皆さま、おはようございます!


今日はは九州旅の3日目、今回の旅の最終日です。

今日も天気がいいし、

飛行機のフライト時刻ギリギリまで九州の駅を堪能しますよ。


昨日のことですが、

宿泊したお宿からも近い豊後森駅から行動を開始しました。
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豊後森駅は一昨年に

水戸岡鋭治さんのプロデュースによる駅舎の改装が施された駅。

木造跨線橋も駅舎に合わせシックな黒系に塗替えられたのですが、

これが単なる色替えのリニューアルではなかったのですよ。
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跨線橋の中を見たらびっくり!

一番眺めの良さそうな場所にお立ち台が設けられていたのです。

このアイディア、斬新すぎ!
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このお立ち台に立てば、

玖珠川やその奥にある伐株山の絶景まで見えちゃうんですよね。

このアイディア、ぜひとも全国の駅に拡散して欲しいです。

「ここから景色が眺められればいいな」と思う跨線橋がある駅、

全国に数多くありますから。


そして豊後森駅で忘れてはいけないのがここ。

跨線橋からも眺めることが出来るスポットです。
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昭和9年に造られた豊後森機関庫の扇状庫でして、

平成21年に近代化産業遺産にも認定されたモノなのですよ。

鉄道ファンでしたら、九州鉄道記念館で保存されている

キハ07 41が長らく保管されていた場所…

と言ったほうが理解しやすいかもしれません。

豊後森駅でがある玖珠町では

鉄道遺産を活用した街興しを展開中でして、機関庫の整備のほか、

蒸気機関車のキューロク(29612)も新たに展示されてました。


宿泊したお宿の方からお話を聞いてビックリしたのですが、

駅舎の改装、鉄道公園の整備、

更には豊後森駅が「ななつ星」の停車駅となったために、

それらを見るための観光客が増えたんですって。

これら水戸岡効果は、街も認めているところらしく、

玖珠町はこのほど、シャッター街と化した商店街の改修を

水戸岡先生監修で進めていくことを決めたそうです。

街がこれからどのように変わるのから楽しみですね。


ちなみにこの機関庫、

戦時中に米軍の機銃掃射を受けた痕跡が残る戦争遺産でもあります。
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車庫の裏側から回ると見れますので、こちらも要チェックですよ。


豊後森駅を楽しんだ後は、

昭和59年に廃止された国鉄宮原(みやのはる)線の

廃駅巡りに向かいました。
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宮原線は豊後森駅のお隣、恵良駅と肥後小国駅を結ぶ路線で

5つの駅があったのですが、

廃止された駅のほとんどが今でも痕跡を残しているのですよ。

こちらも追々、ブログで挙げてゆきますね。


小国の街から阿蘇まではクルマで1時間…ということで、

午後からは豊肥本線の駅巡りです。

日本最大規模のスイッチバックを持つ立野駅にやって来ました。
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列車が実際にスイッチバックする様子が見たくて

駅の周辺をうろつき回ったのですが、とにかく広いの!


スイッチバックの引き上げ線から降りてくる

「あそぼーい!」を見たこの踏切…
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立野駅から移動するのにクルマで10分はかかりますの。
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「仙台から九州まで来て、ここで1時間も過ごしていいの?」

と自己葛藤しましたが、結局居座っちゃいました。

なぜそこに居座ったか。そこにスイッチバックがあるから。
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立野駅といえば南阿蘇鉄道の起点駅でもあります。

ここもまた、ユニークな駅だらけなんですよね。
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そして最後は豊肥本線の駅巡りで〆。

こちらも水戸岡監修による改装が施された阿蘇駅でした。
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こちらにはなんと、キャラクター「くろちゃん」の駅長室、

「くろ駅長室」があるのですよ。
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JR九州の駅、まるでテーマパークのようですね。

駅の構内が楽しくなるのは駅ファンとしては嬉しい限りです。


この駅レンタカーを借りるのにはちょっと勇気がいりそうですけど。
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それでは今日も夕方まで、九州の駅巡りを楽しんできます!


九州まで来て駅巡りでいいの?というツッコミはなしで。