皆さま、おばんです!

 

九州から無事に帰ってきました。

と言っても、まだ成田空港におりましたが…

今日から今回の旅で訪れた駅の探訪記を書きます。

一発目はこちら、昨日訪れたこちらの駅でした。
f07350/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

南阿蘇鉄道・阿蘇白川(あそしらかわ)駅です!

教会か、はたまたラブホか、初めて見た印象はそんな感じでした。

駅を周ってこれに出会った時は衝撃的でしたよ。

 

屋根の上の時計台を見ると駅名が記されてました。

間違いなくここは阿蘇白川駅のようですね。
f0735c/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅


駅舎に入ると中央には鏡張りの謎の柱が。
f07357/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅
 

見るものすべてが???な印象の阿蘇白川駅でしたが、

ホームに出てみれば、そこから見える景色はとっても素晴らしい。
f0735b/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

f0735a/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

こんな感じで阿蘇白川駅をウロウロとしていたら、

どこからか、人の気配を感じまして…

実は阿蘇白川駅の駅舎の中には喫茶店が入居しておりまして、

中でママさんが一生懸命に仕込みの作業をされていたんです。
f07356/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

 

どうしても駅舎の造りのことが知りたくて、

コーヒーセットを戴いちゃいました。

こちらが戴いたセット、デザートは自然の山ぶどうを使ったマフィンです。
f07358/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

これ、すんごく美味しかったですよ!

ちなみにお値段ですが、デザートだけでしたら250円と超格安なの。

でも、コーヒーに良く合うデザートですので、

セットで戴くことが絶対にオススメですぜ。

 

唐突に変なことを聞くのも失礼ですが、

まずは一番気になっていたこと、

屋根の上に立つ時計台の鐘は鳴るのかを質問してみました。
f07352/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

「あの鐘は鳴らないわよ。

駅舎が出来た当初(昭和63年辺り)は鳴っていたはずだけど、

うるさいからすぐに鳴らすの止めちゃったの」ですって。

 

駅が大好きで、阿蘇白川駅を訪れた話しをしたら、

ママさん、駅のことをいろいろと教えてくれましたよ。
f07351/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

阿蘇白川駅は南阿蘇鉄道の前身である国鉄高森線が開通した

昭和3年に開業した、長い歴史を持つ駅なんだそう。

昭和61年に第3セクター化され南阿蘇鉄道の駅になりましたが、

昭和63年にふるさと創生一億円事業が施行された際に、

交付金を利用して現在の駅舎に建て替えられたんですって。

 

当時はバブル経済真っ只中で、出来た駅はとにかく豪華絢爛。

駅舎のど真ん中にある鏡張りの柱は噴水で、

ガラス張りの柱の中を水が絶えず流れていたとか。

外にあるトイレにも、ナイアガラの滝のように

水が流れまくる仕掛けが組まれていたそうです。
f07354/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

今はナイアガラの滝、止まっちゃってますが…

 

でもでも、阿蘇白川駅は所詮は無人駅。

豪華な装備が施されていても、それらを管理する人もいなく、

現在はすべての「動く仕掛け」が不動になってしまったんです。

 

それでも阿蘇白川駅の美しい風景に憧れて、

ここで挙式をあげたカップルもいたとか。
f07355/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅

阿蘇白川駅、確かに教会っぽいですもんね。

さっきラブホっぽいって書いたこと、忘れてください。

 

こうしてママさんと、1時間近くもお話させて頂きました。

なお、喫茶店は「75th St.」というお名前で、

ママさんのキザキ真理子さんはブログも書かれてます。

阿蘇白川駅の美しい景色が満載のブログですので、

ぜひ見てみてくださいね。

「料理とアンティーク」(キザキ真理子さんのブログ)
f07359/南阿蘇鉄道・阿蘇白川駅
余談ですが、鉄道がブームになってから

阿蘇白川駅を訪れるファンの数も増えたそうですけど、

皆さん写真を撮った直後に、スグにいなくなってしまうと嘆いてました。

はい、自分も反省します。

 

 

訪問駅リスト(第三セクター・私鉄線 他)

南阿蘇鉄道

 

立野駅(平成27年7月29日)

長陽駅(平成27年7月29日)

加勢駅(平成27年7月29日)

阿蘇下田城ふれあい温泉駅(平成27年7月29日)

南阿蘇水の生まれる里白水高原駅(平成27年7月29日)

中松駅(平成27年7月29日)

阿蘇白川駅(平成27年7月29日)

南阿蘇白川水源駅(平成27年7月29日)

見晴台駅(平成27年7月29日)

高森駅(平成27年7月29日)


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