皆さま、こんにちは!
いつものように、またまた中途半端な写真で申し訳ないのですが…
こちらは平成5年に酒田港駅で撮影した、
ワキ5000については改めて説明する必要はないと思いますが、
2軸のワム80000(ワムハチ)と同様に、パレット輸送を目的として国鉄時代に大量生産された有蓋車で、
JR移行時にも1,300両近くもの車両が残存しておりました。
本車は後に紙輸送用の室内整備を受けた車両で、車両番号も原番+30000に改番されました。
…で、今回はワキ5000がどうのとかいう話をしたい訳ではなくて、
番号の表記の位置のことなんですよ。
旅客車両が改造を受けて改番された場合には、
元の番号をキレイに消しとってから新しい番号が書き加えられるのですが、
貨車の場合には見た目はどうでも言いわけで、
上の写真のワキ5000のように、元の番号の左に”3”を書き加えただけの車両が多かったのですよ。
(3がはみ出そう~!)
番号が左に寄っていると「改造車」であることのヒントになるわけですね。
コキ5500の旧国鉄5トンコンテナ5個積み→新5トン4個積み改造 (原番+20000)
ヨ3500の2段リンク化によるヨ5000化改造 (原番+100000)
ワム23000の2段リンク化によるワム90000化改造 (原番+100000)
でも多く見られました。
今、Wikipediaで調べてみたら…
ワキ5000の残存車は1両のみだとか。
本当に寂しい現実です!(ノ◇≦。)