March1,2019 vol.14
ヌーのリーダー的存在
私はartticを設立してから8年間、勘を頼りに試行錯誤を繰り返し経営をしてきました。
まだまだ未熟な勘ではありますが精一杯研ぎ澄ましているつもりでございます。
数字ばかりの書類を目に通すコトも、情報に左右されるコトもほぼなく、私自身がこれだと思うことを信じて突き進む、そんな経営を続けてまいりました。
このような未熟な経営者の私を支持してくれるスタッフには本当に感謝の気持ちしかありません。
ところで皆さんはヌーという動物をご存知でしょうか。
南アフリカのサバンナに生息する牛科の草食動物です。
水飲み場や草原を求めて何十万頭もの数で大移動を繰り返します。
ヌーの大群が次の水飲み場や草原に出会うことは先頭を行く一頭のヌーのリーダーの勘に全てかかっています。
ヌーのリーダーは何十万頭の命を自らもつ勘だけを頼りに毎日突き進むのです。
そのプレッシャーというのは計り知れないものだと思います。
人間ならば、ネットで調べて食べログを見て、口コミをチェックをしてから目的地に向かうことは、最早当たり前の時代になりました。
勘に頼る必要が無い分、考える時間が行動を鈍らせます。
グローバル化した世の中だからこそ情報の価値はとても大きいものだと私自身感じております。
しかしそんな時代だからこそリーダーとしての勘を磨くコトが情報より一歩先を行く武器になると私は信じて、ヌーのリーダーを見習って勘を毎日研ぎ澄ましております。
毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対つかめない。
羽生善治
リーダーシップとは人を動かす、先を読むことだと私は思います。
考えなければいけないことは現状より先のことなんだと8年間で学ばせて頂きました。
これからartticを共に作っていくスタッフにはリーダーに相応しい才能を持った子で溢れています。
4月には8名が新入社員として入社します。
ヌーのリーダーの様に新しい子達の道しるべになる存在であってほしい、そのように思っております。
ありがとうございました。