皆さま、こんにちは。
つい先日のブログで、
仙台臨海鉄道のSD55 101号機の解体の様子をお伝えしたのですが、
それに続くかのように、102号機の解体作業が開始されてしまいました。
(SD55101号機の解体の記事)
外装のパネル、エンジンが外され、
102号機は確実に、その姿を変えていきます。
SD55 102号機といえば、
仙台臨海鉄道開業時からの生え抜きの1両で、
旧番号はDD55 2、
機関の換装により現在のSD55 102に改番され、
今日に至ります。
その102号機もついに終焉を迎えます。
思えば102号機は、先の大震災による津波被害により流失、
しばらくは被災した貨車らと共に、構内に放置されておりました。
やがて、覆いかぶさるようにいたタキ1000も撤去されたのですが、
102号機は起こされることなく、しばらく放置期間が続きます。
5月半ばに102号機は元の軌道に戻されるも、
その時のニュース報道では、いずれ解体処分されるという、
非常に寂しい内容のものでした。
先に解体されてしまった101号機は、
台車を残して全て撤去されてしまいました。
他の凸と同様に被災したのにも関わらず、
自走が出来るまでに復元されたというのですからすごいですね!
よく見ると、102号機の部品も流用されていたりして、
まるで他の凸の魂までも宿っているかのような、
そんな気すら感じさせられます。
仙台臨海鉄道の復旧はこの秋とのこと。
SD55 103号機には、
再建がが進む仙台臨海鉄道のシンボルとして、
1日も早く活躍する姿を見せて欲しいと思います。