皆さま、おばんです!

 

下北半島の風光明媚な海岸線を走るJR東日本・大湊線。

青い森鉄道が管轄する野辺地駅とJRの大湊駅を結ぶ路線ですが、

ここを走る1日9往復運行される列車のうち、

青い森鉄道を経由して八戸駅・青森駅まで連絡する列車は

青い森鉄道線内を快速運転するために

快速「しもきた」という名称が付くのですよ。

2週間前に乗車する機会がありましたので、

その時のことを書いちゃいますね。

 

まずはここ、大湊線の終端・大湊駅からスタートです。e1105b/大湊線・大湊駅

 

こちらが今回乗車する、

大湊駅を午後2時5分に発車する普通列車734Dでした。

こちらは八戸駅行きの列車ですが、

快速運転をする野辺地駅‐八戸駅間が快速「しもきた」になります。e11080/快速しもきた

大湊緯線内をゆく普通列車を含めての話ですけど、

基本的にキハ100の1~2両編成が運用に就いてるようですね。

検査等で車両が不足する時はキハ40・48が代走に入るみたいですよ。

 

この車両が大湊線の沿線風景を楽しむには実にイイのです。

見てください、この前面展望を!e11082/快速しもきた

半室運転台のキハ100だからなせる業ですね!

 

ちなみに同線をゆく、快速「はまなすベイライン号」のキハ48ですが、

側窓が開く利点があるものの、前面展望は絶望的なのです。e11085/快速しもきた

こちらはキハ40(48)の運転台後方でした。

 

青い森鉄道線内の青い森701系電車も前面が開けているというものの、

そこはやはり全室運転台構造の電車、

ワンマン機器もあって展望とまでは言えないのですよ。e1108d/快速しもきた

こちらは青い森701系電車の見慣れたワンマン風景でした。

 

そしてもうひとつ、キハ100は全長20メートル級のキハ110系と違って

2&2列シートが採用されているのですよ。

※キハ110系は1&2列シートです。e11081/快速しもきたe11084/快速しもきた

自分、キハ110系に乗るたびに毎回思うんですけど、

1&2列シート車って、あまり旅情を感じなくありません?

人を座らせたいけど、でも人を詰め込みたい…みたいな感じで。

そんなわけで快速「しもきた」に就くキハ100は、

旅には超快適な車両なのでした。

 

さて、大湊駅を発車した列車はむつ市内の市街地を抜け、

表定速度70キロの高スピードで走り抜けます。

直線に延びた線路が実に大湊線らしいですね。e1108g/快速しもきた

 

途中の陸奥横浜駅で列車交換を行います。e11086/快速しもきた

 

陸奥横浜駅 は大湊線の途中駅では唯一の交換可能駅でして、

朝夕の列車を除けば、基本的にここで

列車が行き違いするダイヤが組まれておりました。e11087/快速しもきた

「リゾートあすなろ下北号」も一度は乗ってみたいな…

 

そしてこの先から、絶景ポイントが始まりますよ!e11088/快速しもきた

うひょ~!陸奥湾が美しすぎる! 

40代半ばのおっさんによる前面のかぶり付き、どうぞ許してくだされ。

菜の花の季節もまた来ますからね!

 

こうして734D列車は大湊線の旅を終え、

野辺地駅から青い森鉄道線内に乗り入れします。e11089/快速しもきたe1108a/快速しもきた

 

ここから先が快速運転区間で快速「しもきた」の列車名になりますのよ。

野辺地駅では乗客の半分ぐらいが降りられたかな?

大湊線から青森駅方面に向かうお客さん、意外に多いようですね。e1108b/快速しもきた

 

その後は青い森鉄道線内を爆走、

定刻の午後3時53分に終着の八戸駅に到着しました。e1108c/快速しもきたe11083/快速しもきた

 

こんな快速「しもきた」が走る大湊線。

大湊駅前には安いて美味しいお惣菜屋さんや

ランチが気軽に楽しめる喫茶店もあり、

ステキなスポットが多い路線ですけど、とにかく風に弱いの。

各駅にはあらかじめ、代行バスの停留所案内まで掲げられているくらい

運休率の高い路線なのです。

快速「しもきた」に乗れるか否かはあなたの運次第。

自分は毎回こう ですけどなにか?

 

 

大湊線

青い森鉄道

 

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