皆さま、おばんです!
昨日のことですが「さとうや」さんの店長 と一緒に、
南東北ホリデーパスを利用して、
山形・福島に日帰り旅行に行ったきました。
今回は、旅行プランは店長任せの、
超らくちんツアーです。
山形鉄道・フラワー長井線では魅力的な木造駅舎に遭遇したり、
(ホントに遭遇…というか、通過しただけなんですもん。
絶対に後日、駅巡りに来てやるんだから!)
米沢市内では、とてつもなく美味しいラーメン屋さんを見つけたりと、
なかなか楽しく過ごさせて頂きましたよ。
午後には飯坂温泉に入浴するために、
福島交通飯坂線の電車に乗車したのですが、
どうしてもここだけは寄りたくて、
わがまま言って、途中下車させて頂きました。
福島交通飯坂線で唯一の貨物専用線であった、
福電興業専用線の配線跡です!
以前に、岩代清水駅の記事 中にも書いたのですが、
福島駅で引き渡された国鉄貨車を
福島交通の2両の電車がサンドイッチし、
プッシュプル運転でここ、岩代清水駅まで、
やって来ていたんですよ。
昭和50年に撮影された、岩代清水駅の航空写真です。
専用線の廃止直前の写真ですが、
中央に見える東北電力の変電所の下に専用線があって、
荷役のための設備があるのがわかります。
廃線から既に36年が経過し、
その大部分が姿を消しちゃってると思いますが、
なお確認のために、専用線の現在の様子を見てきました。
前回、福島交通飯坂線の全駅踏破をした後に、
この専用線の存在に気づいて、
気になっちゃっていたんですよね。
そんなことで、専用線跡巡りのスタートは、
岩代清水駅から数えて東側の、2番目にある踏切辺りから、
画面左側にあるブロック塀が、奥にいくに従い後退しているのは、
専用線があった頃の、鉄道境界線の名残りかな?
本線と分離した専用線は、100メートル程だけ本線と並行、
大きくカーブしますが、
まるで専用線の跡を打ち消すかのように、
…というか、ここの住宅地、
福電興業の跡地を整地して建てられているので、
遺構を探すこと自体が無理だったかも。
こちらは、専用線があった頃から建っていた、
変電所の右側に見えるアパートの辺りが、
ホント、何も残ってませんのよ。
ちょうどこの位置に、側線が延びていたはずなのですが…
何か、当時の様子を知る手がかりでもあればと思ったんですけど、
甘かったです。
東北電力の技術センターでは、
こんなハイテクな装備まで開発していたんですね。
ふくろう君、ホントに効果があるんかな? (;^ω^A
その後はこの場から撤収し、
ゆっくりと飯坂温泉の湯に浸かってきましたとさ。
そうそう、飯坂線の電車に乗った際は、
とにかく踏切が多いのなんのって!
第4種踏切が連続する景色は福島交通ならでわです。
中には、個人宅に入るだけが目的の踏切もあったりと、
なかなか興味をそそられますね。