皆さま、おはようございます!
LCC・ピーチの関西空港-仙台空港便が就航してから、
これを利用して関西に向かう機会が増えました。
我が地元の仙台から片道3千円程度(セール価格)で大阪に行けるとか、
それ以前でしたら絶対にあり得ない話ですよね。
関西空港到着後は、鉄道を利用して目的地に向かいますが、
この区間は、鉄道ファンでしたら楽しくて興奮しちゃうスポットでした。
JR線、南海線、それぞれの出入口がある関西空港駅を出ると2線は合流、
そのまま共有区間(複線)に入りまして…
しばらくは、海の上に架けられた線路を轟音を立てながら電車は走行。
上の3枚の画像は電車の後方より撮影。
やがて見えてくる駅がりんくうタウン駅でした。
田舎モノの自分は、りんくうタウンについては無知でしたが、
関西空港の開業に併せて造成された埋立地を利用した、
商業施設、住宅、工業団地などが密集する産業用地だそうですよ。
駅を出て、目の前に見えてくる大観覧車「りんくうの星」。
ここを通過するたびに気になっていた観覧車ですが、
高さは85メートルあり、対岸にある関西空港も見えるんですって。
空港までは結構距離が離れてそうですけど、本当に見えるのかしら?
今度来た時はぜひ試してみたいです。
それと、でっかくそびえ立つビル。
こちらは、地上56階建てのりんくうゲートタワービルだそうで。
高さは256メートルで国内で3番目に高いビルとのこと。
ここだけの話、実は自分、高所恐怖症でして…
小さい頃に見た映画「タワーリング・インフェルノ」のトラウマが
すべての原因なのですが、今思うと、あれは見るべきじゃなかった。
JR/南海、双方の列車が発着する駅ですが、
主だった駅業務は南海が行っているそうですよ。
自動改札機は南海線専用のモノと…
JR系のICカードが利用できるモノの両方が並んでました。
りんくうタウン駅-関西空港駅間は、JR線、南海線ともに同一料金ですが、
関西空港駅では出入口が異なるので、
乗車する列車、切符の券種には注意が必要です。
間違っていても、駅員さんに言えば対処してくれるようですけど。
りんくうタウン駅は方向別に分けられた島式ホーム2面4線構造。
中央の2線にJRの電車が、外側の2線に南海の電車が発着しますよ。
さてさて、りんくうタウン駅の面白さと言ったら、
特異な線路構造じゃないでしょうかね?
関西空港側に伸びてる線路はごくごく普通の複線ですが…
JR関西空港線、南海空港線の2線はりんくうタウン駅で分岐し、
それぞれ日根野駅、泉佐野駅方向に延びてるのです。
この高架線のカタチが見ていて楽しくて、
行き交う列車を見てるだけで1日過ごせちゃうのでした。
外側から見ると、こんなカタチになってるようです。
あ~ もう見てるだけで幸せ~
先週のニュースで、新大阪駅と難波駅を結ぶ
なにわ筋線の建設が合意(完全ではないようですが)したことを
伝えてましたけど、
そうなると、ここが今以上に関西地区の大動脈となるわけでして…
開通の暁には阪急電車の乗り入れも検討されているとか。
この先がめっちゃ楽しみじゃないですか!
さてさて、今年の夏はチビ(15歳♀)、女房と共にUSJデビューの予定でした。
個人的にはここでまったりして、ついでに観覧車も乗りたいのですけど…
りんくうタウン駅の線路配線の面白さ、
女房やチビには理解してもらえないだろうなぁ。
↑(日根野駅方面)
りんくうタウン駅(平成27年4月9日)
↑(泉佐野駅方面)
りんくうタウン駅(平成27年4月9日)