現在、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のケリス・ウィン・エヴァンスの個展『「L>espace)(...」』を観てきました。ちなみにespaceの上には横棒があります。

 エヴァンスはネオンを使った作品を手掛けているそうです。本作も、といいたいところですが、あいにく真昼間に行ってしまったので、せっかくのネオンサインも効果半減です。

 とはいえ、ご覧の通り、エスパス ルイ・ヴィトン東京の解放感あふれる展望を存分に生かした展示となっています。晴れた日の青空を眺めながら見る作品も格別です。

 手前にあるシャンデリアはわかりますが、その奥にあるタコの足みたいな展示物は何だかわかりますか?

 この正体は一種の楽器なのです。会場全体を低く流れる音楽があって、てっきり環境音楽かと思っていたのですが、実はこの装置が奏でていたのです。装置的に言うと、フルートのような管が何本も繋がっていて、そこを空気が流れるときに音を奏でているようです。

 あとは右奥の松もいい感じに置かれていますね。ワンポイントアクセントのように。

 エスパス ルイ・ヴィトン東京は20時までオープンしているそうなので、夜も行ってみたいものです。

エスパス ルイ・ヴィトン東京
ケリス・ウィン・エヴァンス 個展「L>espace)(...」
は2024年1月8日まで開催中です。
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