皆さま、おばんです!
今日は急に仕事が休みになったために、
家族サービスを兼ねて、福島県の吾妻山(あずまやま)に行ってきました。
仙台市内からは約120キロ離れた場所にある山で、
東北道経由ですと片道約2時間半の所要時間で着けます。
富士山に似ていることから「吾妻小富士」と呼ばれているこのお山、
直径約500メートルの火口がありまして、
驚くことに周囲の火口壁を歩くことが出来るのですよ。
一週約1時間の山登り、おデブな体をいたぶるには丁度いい運動だと思いません?
そんなことで、福島飯坂インターを降りてからナビを頼りに高湯温泉へ。
ここから続く磐梯吾妻スカイラインを
ひたすらテッペンに向けクルマを走らせました。
ちなみに上の写真は標高1,200メートルの地点です。
今日は雲が低かったせいか、福島市内は霞んだ姿しか見えませんね。
インターを降りてから約1時間、
ようやく駐車場がある浄土平ビジターセンターに到着しましたよ。
ここまではバスで来ることも可能ですが、本数は1日2往復しかありません。
ここは無難にマイカーで来るのが正解かも。
さぁてと、いよいよ吾妻小富士登山の開始です!
頂上までの高さに思わず息をのむ。
ここだけで70メートルの高低差があるそうです。
平均的な所要時間は約10分だそうですが…
HNで歩王の名乗る自分は、出来ればそれよりは早く登りたい気持ち。
階段の丸太の間隔が不均等すぎて、
なかなかリズム良く這い上がることが出来ません。
なんだか、めっちゃキツイんですけど。
頂上に着くまで10分以上かかっちゃったかも。
でもでも、ちゃんと頂上まで登れましたよ。
きゃ~、景色が最高!
下に見えるのがクルマを停めたビジターセンターでした。
ここからず~っと上がって来た自分、偉い!
頂上から火口を見ました。
直径が約500メートル、周囲の距離は約1,7キロになるのかな?
ここまで来たからには、火口壁を歩かないと気が済みませんよね。
時計回りを歩くか、それとも反時計回りを歩くか迷いましたが、
取りあえずは前を歩く人に続き、反時計回りで先に進むことにしましたよ。
歩き始めは元気ハツラツな自分でしたけど、
あることに気づいたんですよね…
道は傾斜がキツイ上に細い。
そんでもって無数の小石が転がっていて、とても滑りやすいのでした。
もし、ここから滑り落ちたらどうなるんだろう…?
下を覗きこみましたが、雲がかかっていて様子はわかりませんでした。
ここ、本当に大丈夫なのか?
心配になり、ネットで「吾妻小富士 事故」で検索したら出るわ出るわ。
「磐梯吾妻スカイラインのヘアピンでゴマメした」とか、
「火山性の有毒ガスが噴出している」など、
自分が求めているもの以外の情報が山のように出てきましたよ。
ようは足元さえ注意していれば大丈夫ってことね。
現地ではネットは繋がりませんので後で調べました。
ようやく中間点まで来たか?
この先も悪路が続きます。
目の前の道を遮る岩、みんな、どうやってここを越えているのだろう?
ほ~おら~ 足元をみ~てごらん~
あれが~ あなたの~すすむ~みち~
恐怖心と体の披露で思わずKiroroを口ずさんでしまう自分。
ようやく一周して、元の場所に戻ってきました。
いやもう、本当に疲れたんですけど。
到着直前に、すれ違ったおばちゃんたちがこっちを向いて、
「あらやだ、逆向きで歩いてる人いる。あれだと足場が悪いのに。」
とか言ってたんですけど。
今回歩いた吾妻山ですが、一昨年(平成26年)冬に噴火警戒レベルが変り、
それまでのレベル1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げられました。
吾妻山の火山活動は年々活発化しているらしく、
現在も火山性微動が続いているんですって。
現地では、小規模噴火やそれに伴う降灰、噴石もあるそうですので、
登山はくれぐれも自己責任で行ってくださいね。
こうして吾妻小富士を楽しんだ帰り道、
福島市瀬上地区の国道4号線沿いで人だかりに遭遇しました。
辺りは警察によって規制線が張られている模様です。
何事かと思い、近くのコメリのレジにいた女の子(推定16歳)に聞いたら、
強張った顔で教えてくれましたよ。
「すぐ近くで、引きこもり事件が起きたみたいです。」
それ言うなら「立てこもり事件」だよね?
ネットで調べてみたら犯人は確保されたようですね。
それにしても、まさか東北でこんな事件が起ころうとは…
以上、とにかく今日は、いろんなことを体験した1日でした。
肝心の体重ですが…太ってる!
帰宅早々、唐揚げをつまみにビールを呑んだのですが、それのせい?
腹まわりについたブヨブヨ、なかなか手ごわいですわ。