作者コメント

構成に工夫した作品です。今まで公開した中で一番「詩」らしい作品です。


     ☆指が触れた


俺の指が触れた。彼女の髪に。
二人は思い出した。彼らが名づけた物を。


俺の唇が触れた。彼女の心に。
二人は忘れた。この世の全ての虚しいものを。


俺の心が触れた。彼女の真実に。
二人は、もう何も考えなかった。


俺の全身は触れた。彼女への愛の奥義に。


二人は、ゆっくりとその眩い愛のヴェールを紐解いていった。


     END


作者コメント

理髪店で髪をといてもらうと、気持ちいいです。

自分で、といても気持ちよくないのが不思議です。