先週、今週と、台風の影響による雨が続いています。
二百十日、二百二十日という言葉を聞くことも少なくなりましたが、ちょうどこの時期は台風の厄日なので、暦通りということになりますね。
今週は月曜から、「天一天上」に入っています。
29日までは、家の造作は控えて清浄に保たなくてはならない期間です。
そして、29日は「秋の戊申」なので「天赦」です。
ほかの凶日に当たっても忌むに及ばずとされ、何をしても諸災を除く大吉日です。

実は、このブログのタイトルの「天一天上天赦」は、これらに由来したものです。

私は、特定の宗教やオカルトに固執したりはしませんので、他人に押しつけたり勧誘することもありません。
日本人に多く信仰されている仏教の各宗派で採り入れられ、祖先から脈々と伝わってきた暦を、迷信とするか、信じるかは、各自の自由です。

前回の東京湾の地震が起きる日を予測出来たのも、科学的データだけでなく、暦を加味したからです。
心配している次の地震も、25~27日頃に起きなければ、当分大丈夫だと思いますが、どうでしょうか。
27日は「仲秋の名月」ですが、少し気がかりです。
今日(9/11)は、「二百二十日」でした。
台風の厄日とされますが、今回の台風はまさに大きな被害をもたらしました。

幕府による幕末の公式な気象記録は、第二次大戦の際に気象庁への空爆によって失われたそうですが、庶民の日記などによって、窺い知ることが出来ます。
江戸時代の記録をみていくと、ちょうどこの時期に、台風と思われる大雨や大風によって、江戸を含む武蔵国や流山を含む下総国も、幾度となく洪水に見舞われているのが分かります。
江戸では、高潮による河川遡上もあったようです。

今は、利根川水系のなかでも、江戸川・中川などの治水は春日部市に大きな地下トンネルが作られるなどして、下総・江戸方面では大きな水害はなくなりましたので有り難いです。
鬼怒川方面の治水工事も、徐々に進められているのですが、今回はちょっと残念なことになりました。
私には力もなくどうしようもないことばかりですが、オリンピックの施設やインフラ整備が行われるなかで、東北の復興や、危険地域の安全対策など、優先すべき土木・治水事業とのバランスも重要だと思います。
関連記事を、新選組流山隊隊長日記にも書きましたので、ご興味のございます方はご覧くださいませ。
→ 『新選組流山隊隊長日記』 「重陽節句と二百二十日」
今日から「仲秋」、そして「白露」、「草露白」です。
「暦の上では、仲秋になりますが、まだまだ残暑が厳しいので・・・」と、例年なら言っているはずですが、今日は10月下旬の気温とか。
今年は天候不順が多いですね。

二十四節気の「白露」は、草木の葉に付いた露が、白く光って見えるようになり、秋めいてくるという意味。
七十二侯では、「草露白」です。
一般には、「くさのつゆしろし」と読まれますが、江戸時代には「そうろしろし」と読んでいました。
意味は、「白露」と同じです。

ダブル台風の影響で、草の露どころか、本格的な雨降り。
今日は、「二十六夜待」なのに、月も見られませんね。
幕末に高輪付近で開催されていた納涼イベント(?)、「二十六夜待」については、「新選組流山隊隊長日記」で紹介しています。
ちなみに「仲秋の名月」とは、「仲秋」の8月15日(旧暦)なので、新暦では9月27日になります。
この日の夜は、赤坂界隈の予定。
お月見、できるかな。