皆さま、こんにちは!
本当に暑い日が続きますね。
梅雨は相変わらず明けていないのですが、ひょっとして今年も、
「実は随分と前に明けちゃってたんですよ~」
みたいなことになったりして。
今降らない分を来週「どばっと!」ということは無しですよ、
お天気の神様。
来週末は夢と魔法の王国にインパしますから。
東北本線・桑折(こおり)駅です!
福島県と宮城県の県境駅です。
人口のさほど多くない集落にある、田舎駅という感じでしたが、
駅前はきれいに整備されており、
大変居心地の良い駅だったのですよ。
桑折駅は東北本線の前身である日本鉄道が開通した、
明治20年に開業した、伊達郡ではもっとも古い駅です。
開業当時は、福島駅と白石駅の間にある唯一の駅で、
駅舎の大きさは、
地元の皆さまの、桑折駅に対する期待の大きさ、
そのものに感じました。
七夕飾りが大変素晴らしすぎる!
お邪魔した日は7月15日だったんですけど、
七夕って終わってません?
仙台七夕も8月だからいいのかな?
ひょっとしたら地域特有の事情があるのかも知れませんね。
それにしても、わずかな数の職員さんしかいない駅なのに、
乗降客を暖かく迎え入れようとする姿勢には頭が下がる思いです。
吊るされた風鈴、いいわぁ~
「真心サービス」「交通安全」など、
現場からのメッセージがいっぱいでしたっけ。
広い構内にも関わらず、一人で独占しちゃった桑折駅構内。
ここは天国か、オアシスか、癒しの地か、はたまた桑折駅か。
今回も見つけましたよ、歴史ある古レールを!
「UNION D 1886 N,T,K.」の彫りが。
以前紹介した福島駅 と同様にドイツはウニオン社のものですが、
なんとこちらは1886年(明治19年)製。
東北本線の前身である旧・日本鉄道が、
黒磯~塩竃間を開業させた年が1887年ですから、
まさにその当時のレールと考えてもおかしくはないかと。
「KRUPP 1885 N.T.K.」
ドイツ・クルップ社の古レールで、1885年(明治18年)製。
「BARROW, STEEL, SN 166 1893 IRI」なんてのもありました。
こちらは英国・バーロー社製のレールです。
第二次世界大戦で衝突した2国産のレールが
ここでは仲良く手を取り合っているわけですね。
すみません。知っている方、これが何か教えてください。
ちなみに同じものが、近隣の駅にもありました。
入場券を購入して駅構内で30分。
時間があれば、もう少しこの場所にいたかったなぁ。
そんな気持ちに思わされた桑折駅でした。
東北本線
↑(郡山駅方面)
福島駅
東福島駅
桑折駅(平成21年7月15日)
白石駅
大河原駅
船岡駅
岩沼駅
館腰駅
名取駅
南仙台駅
太子堂駅
長町駅
仙台駅
↓(盛岡駅方面)