今回はちょっと軽めのネタです。東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の「日本のアートディレクション展2020‐2021」を観てきました。

 本手は2年ぶりの開催です。昨年はコロナ禍のため中止となりました。したがって2019年5月から2021年4月までの2年間に発表された応募作品約10,000点の中から、ADC会員81名の審査による受賞作品を紹介するものです。


といってもADCグランプリは佐藤可士和氏。


 ADC会員賞が石岡瑛子氏と永井裕明氏という順当ぶり。さらにもうひとつの会員賞は原研哉らと無印良品。ノミネート作品がミナペルホネンこと皆川明氏といったお歴々です。

 私はこれらの方々が賞を授与されることに異論はありません。それぞれすばらしい活躍をされている方々です。余りにも順当すぎて、何の文句もいいようがありません。

 賞はもちろんすぐれた作品に与えられてしかるべきですが、上記の方々はもはや殿堂入りなのではないでしょうか。

 なお本展はギンザ・グラフィック・ギャラリーとは別に、銀座8丁目のリクルートビル1階クリエイションギャラリーGBで一般作品が展示されています。そちらも逃さずご覧ください。

「日本のアートディレクション展2020‐2021」は11月30日まで開催中です。
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