皆さま、こんにちは!

昭和47年に開通した長崎本線・喜々津駅-浦上駅間の市布経由。

この区間は特急列車が行き交う本線ながら単線であるために、

中間にある肥前古河駅 以外は

高速で列車交換が可能な施設が設けられておりました。

昨年4月に訪れたこちらも、そんな駅でしたよ。
g00250/長崎本線・現川駅

長崎本線・現川(うつつがわ)駅です!

現川…うつつがわ…読めない。

レンタカーのカーナビのセットにえらく手こずりましたわ。

現川駅はとってもユニークな線路配置でして、

2面の相対式ホームの中央に通過線があるのです。
g02254/長崎本線・現川駅

g02255/長崎本線・現川駅

跨線橋の上から眺めるとこんな感じでした。
この通過線は上下線共用で、

ここだけ大きなカントが設けられているんですよ。

上から見ると、その様子がよくわかります。
g02257/長崎本線・現川駅

もうね、列車は現川駅を通過する気満々って感じ。

言ってるそばから快速「シーサイドライナー」が通過してゆきました。

傾いてる、傾いてる!
g02258/長崎本線・現川駅

こんな眺めを楽しめる跨線橋がこちらでした。
g02256/長崎本線・現川駅

現川駅、かつては駅員さんが在駐していた有人駅だったそうですが、

現在は無人駅で、職員詰所が券売機置場に変わったとのこと。
g00251/長崎本線・現川駅

ここに職員さんがいらっしゃったとのことですけど…

閉所恐怖症の自分にとっては、ここは余りにも酷な空間ですな。
g00252/長崎本線・現川駅

なお、長崎市現川地区は幻の陶器・現川焼の故郷だそうです。
g02253/長崎本線・現川駅

なんでも、15世紀後半に生まれた陶器だそうですが、

わずか50年で製造が途絶えてしまったとのことで。

案内看板に記されている窯は明治時代に復活したもので、

現在は県の無形文化財にも指定されているそうです。

ネットを見ながら知ったかぶって書きましたので、

詳しくはご自身の手で調べてみてくださいね。

以上、線路配置に現を抜かしてしまった長崎本線の現川駅でした。


「うつつを抜かす」の「うつつ」って「現」って書くんですね。
現川駅のことをブログで挙げて初めて知りましたよ。


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