目指せ完走!UTMF・STY対策!~防寒対策編~その3 | アートスポーツ トレイルランニングBLOG

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前回から更新が遅くなってしまいましたが、私も着々と大会の準備を進めています。

 

雪がいいので滑ったり歩くの楽しいので、

遊んでばっかりでトレーニングできてないなんてことはないですよ笑

 

 

最近は帰宅ランの回数や距離をの増やしたり、ロードバイクで通勤したりしてトレーニングしています。

 

先日夜走っていて外気温を見てびっくり3℃!

ほぼ無風だったのですが、走っていてもすこーし肌寒く感じました。

これで疲れた2日目の夜で風が吹いていたらと考えてすこし怖くなりました。

 

そんなわけでしっかり準備をしようと再認識しました。

ということで↓

 

目指せ完走!UTMF・STY対策!

準備に取り掛かる前に

防寒ウェア(インサレーション)

防寒ウェア(レインパンツ)

防寒ウェア(レインジャケット)

必携品(サバイバルブランケット)

シューズ

 

前回に引き続き今回はレインウェアのジャケットについてご紹介していきます。

選ぶポイントはレインパンツ編で紹介した内容とほとんど同じです。

「悪天候または、冷え込みの激しい際に着ながら長時間活動しやすいもの」という観点で紹介していきます。

 

 

レインパンツ編にて紹介したノースフェイスのストライクトレイルパンツですが、もちろんジャケットもあります。

 

ノースフェイス

「ストライクトレイルフーディ」

¥19,000+TAX

110g

 

 

こちらのジャケットも超軽量でしかもパンツと同じく3層構造になっています。

 

そもそも「3層構造ってなに?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

これはその名の通りレインウェアの構造を示しており、主に3層構造と2.5層構造の二種類が存在します。

『外側の表地+中間層の防水素材+内側の裏地』が3層、『表地+中間層+裏地を省いてコーティング処理したもの』が2.5層と呼ばれています。

 

(※他にも『表地+中間層の2層に中間層にラミネートしていない独立した裏地付き』の2層+裏地と呼ばれる構造や、最先端のゴアテックス・シェイクドライという、『表が防水素材(ゴアテックス膜)むき出し+内側はコーティング処理』の1.5層というものも存在します)

 

さて、それを踏まえ3層構造のレインウェアの裏地についてです。

この裏地は不快に感じない程度に細かい凸凹した形状になっています。これにより肌への接触が面から点になり、更に裏地自体が吸汗してくれるので、汗ばんだ肌に生地がベタベタ張り付かず快適に行動できます。

 

前回紹介したストライクトレイルパンツ内部の写真

 

最近では裏地に特殊なプリントを施すことにより凸凹感を実現した2.5層の製品も増えてきていますが、これはあくまでプリントなので保水せず汗を吸って拡散することが出来ません。まとめると、3層構造では汗をかいた場合のウェア内部に水滴が残る感じを少なくできるのです。

 

ストライクトレイルフーディは極薄で110グラムと超軽量にも関わらずしっかり3層構造なので、発汗量が多く軽量化を図りたいトレイルランナーにはまさに打ってつけのレインウェアと言えるでしょう。

 

透けるぐらいの極薄3層構造です。

コンパクトになるので、レースだけでなくプライベートのトレイルにも大活躍。

私も秋のプライベートトレイルやIZU TRAILやSPA TRAILやSTYなどいろいろなレースでも活躍してくれました。

 

 

武内アウトドアアパレルバイヤー

おすすめポイント!

「最早ウインドシェルと見間違う程の軽量コンパクト性でいながら防水でしかも3層。しかも2万円アンダー。発売当初は衝撃が走ったことをよく覚えています。間違いなく軽量レインウェアに革命を起こした逸品だと思います。」

 

 

 

 

寒がりの方、完走目標の方に!

ファイントラック

「エバーブレスレグンジャケット」

¥18,000+TAX

240g

 

レインパンツ編ではファイントラックのエバーブレスフォトンパンツを紹介しましたが、今回は別シリーズ「エバーブレスレグン」のジャケットをご紹介します。

レグンジャケットはフォトンジャケットの横ストレッチ130%に対し124%とやや劣るものの、表地はフォトンの15デニールに対し30デニールと厚く耐久性を上げながらも、フォトンより軽く仕上がっています。

 

その差はフォトンが3層構造なのに対してレグンが2.5層で作られているからです。先ほどのストライクトレイルフーディの紹介で3層構造の良さについて説明しましたが、ファイントラックの2.5層構造は「エバーブレス3D」という技術により裏面に立体的な3Dドットの凸凹を作り、肌との接触面積を減らし張り付き感を軽減することに成功しています。

 

また、2.5層構造という事は裏地(内側)がプリントになっていますので、前述した通り汗をかいた際内側に水滴が溜まってしまうデメリットがあります。ただし、2.5層にはデメリットだけでなくメリットもあります。保水する層がないということは水分を拭き上げればすぐにドライになるということなので再び透湿しやすい状態に簡単に戻すことができ、機能低下や凍結防止にもなります。また、2.5層にすることによりフォトンジャケットに比べ約40gも軽量になり、収納時のサイズもコンパクトになります。

 

そしてストライクトレイルフーディの表地の7デニールよりも厚い表地のレグンジャケットは断熱性にも優れ、悪コンディションの際には特に頼もしい見方になってくれることでしょう。

更にインサレーション編で紹介した「ポリ2」(ファイントラック・ポリゴン2ULジャケット)と組み合わせて着ることにより「リンクベント」という機能を効率的に使うことができるのもポイント!

 

ベンチレーションを開くことによりベースレイヤーまで通気を阻害するものが無くなり、蒸れを解放します。

 

武内アウトドアアパレルバイヤー

おすすめポイント!

「徹底的な軽量化が進み100g台の超軽量レインジャケットを各社がリリースする中、レグンジャケットは240gで『超』軽量とは確かに謳えないかもしれません。しかし、30デニールの表地の強度、ストレッチ性、ベンチレーションを備えたトータルバランスの良さは唯一無二。このスペックで2万円を下回るのも大きな魅力です。更に、ハイキングやファストパッキングといったトレイルラン以外の山の遊びにも安心して流用でき、沢登りやクライミングに使っている方もいる懐の深さも見逃せません」

 

 

今回モデルをやってくれた都倉は今年のハセツネ70kに参戦予定!

ロングの挑戦を考えているかたはぜひいろいろご相談下さい!

 

次回 必携品小物 サバイバルブランケットにつづく

 

僕は明日高尾山で練習に行ってきまーす!

アートスポーツ・ODBOX本店 若林