皆さま、おばんです!
九州から無事に帰ってきました。
と言っても、まだ成田空港におりましたが…
今日から今回の旅で訪れた駅の探訪記を書きます。
南阿蘇鉄道・阿蘇白川(あそしらかわ)駅です!
教会か、はたまたラブホか、初めて見た印象はそんな感じでした。
駅を周ってこれに出会った時は衝撃的でしたよ。
屋根の上の時計台を見ると駅名が記されてました。
見るものすべてが???な印象の阿蘇白川駅でしたが、
ホームに出てみれば、そこから見える景色はとっても素晴らしい。
どこからか、人の気配を感じまして…
実は阿蘇白川駅の駅舎の中には喫茶店が入居しておりまして、
どうしても駅舎の造りのことが知りたくて、
コーヒーセットを戴いちゃいました。
こちらが戴いたセット、デザートは自然の山ぶどうを使ったマフィンです。
これ、すんごく美味しかったですよ!
ちなみにお値段ですが、デザートだけでしたら250円と超格安なの。
でも、コーヒーに良く合うデザートですので、
セットで戴くことが絶対にオススメですぜ。
唐突に変なことを聞くのも失礼ですが、
まずは一番気になっていたこと、
「あの鐘は鳴らないわよ。
駅舎が出来た当初(昭和63年辺り)は鳴っていたはずだけど、
うるさいからすぐに鳴らすの止めちゃったの」ですって。
駅が大好きで、阿蘇白川駅を訪れた話しをしたら、
阿蘇白川駅は南阿蘇鉄道の前身である国鉄高森線が開通した
昭和3年に開業した、長い歴史を持つ駅なんだそう。
昭和61年に第3セクター化され南阿蘇鉄道の駅になりましたが、
昭和63年にふるさと創生一億円事業が施行された際に、
交付金を利用して現在の駅舎に建て替えられたんですって。
当時はバブル経済真っ只中で、出来た駅はとにかく豪華絢爛。
駅舎のど真ん中にある鏡張りの柱は噴水で、
ガラス張りの柱の中を水が絶えず流れていたとか。
外にあるトイレにも、ナイアガラの滝のように
今はナイアガラの滝、止まっちゃってますが…
でもでも、阿蘇白川駅は所詮は無人駅。
豪華な装備が施されていても、それらを管理する人もいなく、
現在はすべての「動く仕掛け」が不動になってしまったんです。
それでも阿蘇白川駅の美しい風景に憧れて、
阿蘇白川駅、確かに教会っぽいですもんね。
さっきラブホっぽいって書いたこと、忘れてください。
こうしてママさんと、1時間近くもお話させて頂きました。
なお、喫茶店は「75th St.」というお名前で、
ママさんのキザキ真理子さんはブログも書かれてます。
阿蘇白川駅の美しい景色が満載のブログですので、
ぜひ見てみてくださいね。
「料理とアンティーク」(キザキ真理子さんのブログ)
余談ですが、鉄道がブームになってから
阿蘇白川駅を訪れるファンの数も増えたそうですけど、
皆さん写真を撮った直後に、スグにいなくなってしまうと嘆いてました。
はい、自分も反省します。
阿蘇白川駅(平成27年7月29日)