皆さま、こんにちは!


今日は三陸鉄道の、こちらの駅の訪問記です。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05230/甫嶺駅

三陸鉄道南リアス線・甫嶺(ほれい)駅です!


甫嶺(ほれい)駅って読むんですね。

自分、まったく読めんかったですわ。

なんでも、この辺りの地名から由来した駅名なんだとか。



もともとはこの辺り、

民家が点在する小さな漁村だったようです。

下の航空写真は昭和52年に撮影されたものなのですが、

長閑な漁村の様子が伝わってきますよね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05239/甫嶺駅


先の東日本大震災によって発生した大津波は、

甫嶺地区を容赦なく飲み込み、

南リアス線の一部区間が復旧したばかりの、

4月3日に訪れた甫嶺駅から見る景色は、

驚くほどに一変してしまってたのですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05236/甫嶺駅

海側にあった民家が1軒もない…


高台にあるはずの南リアス線でしたが、

津波は線路を乗り越えて、山側の民家にも流入したそうです。

今回の復旧では、それら反省点を踏まえて、

より強固な南リアス線に生まれ変わっておりました。


まずはこちら、甫嶺駅の入り口です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05231/甫嶺駅

甫嶺駅は高台にあるために、

こちらの階段を使ってホームに入るんですよ。


ホームや待合室は昭和48年に国鉄・盛線の駅として、

甫嶺駅が開業した当時から使われているものです。

同じ三陸沿いの気仙沼線や大船渡線でも、

多く見ることが出来る仕様の駅でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05232/甫嶺駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05233/甫嶺駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05237/甫嶺駅


復旧した路盤に目をやると、

復旧しに合わせて完成したばかりの、コンクリート製の新しい路盤が!

以前はここ、単なる盛土でしたよね、確か。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05235/甫嶺駅

お隣の陸前赤崎駅もそうでしたが、

より強いに強い駅に生まれ変わったようです。


三陸鉄道の軌道は、

主幹線で使用されている50N規格のレールが、

開通当時から採用されております。

目的は高速列車に対応するためのものではなく、

メンテナンスフリーを狙ったもののようですね。

一度ここを、特急列車が快走する姿を

見てみたいような気もしますが。

そのためにもぜひJR線も、鉄路による復旧を願いたいです。



甫嶺駅の待合室でさんてつきょうだい のポスターを発見!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05238/甫嶺駅


自分もこのマスク、被りたい!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0523a/甫嶺駅



この日はあいにくの悪天候でしたが、

夏場はきっと、美しい景色が楽しめる場所なんだと思います。

今年こそは、クェートから送られた気動車に揺られて、

のんびり鉄道旅でも楽しみたいですね。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05234/甫嶺駅


冷たい飲み物をいっぱい、甫嶺、もとい、保冷バックに詰め込んで…ね。




訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)

三陸鉄道南リアス線


盛駅(平成25年4月3日)

陸前赤崎駅(平成25年4月3日)

綾里駅(平成25年4月3日)

恋し浜駅(平成25年4月3日)

甫嶺駅(平成25年4月3日)

三陸駅(平成25年4月3日)

吉浜駅(平成27年6月29日)

唐丹駅(平成27年6月29日)

平田駅(平成27年6月29日)

釜石駅(平成26年9月13日)