皆さま、こんにちは!
前回のブログで挙げました
団体列車「Kenjiで行く女川・南三陸の旅」号の乗車記、今回は後編です。
(前回分はこちらからどうぞ)
団体列車「Kenjiで行く女川・南三陸の旅」号に乗ってきた。(前編)
女川駅に到着後は町内探索です。
復路の列車が到着するまで約2時間の自由時間がありますの。
まず最初に訪れたのは、
震災後に完成した女川町地域交流センターです。
これ、美味しくないはずがない!
この大きさのホタテ、スーパーではなかなかお目にかかれませんよね。
このホタテが戴けただけで女川町に来た甲斐があったってもんです。
ちなみに女川町、海の幸のイベントが毎月開催されておりますので、
いつ来ても、何かしら美味いものが戴けますよ。
秋に催される、おながわ秋刀魚(さんま)祭りだけじゃないのです!
続いてお邪魔したのがこちらでした。
ランボルギーニのショウルーム?
確かにファイティングブルが見えますが、
車のショールームではありませんのよ。
ダンボルギーニ。
実はここ、ちょっと前のニュースでも話題になりました、
ダンボール製の「ランボルギーニ・アヴェンタドール」を展示している
ショールームなのです。
石巻市内のダンボール加工会社・今野梱包さんが制作した
ダンボール製のランボルギーニ「ダンボルギーニ」を
間近で見ることが出来るのですよ。
本物のランボルギーニのようですが、確かにこの辺り、ダンボールっぽい。
これ、売り出したら欲しい人、大勢いるでしょうね。
ちなみにランボルギーニの実車は4,800万円するらしいです。
今野梱包さんの手にかかればガンダムやザクもこのとおり。
他にはダンボール製の家具が販売されておりました。
実物の家具が展示されてましたが、軽くて丈夫、そんでもって安いの!
作る楽しみもありますし、めっちゃ欲しかったわ。
話は変わって女川町のことです。
自分が前回訪れたのは昨年3月のことでしたけど、
津波で建物を失った女川駅前には何もなくて、
女川湾が見渡せる状態でした。
(その時のブログもチェックくださいね)
昨年3月に撮影した女川駅前の風景です。
その駅前にも素敵な商店街が完成し、
少しずつですが、震災以前の賑わいを取り戻してきている印象でした。
そんな商店街を仲間と一緒に歩いていたところ…
女川駅!?
これって津波で押し流された女川駅じゃないのよ!
いやもう、本当にビックリしちゃいましたよ。
まさか、失われた女川駅が現役の姿で復活していたとは。
ねっ、そのままでしょ!
こちらの建物、女川水産業体験館「あがいんステーション」さんだそうで、
旧・女川駅を模して造られたんですって。
中には現役時代の旧・女川駅の写真が飾られておりました。
スタッフさんの話によると、
昔の女川駅が懐かしく思ったご近所の方が
お持ちになられた写真だとか。
女川町は津波被害で家屋の8割、人口の2割を失った街です。
未だにその事実が信じられません。
こうして10ヶ月ぶりに女川町に訪れましたが、
街も賑やかになり、楽しく時間を過ごすことが出来ました。
本当は入浴施設「ゆぽっぽ」のお風呂に入る予定でしたが、
街探索が楽しすぎて自由時間の2時間はあっという間に終了、
汚い足でどうもすみません。
最後は再びKenjiに乗車、仙台駅にリターンして旅は終了しました。
今回は鉄道好きな皆さまが企画した旅ですので、めっちゃ楽しかったです。
が、それ以上に女川駅前の変化にはホントに驚きました。
ダンボルギーニに旧・女川駅、それと美味いものと…
地元民なのにその変化に気づかなかったのは不覚でしたわ。
女川町にはまた訪れたいですけど、
仙台駅-女川駅間にリゾート列車とか走りませんかね?