皆さま、おはようございます!
日本列島に台風が近づく中、
昨日は青春18きっぷ消化のために日帰り旅を楽しんできました。
午前中は、磐越東線・大越駅から延びていた
住友セメント専用線の廃線跡めぐり。
この上をDD51の重連が走っていたかと思うと
胸に熱いものが込み上げてきますよ。
専用線の終点・大阪住友セメント田村工場跡地まで歩いて引き返し、
再び大越駅、そして郡山駅に戻ってきました。
外は小雨が降り続いておりましたので
このまま旅を終えて自宅に帰ってきても良かったのですが、
時刻表を見ると、郡山駅からさほど待たずに乗れる
磐越西線の快速列車を発見!
猪苗代駅が未踏駅でしたので、こちらにやって来ました。
猪苗代駅を満喫して時計を見ると13時30分です。
時刻表を見ると、13時52分に郡山駅行きの各駅停車があるらしい。
実は自分、猪苗代駅のお隣りの川桁駅、関都駅、上戸駅、
ともに未踏駅でして、
次の普通列車で川桁駅まで行き
そこからお隣りの関都駅まで歩けば、更にその次の普通列車に
ドンピシャリで乗れるんじゃないかと思ったわけです。
未踏駅に2駅も周れるなんて、ありがたい話ですし。
そんなことで、普通列車に乗車して川桁駅で下車。
川桁駅は、昭和44年に廃止された
沼尻軽便鉄道(日本硫黄沼尻鉄道)の起点駅でしたよね。
いつか時間を取って、ここの廃線跡も訪れたいです。
川桁駅のチェックを終えると時刻は14時10分です。
ここから次の列車が関都駅にやってくる15時42分まで歩きますよ。
ちなみに川桁駅から関都駅までの営業キロは2,4キロです。
列車での所要時間で約2分。
南海和歌山港線の廃駅めぐりで歩いた時、
2,7キロを1時間かけて歩きましたから時間的には余裕のはず。
ところがいざ歩いてみると、
国道は磐越西線から大きく離れた場所を通ってまして、
結構遠かったみたい。
それでも30分近くで着いたんですから、
自分は案外早歩きな方なのかもしれませんね。
ブログのHNも走王に変えようかしら?
さて、関都駅のチェックを終えると時刻は14時35分です。
次の列車がやって来るまで1時間10分もあります。
猪苗代湖畔駅!
猪苗代湖の最寄り駅として昭和61年に開業した
夏場だけ営業をする臨時駅でした。
ところが昭和19年の夏を最後に営業を休止、
今じゃ、なかったコトにされようとしている駅のひとつでしたの。
ぜひ猪苗代湖畔駅にも訪れたい!
なお、関都駅から猪苗代湖畔駅までの営業距離は1,7キロ、
猪苗代湖畔駅から上戸駅までは2,0キロです。
2区間の距離を合わせると3,7キロか。
さすがに1時間後に上戸駅を発車する列車には乗れないでしょうけど、
17時3分に発車する列車には余裕で乗れそう。
…ということで、今度は猪苗代湖畔駅に向けて歩き始めました。
猪苗代湖畔に近いだけあって、沿道の景色はとっても素晴らしいです。
ただし、雨風さえなければ。
風がめっちゃ強くて傘が壊れそう。
やっとのことで猪苗代湖畔駅に到着~!
自宅に帰ってから知ったんですけど、猪苗代湖畔駅って、
磐越西線の新旧線に設けられた信号場跡地にある、
マニア垂涎モノの駅だったんですね。
信号場の遺構は見つけましたけど、旧線跡は完全にノーマークでした。
再訪確定です。
猪苗代湖畔駅チェックが終わると、後は上戸駅に戻るだけ。
この時点で時刻は15時20分です。
上戸駅の発車時刻は17時3分ですので全然余裕ですね。
ひょっとして、その前の普通列車も間に合うのか?
予定よりも1本早い列車が上戸駅を発車するまであと30分。
雨の中、強風が吹き荒れる中を走りに走りまくりましたよ。
車道を走ると我が身は木っ端微塵ですので、
ここはおとなしく歩道を歩き、もとい、走りました。
ぜいぜい言いながら上戸駅に到着、間にあった…
こうして、この夏最後の青春18きっぷ旅を終えました。
昨日は10キロ近く歩いた…
いや、8キロ近く歩いて2キロ近く走ったかしら?
駅巡りは本当にハードなスポーツですよ。