「ここのワサビ農場はただのワサビ農場じゃないんです」
《冥界の守り人》が《神の御鏡》に言った言葉
大王わさび農場は
長野県安曇野市の観光地
美しい風景のわさび農場のそばに
レストランやお土産屋売り場があります。
そして伊勢神宮に奉納するわさびを作っています。
《冥界の守り人》がただのわさび農場じゃないといったのは
わさび農場の中に八面大王を祀る
大王神社があるからです。
多くの貢物を強いられ苦しむ民のために
朝廷と戦った八面大王は
敗れて鬼と呼ばれます。
地域の民を守るために
鬼のように強く
勇敢にたたかったからなのだと思います。
時空を超えて神と人の御霊を映し出す《神の御鏡》
霊と遊び冥界からの声を伝える《冥界の守り人》
情報を呼びエネルギーを読む私《アカシック司書》
🐉私の龍の絵があなたの心に
勇気と希望の炎をともし
守護する存在になりますように
の3人のミラクル旅の話💓💞
これまでのお話
大王わさび農場の入り口に
鬼の像があります。
魏石鬼八面大王（ぎしきはちめんたいおう）は
東北へと進んでいた
坂上田村麻呂が率いる
軍の貢物に苦しんだ民を守るために
朝廷軍とたたかったのです。
あまりにも強かったので
鬼と呼ばれるようになり
死後遺体は生き返らないように
分けて埋められました。
大王神社は
八面大王の胴体が埋められたといわれています。
きれいな水を川からひいた
浅瀬にわさび農園が作られています。
澄んだ空気と
キレイな水の流れの音と揺らめく光があふれる風景に
心が癒されます。
わさび畑を見ながらを中を歩いていると
八面大王が最後に立てこもったという
魏石鬼窟を再現した洞窟があります。
開運スポットになっています。
そしてわさび農場を豊かに潤す湧水に
触れることのできる
小さな滝があります。
わさび農場ののどかな情景と
周囲に連なる山々に
自然の豊かさを感じて
ココロ満たされる時間でした。
大王神社は
聖なる空間で、鬼を鎮めた場所というより
安曇野の豊饒を祈る場所でした。
八面大王の願いは叶ってます。
水のあふれる豊かな場所ですが
龍神さまはわさび畑の上には
いらっしゃらないようです。
山高く空も大きく
天につながっているようですが
大地のエネルギーが強いのです。
もぞもぞを大地の中を動くエネルギー
ワサビのようでもあり
モグラのようでもあり
モグラは土竜って書きますよね（笑）
大王神社の前のカフェで一息
お茶を飲みました。
わさび農場の中には
他にもいくつかレストランがあるんですよ
わさび農場での時間は
静かで豊かでゆっくりと過ぎて
ご褒美をもらったような時間でした。
その時は悪夢を見るとは思っていなかったのです。
次回は悪夢の場所だった有明山神社のお話を最終回です。
龍神アート作家杵築乃莉子
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