皆さま、おはようございます!


昨日の夜、

陸上自衛隊仙台駐屯地に存在した貨物線のことを書きました。


陸上自衛隊仙台駐屯地の廃線跡を想像してみる。


場内に残る木造倉庫の下のホームらしき遺構を見て、

貨物線の位置を自分なりに推理してみたんですよね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04225


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04220

そしたら昨晩のことですが、ブログ仲間さんが、

昭和21年に撮影された航空写真がネットにあることを教えてくれまして、

さっそく写真と照らし合わせてみたんです。

すると…
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04230

こちらがその、昭和21年に撮影された航空写真で、

これをじっくりと眺めていたら、

自分の推理は間違っていたっぽいです (;^ω^A


ここで改めて、

現在の航空写真に貨物線の跡をトレースしてみると、

こんな感じになるようでした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04231

昭和21年の航空写真に、

線路を挟むような形で写る白いものが、

鉄道用のホームなのかどうかわかりませんが、

上の写真の赤い部分にそれっぽいものが写っておりました。

それとは別に、

南北方向に延びる引き込み線があったようでして、

そこには貨車らしき影も写っていたんですよね。

ちなみにこの引き込み線があった位置には、

現在は新しい建物が並んでおりますので、

廃線跡の確認は出来ないものと思います。


ということで、木造倉庫の裏側に貨物線があったということで、

昨晩のブログの画像に新たに、

貨物線の跡をトレースしてみました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04232

倉庫の裏に続く緩やかなカーブは貨物線跡だったようです。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04233

この廃車体のちょうど裏側を貨物線が走っていたみたいで。

…ということで、ホームの位置が再びわからなくなってしまいました(ノ_-。)


☆総括☆


昭和21年の航空写真でわかったこと。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04226

この木造倉庫、

予想通りに戦前から残る貴重な倉庫で間違いありませんでした。

そして、戦前から残る唯一の建物でもあったみたいです。

戦中にどのような目的で利用されていた建物なのか、

なぜ、未だに残されているのか、

新たに気になる疑問もいっぱい出てきました。


そして深まる謎。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c04222

このホームらしき物。

一体、これの正体は何なんでしょうね? (;^ω^A