皆さま、おはようございます!
前回のブログで、昨年12月に訪れた肥薩線・嘉例川駅のことを書きました。
明治36年に建てられた九州最古の駅舎が残る駅でしたが、
この駅に、昨年11月辺りからある異変が起こり、
大勢の観光客が訪れてるそうなのですよ。
はたして嘉例川駅に何が起きたのか?
その様子を探りに先々週、再び嘉例川駅を訪ねてみました。
こちらは先々週の嘉例川駅の様子です。
駅前には数多くの車が!
前回訪れた時は確か、こんな車の姿はなかったはずなのに…
それだけじゃありません!
驚いたのですが、観光バスが嘉例川駅にひっきりなしに到着するのです。
バスの中からは、大勢の観光客が降りてきました。
もちろん、駅舎の中にも大勢の方がいらっしゃいましたよ。
そんな彼らの視線の先には…
!!!
このたび嘉例川駅の観光大使に就任した、
ねこのにゃん太郎がいたのでした!
地元の方に聞いた話によると、
にゃん太郎は昨年11月辺りから嘉例川駅に棲みつき始めた野良猫なんですって。
人間に対しての警戒心はまったくなく、触られても逃げないらしい。
自分も甘えて、にゃん太郎の肉球をプニプニさせてもらいました。
当初は窓口に置いてたパンフレットを寝床にしていたようですが、
にゃん太郎目当てで訪れる観光客が増えたことから観光大使に任命、
それを機に、駅舎の中に立派なお家を作ってもらったそうですよ。
耳には去勢済みを示すカットがあることから、元々は飼い猫だったらしい。
人々がいなくなった夜間も逃げることなく、この家の中で暮らしているそうですよ。
それにしてもにゃん太郎、くつろぎ過ぎじゃないの?
ただでさえ混雑しているっていうのに、
特急列車が到着すると、嘉例川駅は更にとんでもないことになります。
観光特急「はやとの風」は嘉例川駅に5~7分間停車、
この間、乗客は嘉例川駅を自由に見学できるので、
駅の混雑度合いは更に増すのでした。
もちろん、皆さんの目的はにゃん太郎ですよ!
特急列車が発車しても、嘉例川駅の混雑はまだまだ続きます。
嘉例川の観光大使として頑張っているにゃん太郎。
観光客が一気に増えたのはありがたい話ですが、
スマホで撮影されるおじいちゃんおばあちゃんが多く、
絶えずフラッシュ撮影されて少々疲れ気味なようでした。
撮影の際はぜひ、ストロボ発光をオフにしてあげてくださいね。
以上、寝不足気味のにゃん太郎が待つ
先々週の嘉例川駅の様子でした。
ここまでされても逃げないっていうんですから、にゃん太郎、大物ですわ。
リード等で結ばれているわけではないんですよ。