皆さま、おはようございます!


今年の夏の青春18きっぷシーズンもあと3日間を残すのみですね。

皆さま、18旅は目一杯楽しまれたでしょうか?

自分はというと、手持ちの18きっぷを使いきれておらず、

今日は日帰りで電車旅を楽しもうと考えておりました。

降水確率は70%すか。

旅の日の雨は毎度のことですので驚きませんよ。


自分がまだ高校生だった昭和58年の夏のこと。

この日も青春18きっぷを使って旅を楽しみました。
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当時、青春18きっぷで仙台から日帰り旅が楽しめる

三陸側の北端駅が吉浜駅でして、目的地はここでしたの。

当時の吉浜駅といえば国鉄盛線の終着駅。

駅舎はなく、単式ホームが1本あるだけの超激シブな駅でしたが、

そんな吉浜駅に30年ぶりに行ってきましたよ。


三陸鉄道南リアス線・吉浜(よしはま)駅です!
f09070/三陸鉄道南リアス線・吉浜駅

あらま、かわいいこと。


ちなみにこの日はクルマで駅巡り。

電車旅では気づきませんでしたけど、

吉浜駅って海岸線のかなり近い位置にあったんですね。
f09079/三陸鉄道南リアス線・吉浜駅

坂を下って右側に折れたところに吉浜駅はありましたよ。

駅周辺はどの方向をを眺めても絶景でした。

吉浜駅を素通りするのは勿体なさすぎますぜ☆
f0907a/三陸鉄道南リアス線・吉浜駅

元々は国鉄の三陸縦貫線の一部として建設が進められた盛線、

昭和48年の吉浜駅延伸以後は建設が中断されておりましたが、

移管先の第三セクター・三陸鉄道によって再開され

昭和59年に全線開通、線名も「南リアス線」に変わりました。


なお、吉浜駅構内にある観光センター(きっぴんセンター)は

南リアス線全線開通時に建てられたモノ。

やたらとスマイリーな壁面ですけど…
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こちらは震災後にキットカット「キット、ずっとプロジェクト」によって

施されたものでした。


吉浜駅の北側にある自由通路はたしか、

デザインしたのは女優の川上麻衣子さんでしたっけ?
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川上麻衣子さんを知ったのは今から30年近く前ですけど、

思春期の自分にとって、川上麻衣子さんの存在は衝撃的でしたわ。

ロリ顔なのに、そこからは想像も出来ないような肉体美。

間違いなく、自分の趣味・思考を狂わせたおひと方です。

この自由通路から眺める景色が、これまた良いのよ。
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駅構造は国鉄時代と変わらず、単式ホームが1本あるだけです。
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こちらが観光センター「きっぴんセンター」の中。

「きっぴん」って「吉浜(=きっぴん)」から由来していたんですね。
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南リアス線といえば

震災による津波被害で大打撃を受けた路線でしたけど、

平成25年4月に盛駅-吉浜駅間が、

平成26年4月に全線の復旧を果たしましたの。

平成25年の部分開通の時は、

名誉駅長の志村けんさんも吉浜駅 に来ましたっけ。
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それと川上麻衣子さんと藤原紀香さんも。


式典の時にたまたま前の席に志村けんさんがいまして、

自分の隣にいた地元のちびっ子が式典中に

「あっ、変なおじさんだ」

と小声で話したらけんさん、快く変なおじさんを披露してくれたんですよ。

志村けんさん、マジでカッコ良かったです。

自分もそんなオジサマになりたいなぁ。

変なおじさんじゃなくて、カッコ良いオジサマの方ね。


その日の様子は、

きっぴんセンター内に今でも掲げられておりました。
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それと、志村けんさんのパネルも。
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そんな、自分の中のアホさ加減とエロさ加減を形成してくれた、

お二人の息がかかった三陸鉄道南リアス線の吉浜駅。
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景色はいいし、アワビは旨い(らしい)し、

下車推奨駅であること間違いなしです!


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)

三陸鉄道南リアス線


盛駅(平成25年4月3日)

陸前赤崎駅(平成25年4月3日)

綾里駅(平成25年4月3日)

恋し浜駅(平成25年4月3日)

甫嶺駅(平成25年4月3日)

三陸駅(平成25年4月3日)

吉浜駅(平成27年6月29日)

唐丹駅(平成27年6月29日)

平田駅(平成27年6月29日)

釜石駅(平成26年9月13日)