皆さま、おはようございます!
かつて日本一短い路線で知られた小松島線。
先月半ば、小松島線の廃線跡巡りを楽しんだ話の続きですよ。
(よろしかったら前回分も読んでけさい)
昭和60年に廃止になった小松島線の廃線跡を歩いてみた(その1)
まずは小松島機関区跡地に出来た駐車場前に立つ
怪しげなオブジェですが…
のちにわかることなのですが、これ、小松島駅跡地を整地して出来た
「小松島ステーションパーク」の案内標だったんですって。
どおりで蒸気機関車っぽく見えたはずですわ。
この先にパークのいこいの広場があるとのことで、
東側(小松島港区寄り)に進みます。
鉄道車両の車輪!そして線路っぽいシルエットも!
もう興奮が止まらないですって。
ひょっとしてこの先、
小松島線にまつわる遺構がたくさん潜んでるんんじゃありません?
思わずそんな期待を抱いちゃいそうな光景でしたよ。
直径が30センチほど、どうも本物ではなさそう。
ホンモノの車輪にしては小さすぎます。
保線車両の車輪か何かとも考えたのですが、
それにしても摩耗している形跡もなく、
オブジェとして作られたもののようですね。
この車輪の車止めより先が公園だそうで。
SL記念ひろば!!!
ちなみにこの公園の看板も、
そして広場のど真ん中にあるものは…
いや、正しくは駅を模した公園施設です。
でもでも…駅好きの自分にとって、こんな施設がある公園はまさに聖地!
小松島線の廃線跡にこんな公園があったとはね。
念のため言っておきますけど、
このプラットホームと小松島線の廃線跡とは
位置関係も含め、何の関係もありません。
あくまでも廃線跡に完成した公園に、
駅を模した施設があるってだけの話ですぜ☆
傍らにはやはり本物の駅名標が立っているのですけど、
こういうモノって、当時のまま残ってるからこそ価値があると思うんですけどね。
ホームの上に建つこちらの母屋根ですが、
解体された小松島駅の駅舎にはこのような庇はないので、
駅舎の奥に見えるのは、
蒸気機関車(C12 280)と客車(オハフ50 272)です。
機関車は昭和11年に製造されたもので、
昭和45年に廃車になるまで
実際に牟岐線・小松島線で使用されてた車両とのこと。
客車はレッドトレインの50系…
なぜかブルートレインに変わってました。
ここが公園だなんて絶対に思いません、駅そのもの!
こんな公園が身近にあるなんて、徳島の皆さんが羨まし~
40代半ばのおっさんが公園ではしゃぐ姿を見て、
ニャンコもドン引きしていたかもしれませんが、気にしない気にしない。
ここでSL記念ひろばがある場所の再確認ですが、
小松島ステーションパークの西側でして、
ちなみに小松島駅があった場所はもっと東側。
港に近い場所だったようですね。
左上に見えるのがSL記念ひろばですよ。
そして、同じ位置の昭和49年の様子。
鉄道施設は跡形なく撤去されてしまったようですけど…
ん?たぬき広場に廃線跡が残ってる?
緑の矢印の先にある場所です。
ひょっとしたら小松島線の廃線跡が今でも見られるかも。
この続きはまた次回に。
興奮しすぎて写真を挙げ過ぎちゃいました。ホント、申し訳ないっす。
(続きはこちらです)
昭和60年に廃止になった小松島線の廃線跡を歩いてみた(らすと)