皆さま、おばんです!


三陸鉄道の不通区間であった吉浜駅-釜石駅間が復旧し、

4月5日、ついに南リアス線が全線開通しました。

盛駅から発車する一番列車に乗車したのですが、

今回はその時のことを書いちゃいますよ。


南リアス線全線復旧前日である4月4日、真夜中の仙台駅東口。

ここで4人のお仲間さんと合流しワゴン車で盛駅に向かいます。

皆さん、お仕事を終えてから

東北新幹線の最終列車で仙台駅まで来られたとか。

本当にお疲れさまでした。


盛駅に到着したのは午前4時。

始発電車は5時48分発ですので、ちょっと早かったかも。

ここまで運転してきた自分、本当にお疲れさまでした。
e04080/南リアス線一番列車

それにしてもビックリしたのは、

この時既に駅の中に開業を待つファンがいたこと。

一番乗りの方は前日から盛駅にいたようです。

本当に本当に、皆さんお疲れさまでした。


と、ここで問題が発生!

クルマを停めようと駐車場を探したのですが、

そもそも盛駅前にはそんな施設はなかったようです。

途方に暮れながら、近所の某コンビニに立ち寄ったところ、

「一番列車に乗車するのでしたらそれまでの間、

クルマを停めてもいいですよ」って快諾してくれたんですよ。

北三陸にの人たち、本当に優しい方ばかりです。

もちろん、いっぱい買い物をしましたからね。


ここから1時間後、

陽も明けてきましたので、改めて盛駅に向かいました。
e04081/南リアス線一番列車

朝方5時過ぎの盛町内です。

街全体が祝賀ムード全開ですよ!


そして盛駅に到着、ここでは新聞の号外のほか、

社員さんの手書きメッセージが添えられたコーラが

振舞われましたの。

これ見て思わずグッときちゃいましたよ。

おっさんになると、どうも涙もろくて。
e04082/南リアス線一番列車


切符を買うのに手間取っていたら、

ホームに一番列車が入線しちゃいました。

皆さん、切符と一緒に

さんてつグッズもいっぱい購入されていたようですね。
e04060/三陸鉄道全線復旧


e04083/南リアス線一番列車


ホームに入ると同時に、列車は盛駅に向けて発車しました。

盛駅周辺には宿泊施設が無くて夜行バスも発着しないので、

ここから一番列車に乗車するお客さんは少なかったようです。

ざっと数えて15人くらいかな?


それにもまして多かったのがマスコミさんの数!
e04084/南リアス線一番列車


もうね、列車が発車した途端に取材合戦が始まったときた!

そうそう、パンチ佐藤さんも同乗されて取材されてましたっけ。
e04085/南リアス線一番列車

パンチ佐藤さんのブログにも、その日の記事がありましたよ → コチラ


パンチ佐藤さん、乗客のお一人お一人に、

丁寧に南リアス線全線開通への想いをお聞きになられておりました。

あのテンションの高さ、まさか普段からのものだったとは…。


列車は順調に、終点の釜石駅に向けて走ります。

外はすっかり明るくなりまして、

まるで全線開通を祝う様な好天ぶり、いいね!
e0408a/南リアス線全線開通


三陸駅では、こんな立派な横断幕が掲げられておりましたよ。
e0408b/南リアス線全線開通


そして吉浜駅を発車、

いよいよ本日より稼働する昨日までの不通区間に突入です。
e0408d/南リアス線全線開通


列車は昨日までのことがまるで無かったかのように、

驚くほどスムーズに線路を駆けて行きました。

平田駅には写真家の中井精也さんがイタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
e0408c/南リアス線全線開通


こうして列車は無事に釜石駅に到着。

南リアス線、未来への一歩がスタートしました。

(↑ヘッドマークの文句ね)
e04089/南リアス線一番列車


とにかく祝賀ムードでいっぱいの釜石駅でしたが、

その前にちょっくら寄るところがありましたので、

一旦、折り返しの列車で盛駅に戻りましたのよ。

クルマもコンビニに停めっぱなしでしたからね。


自分ら知らなかったんですけど、

盛駅前では朝市が催されているようです。

時間がありましたので、ちょっとだけ立ち寄ってみました。
e0408f/南リアス線全線開通


お野菜とかお花とか、

そんなものがいっぱい並んでおりましたけど、

自分ら旅行中ですのでそれらの購入は断念、

美味しそうな焼鳥を戴いちゃいましたよ。
e0408e/南リアス線全線開通

この焼鳥、デカくて食べ応えたっぷりで、しかも美味しいの!


味は塩こしょうの1本勝負だ!

そう言いながらおじさん、

一所懸命に塩こしょうを振りかけておりました。

おじさんが命込めて振りかけた焼鳥塩こしょう味、

美味くて当然ですね。

おじさん、ありがとう!


北三陸のお楽しみはまだまだ続きます。