皆さま、こんにちは!
昨日は昭和62年に廃止された志布志線の廃線跡巡りと
日南線の駅巡りを楽しんできましたよ。
そんな昨日のお昼頃の出来事、
志布志駅の向かい側にある志布志鉄道記念公園に立ち寄りました。
現在は日南線の終着駅となった志布志駅ですが、
昭和62年まではここから、日豊本線・西都城駅を結ぶ志布志線と
日豊本線・国分駅を結ぶ大隅線の2線が延びておりまして、
3つの路線が交わる鉄道の要所だったのですよ。
かつては構内に機関区や保線所などもあったそうですが現在は撤去され、
その敷地の一角に造られたのが志布志鉄道記念公園でしたの。
ここには3両の車両が保存されております。
まずは朱色ツートンをまとったキハ52 130から。
自分がキハ52を見たのは糸魚川駅のキハ52 130以来だから2年半ぶりか。
キハ52には、このツートンカラーが似合いますよね。
車掌車のヨ8000もいますよ。
番号はヨ8951、ヨ8000としては末期に製造された車両です。
そして一番の主役はこちらです。
C58 112、大分機関区から昭和47年に志布志機関区に転入し、
無煙化によって昭和50年に廃止されるまで、この地で活躍したそうですよ。
く~っ、門鉄デフがかっこいい!
ここが九州であることの実感がジワってきます。
こうして50近くのオッサンが、公園内でカメラをパシャパシャしていたら、
近くで写生をしていた小学生から声を掛けられたのですよ。
僕の描いた絵も写真を撮ってって。
公園で近所の小学校の写生大会が行われていたみたいですね。
この後、志布志駅で絵を描いている班が迎えに来るらしく、
それを待ちわびていたみたいでした。
おおおっ、上手いじゃん!門鉄デフもしっかり描けているし…
と話しかけたら、
もっと上手い友だちがいるんだよ、こっち来て!
と連れて行かれて…その友だちの絵もしっかりと見させて頂きました。
上手いよ上手いよ!公園の建物まで描いてるじゃん、最高!
門鉄デフもステキだよ。
その後、男の子に、
「こんな上手く描けるんなら将来はイラストレーターになれるね」
って話したんです。そしたら男の子…
「あっ、でも僕は将来、ロボット工学の博士になるんです。
イラストレーターは目指していないんですよ。」
と返されちゃいまして…頼もしいですわ、志布志の子供たちは。
時間があったので子供たちに車掌車をレクチャー。
もったくもって興味を示してくれませんでした。
C58 112のキャブ周り。
九州で密閉型?と思ったら、C58って全機が密閉型で製造されていたんですね。
現場は灼熱地獄だったのでは…?
こうして、楽しく時間を過ごした志布志鉄道記園公園でした。
今回の鹿児島旅は、初日だけ雨天でしたが、他の日は概ね好天。
多くのステキな駅にも数多く訪れることが出来ましたので、
またまたしばらく、ブログにお付き合いくださいませ。