皆さま、こんにちは!
津軽海峡フェリーの乗船記、前回からの続きです。
(前回分はこちらからどうぞ)
津軽海峡フェリー18便(青森港1730→函館港2110)に乗ってみた。(前編)
この日に乗船したのは、津軽海峡フェリーでは
平成26年に就航したばかりの新造船で定員は583名。
船内には、ご家族向けの個室「コンフォート」や、
まるでラブホな「スイート」ルームまで備えているんですって。
ぼっち乗船の自分はもちろん「スタンダード」一択です。
こちらは乗船してすぐの場所にあるエントランス。
所要時間15時間を要する太平洋フェリー
(苫小牧-仙台ー名古屋)の
エントランスはグランドホテル並の豪華さでしたが、
ブルーマーメイドはビジネスホテルといった感じですね。
所要時間はたった4時間弱ですから、これでも大満足です。
ちなみに「スイート」「コンフォート」は階段を上がった上層階にありまして、
今回利用した「スタンダード」は画像に写る下層階でした。
そしてこちらが、今回利用した「スタンダード」客室です。
定員24名のお部屋、船内にはこんな部屋が16もありますのよ。
ブランケット&クッションが定員分置かれていて、
どんな体勢で寝ても問題なしですが…
ほぼ、間違いなく相部屋になりますので、
就寝中の屁こきだけは慎みましょう。
その他、「スタンダード」客が利用できるのがこちら、
乗客の共有スペースである「プロムナード」です。
窓から海の景色が楽しめるエリアですが、
運航中は外に室内光が漏れぬよう
操船するブリッジの遮光を目的にした安全処置ですが、
これは津軽海峡フェリー以外の船舶でも言われること、
仕方がありませんな。
時刻は午後5時半、いよいよ出航です!
大浴槽はありませんがシャワールームがありました。
このシャワー、好きな時間に無料で使えるってんですから驚き!
ボディソープやシャンプー類も完備されております。
自分はこの夜、ここ に宿泊するのでシャワーは利用しませんでしたが、
深夜便を利用の際は、ぜひ使ってみたいですね。
シャワールームの隣りはゲームコーナーです。
興味本位で覗いてゆく方はいましたけど、
本気でプレイしている人はいなかったような…
怪しげな景品のクレーンゲームにそそられる自分。
「倒れる危険性」って、景品が倒れるんじゃなくて
マシンがぶっ倒れるって意味ですよね、これ?
エントランス隣りにズラリと並ぶ電子レンジ群。
お客さんが勝手に持ち込んだ食べ物のために置いてるワケではなくて、
向かいにある自販機で購入した商品を温める温めるモノです。
くれぐれもご注意のほど。
以上が船内の様子でしたが…
カーテンが閉められていて外が見れるわけではなく、
夜間は甲板にも出られませんので、やることがない!
買い込んだお酒もあっという間に切らしましたので、
やることといえば寝ることのみ!
函館港到着を知らせる船内ガイドが流れるまで熟睡しちゃいました。
船の適度な振動が実に気持ちがいいのよ。
函館フェリーターミナルから函館駅まではバスで20分弱、
310円の運賃で向かうことが出来ます、
が、午後9時過ぎに発着するバスは設定されておらず。
公共交通機関を利用する手立てとしては、
江差線・七重浜駅 (フェリーターミナルから徒歩20分)から
列車を利用することになりますのよ。
ところが、函館駅行き列車の次の七重浜駅発車時刻は午後10時41分。
さすがに1時間近くも七重浜駅で待つ気は起きず、
タクシーで函館駅まで来ちゃいました。
料金は1,570円、フェリーの運賃を考えるとちょい高かったかな?
見ず知らずの人2人集めて3人で割り勘しましたが…
人見知りな性格じゃなくて本当に良かった。
函館駅に無事到着~!
来月3月のダイヤ改正で、
青森駅-札幌駅間を結ぶ急行「はまなす」が廃止されます。
急行「はまなす」は料金の安さもですが、
就寝中に移動が出来る、旅行の行程の時間短縮が出来る点が
魅力だったと思うんですよ。
新幹線じゃ、こうはいきませんからね。
欲をかけば、フェリーターミナルと七重浜駅のアスセスが良ければ
もっと便利なんですけど。
前にも書きましたが、
新幹線開通によってフェリーの利用が増えそうな予感。