皆さま、こんにちは!


本当に暑い日が続きますね。


梅雨は相変わらず明けていないのですが、ひょっとして今年も、

「実は随分と前に明けちゃってたんですよ~」

みたいなことになったりして。

今降らない分を来週「どばっと!」ということは無しですよ、

お天気の神様。

来週末は夢と魔法の王国にインパしますから。


今回は風情ある駅舎を持つ、こちらの駅をご紹介いたします。

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925b

東北本線・桑折(こおり)駅です!


福島県と宮城県の県境駅です。

人口のさほど多くない集落にある、田舎駅という感じでしたが、

駅前はきれいに整備されており、

大変居心地の良い駅だったのですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925a

桑折駅は東北本線の前身である日本鉄道が開通した、

明治20年に開業した、伊達郡ではもっとも古い駅です。

開業当時は、福島駅と白石駅の間にある唯一の駅で、

駅舎の大きさは、

地元の皆さまの、桑折駅に対する期待の大きさ、

そのものに感じました。



次に、駅舎の中を覗きます。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925c

七夕飾りが大変素晴らしすぎる!

お邪魔した日は7月15日だったんですけど、

七夕って終わってません?

仙台七夕も8月だからいいのかな?

ひょっとしたら地域特有の事情があるのかも知れませんね。


それにしても、わずかな数の職員さんしかいない駅なのに、

乗降客を暖かく迎え入れようとする姿勢には頭が下がる思いです。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925d

吊るされた風鈴、いいわぁ~

「真心サービス」「交通安全」など、

現場からのメッセージがいっぱいでしたっけ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925e

広い構内にも関わらず、一人で独占しちゃった桑折駅構内。

ここは天国か、オアシスか、癒しの地か、はたまた桑折駅か。



今回も見つけましたよ、歴史ある古レールを!

場所は例のごとく跨線橋にありました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925f

この跨線橋に近づいてみますと…
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925h

「UNION D 1886 N,T,K.」の彫りが。

以前紹介した福島駅 と同様にドイツはウニオン社のものですが、

なんとこちらは1886年(明治19年)製。

東北本線の前身である旧・日本鉄道が、

黒磯~塩竃間を開業させた年が1887年ですから、

まさにその当時のレールと考えてもおかしくはないかと。


その他にも、まだまだありまして、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925g

「KRUPP 1885 N.T.K.」

ドイツ・クルップ社の古レールで、1885年(明治18年)製。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925j

「BARROW, STEEL, SN 166 1893 IRI」なんてのもありました。

こちらは英国・バーロー社製のレールです。

第二次世界大戦で衝突した2国産のレールが

ここでは仲良く手を取り合っているわけですね。



最後にこちら、下り線のホームにあったこれ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0925i

すみません。知っている方、これが何か教えてください。


ちなみに同じものが、近隣の駅にもありました。


入場券を購入して駅構内で30分。

時間があれば、もう少しこの場所にいたかったなぁ。


そんな気持ちに思わされた桑折駅でした。



東北本線


↑(郡山駅方面)

福島駅

東福島駅

伊達駅(平成21年7月13日)

桑折駅(平成21年7月15日)

藤田駅(平成21年8月18日)

貝田駅(平成21年8月18日)

越河駅(平成21年7月13日)

白石駅

東白石駅(平成21年8月2日)

北白川駅(平成21年8月2日)

大河原駅

船岡駅

槻木駅(平成24年9月16日)

岩沼駅

館腰駅

名取駅

南仙台駅

太子堂駅

長町駅

仙台駅

↓(盛岡駅方面)