皆さま、おばんです!


昨日のことですが「さとうや」さんの店長 と一緒に、

南東北ホリデーパスを利用して、

山形・福島に日帰り旅行に行ったきました。


今回は、旅行プランは店長任せの、

超らくちんツアーです。


山形鉄道・フラワー長井線では魅力的な木造駅舎に遭遇したり、

(ホントに遭遇…というか、通過しただけなんですもん。

絶対に後日、駅巡りに来てやるんだから!)

米沢市内では、とてつもなく美味しいラーメン屋さんを見つけたりと、

なかなか楽しく過ごさせて頂きましたよ。


午後には飯坂温泉に入浴するために、

福島交通飯坂線の電車に乗車したのですが、

どうしてもここだけは寄りたくて、

わがまま言って、途中下車させて頂きました。


福島交通飯坂線で唯一の貨物専用線であった、

福電興業専用線の配線跡です!


以前に、岩代清水駅の記事 中にも書いたのですが、

福島駅で引き渡された国鉄貨車を

福島交通の2両の電車がサンドイッチし、

プッシュプル運転でここ、岩代清水駅まで、

やって来ていたんですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10117

昭和50年に撮影された、岩代清水駅の航空写真です。

専用線の廃止直前の写真ですが、

中央に見える東北電力の変電所の下に専用線があって、

荷役のための設備があるのがわかります。


こちらは現在の様子です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10118

廃線から既に36年が経過し、

その大部分が姿を消しちゃってると思いますが、

なお確認のために、専用線の現在の様子を見てきました。

前回、福島交通飯坂線の全駅踏破をした後に、

この専用線の存在に気づいて、

気になっちゃっていたんですよね。



そんなことで、専用線跡巡りのスタートは、

こちらの岩代清水駅からです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104c

岩代清水駅から数えて東側の、2番目にある踏切辺りから、

専用線は分離していたようです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104d

画面左側にあるブロック塀が、奥にいくに従い後退しているのは、

専用線があった頃の、鉄道境界線の名残りかな?


本線と分離した専用線は、100メートル程だけ本線と並行、

大きくカーブしますが、

まるで専用線の跡を打ち消すかのように、

その先には住宅が建ち並んでおりました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104f


…というか、ここの住宅地、

福電興業の跡地を整地して建てられているので、

遺構を探すこと自体が無理だったかも。


こちらは、専用線があった頃から建っていた、

東北電力の変電所です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104g

変電所の右側に見えるアパートの辺りが、

福電興業の荷役ホームがあったと思われる場所なのですけど、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104e

ホント、何も残ってませんのよ。

ちょうどこの位置に、側線が延びていたはずなのですが…


何か、当時の様子を知る手がかりでもあればと思ったんですけど、

甘かったです。


その後も何度か、変電所の周りをウロウロと。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104h

東北電力の技術センターでは、

こんなハイテクな装備まで開発していたんですね。

ふくろう君、ホントに効果があるんかな? (;^ω^A



その後はこの場から撤収し、

ゆっくりと飯坂温泉の湯に浸かってきましたとさ。


そうそう、飯坂線の電車に乗った際は、

踏切にも注目してみてくださいね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1104i

とにかく踏切が多いのなんのって!


第4種踏切が連続する景色は福島交通ならでわです。

中には、個人宅に入るだけが目的の踏切もあったりと、

なかなか興味をそそられますね。