住吉大社の正式参拝の最中に深い深い海の中が見えました。
亀なのかエイなのか広い背中に乗ってゆったりと海の中を進みます。
繊細で薄い膜のような降り積もった層を感じました。
繊細だけど層が厚い層
これが歴史なのでしょうか
そして太鼓の変調に合わせて
男神さまが舞い始め、周りを明るく楽しく照らし始めました。
最後にご神職がコロナ除けの祝詞をあげてくださいました。
待合室にあった
「ともに祈ろう」のポスターを思い出して
皆様の災厄除けを祈りました。
🐉私の龍の絵があなたの心に
《住吉大社》
住吉大社はおよそ1800年前に
神功皇后によって創建されました。
今は街中ですが
当時は海のそばだったと思います。
ご祭神は住吉三神と神功皇后
4つある本宮に1柱ずつを祀っています。
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第一本宮：底筒男命（そこつつのおのみこと）
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第二本宮：中筒男命（なかつつのおのみこと）
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第三本宮：表筒男命（うわつつのおのみこと）
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第四本宮：神功皇后（じんぐうこうごう）
ホームてページの画像をお借りしてその上に番号を振りました。
建物は住吉造
4つの本宮は一直線プラスアルファ
珍しい並び方をしています。
本宮は20年に一度、遷宮をするのだそうです。
次は10年後
屋根の上にある千木の形で
祀られているのが男神さまか女神様かがわかるんですよ。
天に向けてとがっているのが男神様
地に水平なのが女神さまです。
写真だと右のお社が水平なので女神様（神功皇后）
を祀っています
鳥居も住吉鳥居
角柱なんです。
《ご神徳》は
住吉三神はイザナギさまが禊をしているときに生まれました。
なので禊のお役目もあるのです。
海の神さまなので航海安全の神さまです。
底筒のつつは星のことなのだそうです。
航海の道しるべの神さまです。
そして大漁の神さまでもあります。
《男神様が舞うかっぽれ誕生の地》
正式参拝をさせていただきました。
祈願は心願成就
「私の龍の絵が皆を幸せにする神さまの仕事を手伝います」
海を守る男神さまなので
荒々しいエネルギーだと思っていたのですが
優しく柔らかい。
そして深い
祝詞の間は目をつぶっていました。
亀なのかエイなのか広い背中に乗って
ゆったりと海の中を進みます。
「竜宮城へ行くカメみたい」
そんな風に思っていると
祝詞が終わり
巫女舞が始まります。
「トントントコト トンコトコ」太鼓の調子が変わると
男性が片足を上げてトントントンと
また反対の足を上げてトントントンと
リズミカルに動き
手は指で両方の袖をつかんで
踊っているイメージが視えてきました。
陽気な踊りを見ていると
自然と顔がほころび
頭の中は
「タイやヒラメが舞い踊り～
竜宮城に来て見れば～」と歌が聞こえます
目の前は女性が舞っているのに( ﾟДﾟ)
「神さまが踊っている」って感じました。
不思議に思っていたのですが
ブログを書くため調べ物をしていると
住吉大社《かっぽれ》の誕生の地だとわかりました。
住吉大社のお田植祭の時に踊る
住吉踊りがかっぽれの起源なんだそうです。
そういえば似てるかも
心に見えていたのは
巫女舞というより
お祭りの踊りっていう感じだったのです。
撤饌をいただきました。
おぼろこんぶは
大阪らしいって思ったんですが
（大阪の人は昆布好きです）
海のお供物をいただいて
やっぱり海の神社なんだなぁっと思ってなんだかうれしくなりました。
次回は龍を感じながらご神徳とご神木をめぐります。
注：今回の住吉大社はいつもに増してご神木の写真が多く、
ご案内に使える写真が少ないので
自分で撮影した写真以外にもフリー素材を使用していますm(__)m
龍神アート作家杵築乃莉子
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