皆さま、おばんです!
今年の2月のことですが、
釧網本線・川湯温泉駅に行ってきました。
(その時のブログもぜひチェックくださいね)
匂いが強い硫黄泉で有名な川湯温泉の最寄り駅。
昭和11年築のログハウス風の駅舎が残ることでも知られている駅でした。
この駅にはもうひとつユニークな点がありまして、
駅舎にレストラン「オーチャードグラス」さんが入居されてるのです。
メニューは本格的な洋食が中心で、
温泉とセットで立ち寄られるお客様も多い、
まるで観光地のような人気店でしたの。
ところが自分、2月に訪れた時はこのお店の存在を知らず、
直前までコンビニで買ったパンをパクついてまして…
この日は満腹で飯が食えずに、
名物のアイスクリームだけ食べて帰ってきちゃったのです。
ホント、やらかしてもうた。
いつかまた、絶対にここに来る!
そのようにずっと思い続けていたのですけど、
半年が過ぎた先週、ついにリベンジを果たす日が訪れたのですよ。
そもそもの事の発端は、先週の北海道旅行で
LCC(ピーチ&バニラエア)の利用客のみが購入できる
「ひがし北海道フリーパス」を手にしたことから。
フリーエリア内の特急(自由席限定)・普通列車が自由に乗り降りできる
お得感たっぷりな切符でしたが、もうひとつ特典があり、
切符に封入された特典引換券(2枚)を使うことによって
博物館網走監獄(旧・網走刑務所)の入場割引、
オーチャードグラスさんで販売するアイスクリームの割引
(なんと100円で食えるらしい)が受けられるのです。
※ともに9月までの特典です。
10月以降は内容が変更されてますので詳しくはJR北海道のHPをチェック!
食事をするリベンジも果たせ、しかもアイスまで食えるとか、
この特典引換券を使わない手はありませんよね!
…ということで、この日は午前中に博物館網走監獄に入館。
入場料は間違いなく減額されましたけど、
割引率がわずか1割だったのはちょっと渋かったかな?
そして午後。
オーチャードグラスさんで食事をするために、
網走駅から川湯温泉駅に向け、釧網本線の列車に乗車しましたよ。
実は自分、釧網本線の列車に乗車するのはこの日が初めて。
(今年の2月、5月ともにレンタカーで移動しちゃいました)
車両は非冷房車のために窓を開けて乗ってたのですけど、
車窓から見えるオホーツク海の景色がものすごくキレイなんすよね。
こちらは北浜駅を過ぎた辺り。
浜小清水駅近く…だったかな?
車内に優しい風が吹き込んで、気持ちの良い時間を過ごしました。
網走駅を出発してから約2時間、ついに目的地の川湯温泉駅に到着~!
雪まみれな川湯温泉駅の駅舎も良いですけど、
夕日に照らされた駅舎もカッコいい!
時刻は夕方5時近く、次の列車が到着するまで76分間ありますので
この時間を使って夕食を戴くことにします。
駅舎内にある、オーチャードグラスさんのお店の入口です。
2月に訪れた時は、まさか年内にもう一度来れるとは思わなかったなぁ。
窓側の席に着きました。
ここは元は駅長室だった場所(のはず)。
奥には貴賓室を改造したスペースもありますよ。
ここで食事がとれるなんて、駅ファンでしたら最高の贅沢でしょ!
今回はオムライスを注文しました。
だって前回来た時に、お客さんがこれを食べていて
とても美味しそうだったんですもん。
見てくださいよ!
たまごがふわっふわのとろっとろ~
うまし!
続いては食後のアイスクリームです。
お店の方に特典引換券を出したら、すごく嬉しそうにされてましたっけ。
特典引換券を使われる方、意外に少ないのかな?
たかがアイスクリームと思われるかもしれませんが、
アイスを食べることではなく、ここに来ることに意義があるのですからね。
ふ~ ごっさんでした!
食事を終えても、川湯温泉駅のお楽しみは終わりではありません。
駅構内に足湯がありますので、
列車が到着するまでここで過ごすことにしました。
時刻は夕方6時過ぎですけど、外はもう真っ暗ですね。
こちらの足湯、冬季以外は結構遅くまで開いてます。
時たま、ここにシマリスが姿を現すことがあるらしいですぜ☆
平日の夕方は空いてるようで、しばらく独占しちゃいました。
お腹は満腹になるしカラダは温まるし、川湯温泉駅最高!
こうして、あっという間に
川湯温泉駅での至福の時が終わってしまいました。
夕暮れの中の駅舎を見てると名残惜しくなってきます。
ここで釧路駅行き列車に乗車。
終点までの所要時間は約110分です。
川湯温泉駅は、網走駅から向かっても釧路駅から向かっても、
意外に遠いのよね。
今回、無事に川湯温泉駅の再訪が叶いましたが、
これもすべて「ひがし北海道フリーパス」があったからこそ。
この切符、当初の販売期間は今年10月上旬までだったのですが、
来年3月末まで延長され、
若者向けに更にお得な料金設定も設けられたみたいです。
25歳以下ですと、通常よりも3,000円も安く切符がゲット出来るらしい。
JR北海道さん、次はぜひ
「大人の休日倶楽部パス」が使える年齢に達してない
中途半端なオッサン向けの料金設定もお願いしますね。
またアイスを食べに来ますから。