皆さま、おばんです!
今晩は東北本線・金ヶ崎(かねがさき)駅です。
明治30年に開業した長い歴史を持つ駅ですが、
昭和58年に無人駅化され、
以後、業務委託駅として現在に至っているんだとか。
2面3線構造だった駅構造も現在は1線が撤去され、
現在は相対式ホームの2面2線構造。
こんな金ヶ崎駅ですけど、駅舎を見ておったまげました。
見てくださいよ、この駅舎を!
なんなのよ、この巨大な駅舎は!
金ヶ崎駅って、ひょっとしたら駅舎の反対側(西側)が賑わっている?
そんなことを思い、自由通路を通って西側に出てみたのですけど、
出入り口の前にあるのは操業停止中の工場だけ。
こんな場所(付近住民の皆様ごめんなさい)にある駅なのに
こんなデカい駅舎があるとは…
ちなみに金ヶ崎駅のホームは、昔からある2本のホームそのまんま。
でも、駅舎は超近代的なの。
なんでも平成16年に建てなおされたばかりのモノらしく、
午後5時には駅員さんが不在になり無人駅と化すのですが、
待合室の中はヒーターがガンガン効いてるし、
とにかく贅沢感極まりない感じでした。
なぜに金ヶ崎にこんな贅沢な駅が?
自分も自動車業界で仕事をしている身なので
何となくは気づいていましたけど、
おそらくその答えは、
金ヶ崎駅の階下に飾られていたコレのせいでしょう。
トヨタ・アクア。
実はですね、こちらのアクアをはじめ、ヴィッツやプリウス、
ウィッシュといったトヨタの主要コンパクトカーの生産拠点である
トヨタ自動車東日本の岩手工場が、
ここ、金ヶ崎の工業団地にあるのでした。
それだけじゃありませんぜ。
勝手な憶測ですけど、金ヶ崎の街の財政事情、
法人税等でさぞ潤っているのではないかと。
やたら立派な駅舎はそんな事情の表れだったのではないかしら?
こうして金ヶ崎駅の駅探訪を楽しんだ後のことですが、
食料を求めて駅の周辺を彷徨ってみたんですよ。
金ヶ崎駅を訪れたのは、
青森県内の鉄道が強風で乱れまくったこの日 のことでして、
列車の接続時間もほとんど余裕が無く、
ホテルを出てから何も食べることが出来なかったんです。
金ヶ崎駅から歩いて5分ほどで国道4号線に出られますが、
どうもそれっぽいお店は見当たりませんでした。
ガラス越しに覗くパンがとても美味しそうでしたので、
思わずお店の中に入っちゃいました。
金が咲バーガー!
お値段380円でちょい高めでしたけど、気になって買っちゃいました。
なんじゃこりゃ~!
美味い、美味すぎる!
地産の奥州牛ビーフを100%使ったパテが特徴…
という説明書きがありましたけど、
すっごくジューシーでうんまいの!
写真じゃわかりずらいかもしれませんが、
ボリュームもあって、お腹がいっぱいになっちゃいましした。
金ヶ崎と言えば、
冬樹殿や智代の声を充てた桑島法子さんの出身地。
んでもって、金が咲バーガーやアクアの出身地でもあるし…
なんだか金ヶ崎のことが好きになっちゃいそうです。
あっ、個人的にはアクアよりも、
デミオのスカイアクティブディーゼル・6Fの方が100倍気になりますけど。
↑(仙台駅方面)
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山ノ目駅
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金ヶ崎駅(平成26年11月3日)
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