★ギャラリーレポート★

 

写真家の神田壮亮さんが、アメリカの競馬場で撮影した写真展を開催しています。
東京・四谷のGallery Niépce (ギャラリーニエプス)で、11月24日(月)までです。




昭和の時代、日本の競馬場は耳に赤ペンをさした男性でいっぱいでした。

神田さんは当時、そんな競馬場の柵の外でコソコソと写真を撮っていたそうです。
写真を撮っていると、「邪魔だ!」と怒鳴られてしまうお金のためのギャンブル競馬。

神田さんは、もっと文化的、イベント的な競馬にロマンを求めて渡米します。



競馬場と歴史ある美大があるメリーランド州を選び、留学生となった神田さん。

学業と競馬場通いを両立させます。

プレスパスを発行する見返りに結果を求められ、神田さんは昼夜を問わず写真と向き合いました。



その後は人との出会いを通して、神田さんは写真家として生活してきました。

今回の展示はフィルムカメラで撮影したもので、プリントにも注目です。



展示会場で、神田さんが展示写真と一緒に収まるようにポーズをしてくれました。
こんな風にテレビで競馬中継を見ていた人、いましたよね?



■神田壮亮写真展 「競馬主義」 (-大越正実追悼-)
【会期】2025年11月19日 (水)- 11月24日 (月) (入場無料)
※写真展はやむ得ず、 中止・変更させていただく場合があります。
【時間】10:00-17:30
【会場】Gallery Niépce ギャラリーニエプス
(東京都新宿区四谷4-10-1 メイプル花上 2F )
【URL】https://www.niepce-tokyo.net

 

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