっくり見ることが出来なくなるのですよね。

すっごく悩むところですけど、

そもそも自分がここに訪れた2年半前は列車が5往復あったのに、

なんでこんなに減っちゃったのです?

今になってビックらこいてたのですが。

 

 

肥薩線

 

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